赤ナマズ君のエンジン組み上げ作業の見学　その4

おはようございます。


午後の作業は先ずデスビを駆動させるシャフトの挿入で1番シリンダーの上死点でもう一度カムシャフトの確認をしてからシャフトを差し込んで行く作業です。

何度か修正しながら上の写真の様に収まりました。


その後はカムチェーンの装着でした。


今回交換パーツとしてオーバーホール用のタイミングチェーンキットを購入したので二本のチェーンの他にチェーンのガイドやテンショナーとそのブラケットやホルダーもすべて新しくできました。


先ずはガイドからです。





次いで短い方のチェーンを取り付けて、同時に長い方のカムシャフトへ続くチェーンも取り付けておきます。










テンショナーも取り付けてなかなか複雑な工程のように見えました。

テンショナーのブラケットの中に小さなスプリングを入れたままの状態で固定するなど写真では伝えづらい細かな作業が続きます。




多くの固定ボルトがありそれぞれを規定のトルクで締めてからフラットな板状のワッシャーの角を立ち上げての緩み止めの作業が続きました。


やっとチェーンの仮止めができてチェーンのカバーです。


ガスケットセットの中から必要なガスケットを出してカバーに付けます。






カバーを固定するとここの作業は一旦終わりです。



また裏返して今度はオイルパンです。


かなり大きなバッフルプレートを装着して固定してから、












オイルパンを被せてたくさんのボルトで規定のトルクで締めていき、
新生児なら沐浴出来そうなほどの大きなオイルパンでした。(^｡^)






2時間ほどでこの日の作業は終わりました。
続きは翌日の朝からとなりました。


まだ続きます。