大変ご無沙汰しておりました.
去る8月から,西日本豪雨関係のお仕事で2ヶ月ほど
引っ越したハズの広島に缶詰でお仕事
あれぇ?おっかしーなー?
っていう2ヶ月を過ごし,休みもロクにもらえず
40連勤ぶちかまされたときは頭がどうにかなるかと思いました.
国○交○省さんほんと堪忍してください・・・・・・・
人間,休みも無く働いてると
猛烈に判断力が低下し,日々の洗濯や自炊程度でも
信じられない判断を下すということを身を持って体感しました.
洗濯機にポカリスエットを注いだのは未だにどうしてだか
自分でも説明ができません.
実は,この出張に行く前,1台のクルマ(中古車)を購入いたしまして.
なもんで,お店には大変ご迷惑おかけしました・・・・・・
出張の間,ずっと預かってもらって,このたび
出張が明けたこともあって,納車の運びとなりました.
プジョー206RC'03
買っちゃいました!
いやまーなんつーか,勢いだったんですけど
東京に居を構えたらクルマ買うつもりだったのもあって
見に行った先で即決したのがこの206RC
15年落ち(FABナンバーから調べたら03年7月24日に英国レイトン工場で製造)なんですが
塗装も綺麗,ってもまぁクリア層に浮きがあったりしますが
それでも赤い車が15年経って写真で撮ったら解らない程度に綺麗って中々だなーって
お値段はコミコミ80万,年式にしては高い総支払でしたが
なんか勢いついちゃってたんで,行っちゃったんですよねぇ.
で!
W124を手放してから,早いもので6年も経って漸くクルマも手元に戻しました.
という訳なんですね!
買った理由は他にもあります.
21世紀最初期の,この手のクルマに乗るには,もう今しかないだろう.
というのが理由のもう一つだったりします.
4m未満の全長,1.7m未満の横幅のコンパクトカーに
何をぶっ飛んだか2リッター4気筒へメカクローム社がちょちょいのちょいしたヘッドを与え
それを5速MTで走らせる.
もう出せない系統のモデルになります.
いうなれば,20世紀のクルマ趣味のエッセンスを垂らしこんでるというか
今のご時世にあっては,非効率的だし,非経済的,そして非現実的.
あ,そうだタイヤが4つ付いたバイクだコレ
クルマ好きを自称するからには,乗っとかな!という自分の思いも載せています.
もっと言えば,00年~02年のWRCでマニュファクチャラーズタイトルを3連覇
00年,02年には同車を駆ったマーカス・グロンホルムがチャンピオンになるなど
206はそのモータースポーツ史も確固たるものがあります.
まぁでも思います.
いくらバッキバキに改造してるとはいえ,このコクピットにグロンホルム良く乗ってたな・・・
と
彼とても長身なので,175cmの座高高めな私でも割と・・・・な感じなんですが
シートポジションも違うでしょうし,そもそもWRカーなので
シート位置も後ろになっている事と思いますので杞憂ですかね.
昨日受け取ってから,1日中走り回ったので,15年落ちの206RCはどうだったか
硬い・重い・速い
足です,脚が
硬い,いやそりゃーおめー40の扁平タイヤは
それはそれは,ゴトゴトと賑やかしい事この上ないし
幼稚園のオーケストラも標準装備.
ただですねー無用な突き上げをしないのは驚きました.
ゴトゴトしているのだけど,嫌なところは吸ってくれてるあたり
自分で後から車高調変えてブレース組んでガッチガッチやぞ
という訳じゃないのは流石メーカー品.
なにぶん驚いたのは,この日,夜に首都高へあがり
友人とプチミをしてて,友人はレーシングドライバー.
そりゃー乗ってみてみて!と試乗をしてもらい
浜崎橋JCTをC1外回りから,新環状左回りへ続く際に通る
あのちょっとしたクレストを,1回でスゥっといなしていくわけです.
他のクルマで浜崎橋JCTを走った時は,縦方向に2回~3回は
ぽんよりするもんで,ボディ全体で吸って落ち着かせるような感じですが
206RCはまさに脚だけで殆どをこなして見せ,ボディは手を添えるだけ.みたいな
(安西先生!俺バスケがしたいです!)
固めた猫足は流石なのか,脚がしっかり動いてる感!がなんかびっくりで
思わず社内で二人そろって
いなすね~!
とハモったぐらいです.
でも確かに,山手トンネルのいくつかのコーナーもまさしくオン・ザ・レール
60km/hで流してれば,いやな横揺れは非常に小さく
無用な三次元的ロールセンターの暴れを見せません.
これが初めてのフランス車ってことでいいのだろうか.....
高速道路は実に快適で,5速からでもしぶとく加速していくので
エンジンの扱いやすさにもこれまた好印象.
15年落ちなのに結構イイ感じなのは,購入直後のクソ甘い評価が
大部分を占めてはいます.
友人のA4は,助手席で横乗りさせてもらい,206RCとA43.2の助手席比較もやりました.
やはり,A4は全体の塊感がよろしく,車重も含めてトータルで地面を掴むカンジ
シャシーもサスもボディも,同調した仕事の上に味付けが現れる.
W124もこんな感じだったな~って若干の懐かしさも覚えました.
206RC比で500kgほど重いでしょうから,しっとりさが断然上です.
んなこたぁ当たり前だろって?たしかに~☆
あ,でもこの型のA4,V6を縦置きってのは感激しましたね~
縦置き!?マジで!?って思いましたもん.
8NのTT3.2の横置きの感じを想像してたのでオレちゃんビックリ.
大分ハナシが逸れました,で
重いとは何か.
ステアリング!
据え切りしちゃいけない据え切りしちゃいけない.
それを意識して,少しでも動かしてステアリングを操舵するわけですが
タイヤの太さもあって,重くね!?という事実に
世のスポーツカー乗りは本当に逞しいなと感心しきり.
自分のスポーティコンパクトハッチでさえ,重くてなかなかやってくれるじゃないの
と思ってるのに,235とか245とか太いの履いてるのはどうなってしまうのか.
肝心の自宅の駐車場が超狭い道路に面してるので,いささか不安を感じたのですが
車体の小ささに大いに助けられ,駐車は問題なくて一安心.
むしろV7IIとのスペース共有でも206RCのサイズ感はドンピシャ!
本当にいい車種選択したわぁ~と思います.
そして
速い,ソレカラドシタノ
これはもうエンジンのパンチ力と,右足がそのまま即ドーン!みたいな機敏さ
兎角スポーティで,そこかしこがスポーティ,そこはかとなくなんて言葉はありません.
いやーV7IIの方が,断然おっとりというかコンフォータブルで
俺はやはり,タイヤが4つ着いた400ccクラスのSSを買ったのではないだろうか...
マフラーが変わってるので,2速で引っ張って高速に合流すると
ンフフフフフww
といささか表情がニヤつく嬉しい音がしてくるので,気分が高揚します.
206RCで始まった久々の4輪のある生活,もといV7IIと併せて6輪生活は
なかなか,キャラクターが逆じゃねぇか?という2台によって一歩を踏み出しました.
そして,乗り出してすぐ思ったことは
俺は206RCを乗り換えるときはAT車になるだろうな.
と直感的にそう感じました.
MTの感覚はV7IIの方が長く染みついていて,V7IIの間口の広い大らかな感じが抜けず
206RCのスポーティさが,面倒くさく感じる日がいつか来てしまうだろうな.
そう思ったのは不思議なものです.
良くも悪くも,W124もAT車だったし,欲しい欲しいと宣ってたMT車デビューが
あまりにも遅かったのかもしれませんね.
誰かのを借りてMT乗って,その一瞬は楽しいとこだけの切り取りなので
盲目的にMTがいい!ってなってたんだなと
そして早くもそんな考えに至ってしまうことを,歳か・・・・・と悲しくなったりwwwww
ゆーて,2年後にはなんて言ってるやら.
車検はまるまる2年あります.まずは2年間!206RCに遊び車っちゅーもんを
教わっていくことになります!
とりあえず21日は,フレンチブルーミーティングに行ってきます!
某赤い後期FACEが自慢のレガシィの某氏とhshsしてきます!
本妻のイタリア妻+側室のフランス妻
ラテン車デュオは,どんな景色を見せてくれるでしょうか~
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