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みやこしのブログ一覧

2010年04月30日 イイね!

HC34ローレルに乗る

HC34ローレルに乗る今回借りたのはC34ローレルです。

「すっきりが、いい。」として1993年1月にデビューしたC34ローレル。先代となるC33型の反省を基に、3ナンバー要件が緩和されたこともあってボディを3ナンバー化。とは言っても全幅は1,720mmに収まっており、「3ナンバーのための3ナンバー」という気がしなくもないです。

先代は趣味の良いインテリアが特徴でしたが、ピラーレスの4ドアハードトップのみで室内が狭いという意見も多数あったようです。C34の新車情報では三本さんが「この前のローレルは『あ、あそこの富士山が』と言って指差すと突き指する」みたいな言い方で室内の狭さを揶揄していましたし。時代背景から、あえてそうしていたんでしょうが…

市場の要望を基に、室内を広くしようとしたのは良いことだと思うのですが…登場したときには「なんだこれ…」と落胆したものです。

徳大寺の評価もケチョンケチョンで、「日産はなぜこのデザインで出したのか、これだったら旧型を継続生産してデザインをやり直すべきだった」「背が低いのに背が高いクルマの格好をしているからカッコ悪い」「日産は途中で開発責任者が代わることがあり、最初の主管と最後の主管の意見が異なってチグハグなデザインになったのではないか」との評価や推論を展開していましたね。

父も、C33までは全部のローレルに乗っていたローレル好きだったのに、このC34に関しては大して話題にすらなりませんでしたね…

C33の美点を全くと言っていいほど受け継いでいないC34、当然市場からも大不評。先代とは打って変わって全く売れず、急いでドリフトをしているCMを流してスポーティイメージを出し、2.0LのクラブSを出したり、プレマイナーして「走りたくなるデザインだ」という笑わせるコピー(ならねぇって)でクラブSターボを追加しましたがそもそもカッコ悪いことが原因なので状況は好転せず。

で、1994年9月に2年を待たずしてビッグマイナー。CMでも「ローレルのビッグ・チェンジです。」と、自ら前期を否定してかかったのでした。あの森進一が「♪チャッチャララ チャッチャラ」とビター・スイートサンバを口ずさむCMは衝撃でしたね(笑、ちょっとヴァージョンが違いますがこれ)さらに、当時すごい人気だった日産独占提供枠の「料理の鉄人」でも、C34後期は(なぜか)かなり力を入れて専用CMが流れていました。

前置きが長くなりました(汗)今回は「HC34」、つまりRB20E搭載車の黒という事前情報で借りることに。RBエンジン車ってほとんど乗ったことがなく、初の激安レンタカーで借りたR33も運転自体はほとんどしていなかったので気になっていたんですよね。それと、「廉価版」のイメージが強く、父が「走らないからイヤだ」とC33で匙を投げたRB20Eの実力ってどんなもんなのかと。

どうせ素のメダリスト、もしくはセレンシアだろうなと思って、初めて行くお店に迷いながら歩いていたら…黒ツートン、クラブSのアルミを履いたC34が見えました。「まさかねぇ…」と思ってナンバーを見たら「わ」ナンバー。しかもリヤスポ&リヤワイパー付き。クラブSだ~! と思って喜んだのは言うまでもありません。

手続きの段階になって「このクルマ、トランクが開かないんですけど…大丈夫ですか?」と。別に荷物を積もうと思って借りてはいないので、OKはしたもののそこで「ダメだ」と言ったらどうなったんでしょうね。なんちゅうクルマを貸すんだよと思って、鍵を見てみたらサブキーでした。なるほど。オープナーが空打ちするところから、オープナーキャンセルがかかっている状態でサブキーしかないから開かないと思い込んでるみたいですね。

トランクはともかくとして、困ったのがドアの鍵。運転席のドアハンドル周辺に怪しい跡があり、何かされたようです。借りた当初から手ごたえのない鍵だな~と思っていたら、最終的に開かなくなりました(汗)どうしよう…と考えて、助手席を開ければいいのか! と助手席から出入りをしましたけどね。

グラシアワゴンを借りたときにエンジンとドアの鍵が別々になっている例はありましたが、壊れそうな鍵の状態で貸されるのは勘弁して欲しいもんです。最近はクルマのクオリティが上がっていると思っていたのですがね。今回初めて行ったこのお店はまだまだのようです。

15年落ちでなんと走行24,500kmという個体。ただ、外装はそれなりでキャリパーやバッテリー置き場の底はサビサビだしタイヤも「FALKEN KID'S」っていう聞いたこともない銘柄のヒビ割れしているタイヤを履いていました。ここに来る前は仮にワンオーナーだったとしても、屋外に放置されて手入れはほとんどされていなかったんでしょうね。

さてさて、気になるRB20Eの性能ですが…思った以上に走ってくれました。スペックは平凡だしシングルカムだし…という悪い印象は乗ってみて払拭。むしろシングルカムだから扱いやすい性格で、直6を感じさせるイヤな振動の無さやスムーズな回転フィールを持っていました。出足のかったるさはそれほど感じず流れに乗れますが、上り坂にさしかかるとトルクの無さを痛感しましたけどね…3,000~4,000rpm辺りが結構美味しい領域なんですけど、このATのギヤ比だとそこを維持して積極的に走るのは難しかったです。普通に乗る分にはこれでも十分だろうと思った次第です。

静粛性の高さが印象的で、100のマークII乗りを乗せたら「うちのより静かかも…」と漏らしていました。でもタイヤがタイヤなんで、ロードノイズが目立つ目立つ。

足は意外に引き締まってるなと思っていたら、クラブSは全車スポーツチューンドサスペンションだったんですね。あくまでもローレルなんで乗り心地を大きく損なわない範囲でのスポーツチューンド、U14のSSS的なアプローチでいかにも純日産車という乗り味でした。ショックがクラブS全車共通になっているようですね。

シートやペダルの操作性に関しては残念ながら先日のA32セフィーロにはかなわず。その代わり、内装の豪華さやメーターのフォント(笑)はC34に軍配かな。国際戦略車と国内専用車の差でしょうね。

ちなみに燃費ですが、8.3km/lでこれも想像より走りました。さすがはRB20E。主に夜中の下道と首都高を少し走ったぐらいなので、条件は割と良かったとは思いますけどね。

クルマは「ボローレル」だったけど、RB20Eに対する悪いイメージはすっかり払拭された、有意義なレンタルでした(^^) 直6に乗りたくなっちゃいますね。

長距離ツアラーとして、先日のA32とC34を同時期のクルマとして比較すると…A32のがいいかなとは思いますが(汗)
Posted at 2010/04/30 20:59:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ
2010年04月28日 イイね!

今日の相棒はこれ!

今日の相棒はこれ!借りてみたいクルマがあったので、初めてのお店で借りて来ました。

15年落ちで距離24,000km強。外装は結構ボロいですけど…

私が一番好きなメーターのフォントを採用しているクルマです(^^) 久々に乗ったけど、このフォントいいわ~。

思ったより遅くはないですね。

これから走り回って来ます。
Posted at 2010/04/28 20:57:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ
2010年03月25日 イイね!

三度目のレンタル

三度目のレンタル通算3回目のレンタルとなる、スプラッシュ。

今回は道の選択を誤ったこともあるのですが、雨の中2時間半ほど渋滞路をノロノロ運転するハメになったので、今までとは違ったドライヴとなりました(復路は普通に走れましたが)。

これまでは比較的流れている道を走る機会が多かったので、何となく気にはなっていたんですけど…改めてペダルが左に寄り気味なのを痛感。アクセルとブレーキの踏み換えが多いと気になって来ます。

ペダルのオフセットと言えば、バモさんを思い出す訳ですが…セミキャブの軽と比べてはいけませんよね。

でもシートの出来が良いので、救われていると思いますね。若干足がだるくはなりましたけど、グッタリ感とは無縁でした。

やっぱりシフトノブの位置が絶妙で、CVTの「D-S」レンジの移動が手首のスナップで出来、それなりに走ってエンジンブレーキも使えるSレンジが活用しまくれるのは本当に楽しいです。

この値段でこれだけ走りが楽しいクルマ、貴重ですよ。

今回は雨の中ずっとエアコンONで、しかも延々渋滞の中を50kmほど走るという劣悪な条件だったので燃費は9.4km/l(燃費計は10.9km/l)程度とやっぱり悪かったです。

乗って楽しいし、お値段もリーズナブルなんですが…今時のコンパクトカーとして考えると燃費性能だけがイマイチなんですよね~。師匠のスイスポはコンスタントに12km/l台をマークするから性能と燃費のバランスは驚異的(同じテンロクとしてVZ-Rの頭があるから)だし、あれだけ基本設計が旧いシボレーMWも燃費の面では大差ないみたいですから。

燃費性能を考えちゃうと、確かにいいんですけど二の足を踏んでしまう感じです。比べちゃいけないのは分かっていますが、スイスポと燃費が大差無いってのがどうにも。
Posted at 2010/03/25 21:24:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ
2010年03月24日 イイね!

三度登場!

三度登場!今日は早く帰れる日。

中途半端に時間があったので、三度目のスプラッシュを借りて来てドライヴです♪

2回ともブルーでしたが、今回は色違いの黒が来ました(^^) 黒だとターコイズインテリアになり、ブルーとは違ってこれまたお洒落。

残念ながらじゃじゃ降りなんですけど…(涙)

激安レンタカーに慣れてると、このクラスですら5,250円もする(同じ条件で借りたら2,100円だった)のは割高に感じてしまいますね。
Posted at 2010/03/24 15:25:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ
2010年03月09日 イイね!

HA32セフィーロに乗る

HA32セフィーロに乗る今回借りたのは、1994年式(ド初期)A32セフィーロの30エクシモG。A32セフィーロの最上級グレードになります。

A32セフィーロ、初代から名前を継承してはいますが、中身はJ30マキシマの正統な後継車です。その出来の良さにもかかわらず、マーケティングの悪さによって全く売れなかったマキシマ名よりも、「くうねるあそぶ。」や井上 陽水のCMでそれなりに名前を売ったセフィーロ名を取ったんでしょう。

その当時の日産は、初代同様の大掛かりなティザーキャンペーンを実施し、日産にしては珍しく大当たりしたクルマです(前年に出たC34ローレルがあまりにもカッコ悪くて大コケした受け皿という意味合いもあったと思いますが)。有名俳優を多数起用したり、竹内まりやのベストアルバム「Impressions」のプロモーションをかねていたかのような選曲のCMは良く覚えています。

マキシマ大好きだった我が家にしてみれば、名前が消えてしまったことが非常に悲しく、しかも北米専売として先に発売されたマキシマのがスポーティでカッコ良かったので当時はとても残念に思っていました。

それはさておき、インプレを。

15年半が経過しようとしていますが、走行距離は50,000kmちょいとまだまだこれからの個体。A32の3.0Lなんてレアなものがよくぞ残っていたなと思います。

父が社用車としてワゴンの2.0Lに乗っていましたが、ほとんど運転したことはないので他のエンジンとの比較は残念ながら出来ません。別の店に2.5Lがあるようなので、機会があればそっちも借りてみたいところですね。

VQ30DEエンジンは、ちょっと鼻先が重いかなとは感じたものの、さすがにパワフル。そして、VQエンジンの非常に滑らかな回転フィールとあいまって、低速~高速域まで過不足無く快適なドライヴが出来ました。

静粛性もそれなりに高く、豪雨の中の高速を走ることもありましたが不快なノイズを感じることなく、快適な室内空間でした。室内の広さに関しては、J30マキシマほど広くは感じません。尤も、当時の開発者によるとJ30のような圧倒的な広さを止め、適度に狭くしたということでした。

何よりも良かったのはシート。見た目からは全く期待出来ませんでしたが、長時間運転しても腰が痛くなることもなく、下りたときのグッタリ感もなくて非常に良かったですね。ランバーサポートが付いているものの、使わなくても全く問題なし。この辺りはJ30マキシマの美点を引き継いでいると思います。あのクルマもホントに疲れないクルマでしたから。

閑話休題。

一番気になっていた、A32セフィーロが初搭載かつ30エクシモGの専用装備「アクティブダンパーサスペンション」について。

資料によると、140段階に減衰力の切り替えが可能なショックを持っているそうです。油圧アクティブサスペンションの仕組みを、簡易的に実現したシステムということですね。

スカイフック制御に基づいているので、乗り心地はフラットライド「調」でした。「AUTO」と「SPORT」の切り替えが出来ますが、街乗りレベルでは「SPORT」にしても「ちょっと固くなったかな?」という程度で大した差は感じられず。レパードのスーパーソニックだと、あからさまに固くなって「ボディに悪影響なんじゃないの?」という乗り心地に変化するのとは違いますね。普通に乗る分には「AUTO」にしておくのが良いと思います。

「SPORT」の威力を発揮するのは、高速域。レパードではまずやらない高速域で試してみましたが、AUTOモードだとピッチングが収まらずに怖かったのが、SPORTモードにすると適度に引き締まって安心して走れました。そのぐらいじゃないと差が感じられなかったですね。

工事中で細かな段差がいっぱいある道なんかでは不快な上下動もかなり抑えられて、それなりの制御をしているんじゃないかと思います。同じセフィーロで乗り比べないと分かりませんけどね。

燃費は、513.5km走って45.05(笑)Lの給油ということで11.3km/lでした。VQエンジンの回転フィールに酔いしれたこと多数、アクティブダンパーを試したかった、雨が降っていたのでエアコンを使う頻度が高かった条件下での数字です。高速をおとなしく流していれば、レパードのVG30DEと同等以上の数字は軽くマークするんじゃないですかね?

今回500kmほど乗ってみて、疲労度の少なさに驚きでした。静粛性やシートの出来、そしてアクセルペダルの重さを総合した快適度はかなり高いですね。さすがは当時の日産車、今乗ってもいいなと思えるのは見えない部分に金をかけて作られているからではないでしょうか。開発された時期も時期だし、内装を始めとして30エクシモGといえど全体的に質素な感じはしますけどね。そこが気になるのであれば後期でしょう。

日産にしては珍しい「普通」のクルマだと思いますし、よく売れたのも納得の出来です。

30エクシモGには唯一ASCDの設定があるので、屋根・リヤワイパー・ビスカスLSD・ASCD付きの物件があれば欲しいですね(笑)

バランスの取れたいいクルマでした、A32セフィーロ。この良さを次期型で継承出来ず、再び売れないクルマにしちゃったのが日産らしい末路でした…
Posted at 2010/03/09 22:18:47 | コメント(7) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ

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「今日は年に1回(!?)の勝負の日(笑)」
何シテル?   01/22 09:46
父の血を色濃く受け継ぎ、さらに強力になってしまった日産好きでした。 レパード様は持っていることに意義があるので手放しませんが、あとはJF3のN-BOXにハ...

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