セーフティドライブアドバイザー～懐かしの珍・先進装備たち(1)

技術者たちが真剣に考え、頑張って搭載した「世界初」「日本初」といった装備たち。今となっては笑いぐさ…というものも少なくありません。というわけで、珍車情報と平行して私の数少ない（!?）カタログライブラリの中からそういうものを紹介していこうかと思います。

第１弾はこいつ。「セーフティドライブアドバイザー」です。名前だけ聞くととてもカッコ良い装備ですね（笑）U11ブルーバードに用意されました。

運転時間とドライバーの操舵パターンから判断して、休憩を促してくれるという「世界初のお節介装備」です。

改めて調べてみたら、この装備のためにコントロールユニットが２つもあり、当時「なんでこれが電子制御３ウェイパワーステアリングとセットオプションなんだろう？」と思っていた疑問が今頃になって解けました。パワーステアリングのユニットから操舵パターンを拾っていたわけですね。

これが設定されたのが最上級グレードのマキシマルグランと2000SLX-G（前期）・1800スーパーセレクト（後期）。共に電子制御３ウェイパワーステアリング他とセットオプションです。注目すべきは2000SLX-Gというグレードで、あの2.0Lとはとても思えない（笑）CA20型を搭載しているレアグレードです。

のり番長がスタンザにこれをどうやって移植するか、楽しみにしています♪