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「魔が差して」激安レンタカー借りて来た軽トラですが…

2003年式のハイゼットトラック、なんと最上級グレードの「エクストラ」にメーカーオプションの「ストロング防錆パック」付きでした。R33は標準車だったのに、こいつは最上級グレードかつオプション付き（笑）現行車だとシルバーの時点でエクストラ確定なんですが、この時代はどうだったんだろう。

距離は21,000km台で、年式と程度、そしてグレードを考えるとこのレンタカー屋で一番価値が高いのはこのクルマじゃないかと（笑）

ちなみにハイゼットトラックはカーゴのフルモデルチェンジに合わせてビッグマイナーを受け、現行型になっています。

リストには「MT」と書かれていたので、久々にNAをガンガン回して楽しめる♪　と思って借りたのに、現車はAT（当然3ATです）でした。これはさすがに問題なんで「リストはMTになってる」と言ったら、早速リストも直ってました。この対応の速さ、さすがですね。

3ATの時点でガッカリだったんですけど…車重も軽い（750kg）し、良く言えば「２シーターFRオープン」カーですから（笑）、その走りは楽しみでした。荷物も積まずに走りを楽しみにして軽トラを借りるような物好きはそうそういないでしょうね（汗）

こいつにはEF-VE型ツインカムDVVTエンジンが搭載されていまして、現行のKF-VEエンジンほどではないにしろ、普通に走る性能が確保されています。3ATとの組み合わせでも何せ軽いので、アクセルの踏み方を間違えなければそこそこ走ります。

フルキャブなんでさぞやかましいかと思いきや、これが設計された当時の高速道路の制限である80km/hでは思いのほか静かでした。シートをめくってみたら、エンジンはほぼ荷台部分に入ってましたから、カーゴよりもトラックの方が静かなのかもしれません。

さてさて、気になる走りっぷりですが…結構楽しく曲がれますね～こいつ。基本的には軽量かつショートホイールベースのFRだから、そこを考えたら素性としては良いのだろうと。ずっこけるような不安もなく、いつも試乗コースとして使っているところを楽しく駆け抜けられました(^^)

それはいいんですけど、トラックだなぁというのを思い知らされたのは運転席の狭さ。軽規格の限られた寸法の中で荷台長を優先して設計しているでしょうから、そのしわ寄せは室内空間に来ています。フルキャブなんで、横方向には広いんですけど縦方向は激狭で、膝がクッションに付くことはなく、立った背もたれと常に立膝状態での運転ですからしまいには右足がつって来て辛かった。

ここはやはり、空間に余裕があるカーゴのが断然良かったですね。バモス以来のこの疲れ…

夜中の一般道を中心に200kmほど走りまわり、燃費は12.5km/lでした。まぁ3ATだし、高速試験で全開走行を試してみたりもしましたからね。

あわよくば一回借りて実家まで帰ってみようかと思ったんですが、試してみて正解でした（苦笑）

まだ軽はヴィヴィオとミニカトッポ（ホントにH22Aでした）が残ってるし、他にもFB15サニーやEE111カローラ等、借りてみたいの目白押し。

ちょっと今夜ヒマだったので、例のレンタカー屋でこんなのを借りて来ました。

唯一「MT」って書いてあったから、それを楽しみにしてたのに…現車はATでした（涙）でも向学のために借りて来ましたよ。

明日の朝までなんで、夜な夜な走り回って来ます！　コーナーがメチャ楽しいクルマです（笑）

今回レンタカーで借りた、初めて乗ったR33スカイラインについて。

レンタカーになっているのは、1995年式のR33スカイライン2ドアクーペ（中期型）のGTS25、RB25DE搭載のフルレンジ5E-AT車です。「素」のGTS25で、フルホイールカバー仕様。車種記号が「GGKARENR33EDA-----」という、全部「－」で何の面白みもない仕様だったのがガッカリ。

「２ドアの2.5L」というところで、きっとR33だろうなという予想はしていたのですが、いくらなんでも年式的に後期だろうと思っていたら中期だったのが意外。おかげでバブルの遺産である、日産がすぐに引っ込めてしまった5速ATを味わえたのは嬉しい誤算でした(^^)

個人的なイメージなんですが、1993年デビューのR33スカイラインと言えば…R32のネガを潰すべく、開発が進められていたところにバブルが崩壊して、途中までは金をかけて作っていたのに途中からあからさまな「コストダウン」を断行せざるを得ないという時期に作られた不遇なクルマだと思っています。

乗ってみると、メーターの感じがU13ブルーバードに似ていて、私には何だか懐かしさを覚えました。当時の日産車らしい、繊細な感じがするメーターパネルです。

一応３ナンバーサイズなんですが、全幅1720mmなんで今の基準からすれば決してでかくはありません。でも室内空間は意外に余裕があって、狭いという感覚は無かったですね～。リヤシートも十分実用に耐えるスペースでした。コストダウンの煽りで、クーペもセダンと同様にC34ローレルとホイールベースが共通になってしまったおかげと言えばそれまでですが…

アイドリング時は非常に静か。これが直６の威力ですかね!?　走り出してみると5速ATはシフトショックも少なく、滑らかな印象。内装が綺麗だったし、元々丁寧に乗られていたクルマなんでしょうね。パワーも加速も私には十分でした。

5ATの威力は、クルージング時の回転数の低さで感じます。おとなしく定速で走っていれば、結構燃費も良いかも。ただ、今回はもどき走りとBOB走りをしていますから、そうなると4速と5速の変速が頻繁に起きてうるさいです。Taka.Uさんのおっしゃるように、そういう走りをしているとATFがダレて来るのか、シフトフィールが悪くなるとはBOBさんの弁。

普通に乗っている分には変速も滑らかだし、巡航モードに入っちゃえば回転数も低く抑えられるから燃費にも効きそうです。

足は残念ながら抜け抜けで、90,000km超えを感じさせられました。でも高速巡航時のボディはしっかりしていて、さすがスカイラインという印象でした。足がもうちょっとシャキッとしていれば、不安なく乗れたでしょう。

エンジン、ミッション、ボディと言った走りに関する機能は13年以上経過してもさすがだなぁと思いましたけど…内装に関してはちょっと。コストダウンを感じさせられました。

まずシートがペンペラペンで、全員に不評。今回乗ったメンツは全員「体がRECARO」な人々なので、それと比べたら可哀想ですけど。ランバーサポートがダイヤル式なんですが、「ホントに付いてるのこれ？」という怪しいシロモノでしたね。リヤシートも、クッションがもう少し厚ければ、フロアにかなり大きな出っ張りがある助手席よりも快適な空間なのに残念でした。

あとはレパードと比べると、小さなペダルで使いづらい助手席ウォークインやピラーに付いているシートベルトをより前に出してくれるやつも助手席側には付いていなくてイマイチですね。

現代のクルマに比べると、小物入れが全くと言っていいほど無いのは時代を感じますね。１人で運転を楽しむのならともかく、何人かで出かけるときはまともなカップホルダーすらないので困り者です。

内装に関しては、もし自分が乗っていれば工夫出来る箇所でもあるので、基本的な走りの部分に関しては乗ってみて良かったな～と思いました。さすがは純日産車です。

ちなみに燃費ですが、もどき走りとBOB走りがメインで570km走り、9.4km/lでした。半分以上エアコンはONです。燃費を意識して走れば12km/lぐらいは行くかな？　という感じがします。思っていたよりは良かったです。直６ってもっと燃費が悪いイメージがあったんで。5ATの効果かな？

シートがイマイチで疲れはしましたけど、昨年借りたキューブ３乗よりも断然快適な旅が出来ました。やっぱり長距離にはそこそこパワーのあるAT車がいいですね。

車両感覚もつかみやすくて、運転しやすかったです。やっぱりゴーン以前の日産車はしっくり来ますねぇ。

約60kmほどと短い距離でしたが、インサイトのレンタカーを乗り回してみましたので感想をば。

レンタカーにしては珍しい黒が来たのですが、黒だと締まって見えて、あのアホみたいにでかいドアハンドルもそれほど目立たずに割とカッコイイですね。

まずは、良いところ。

値段や事前の期待感からすると…静粛性が非常に高いクルマでした。そこそこ降っている雨の中乗りましたけど、雨が屋根を叩きつける不快な音は気にならないレベルに仕上がっていますね。

あとはメーター周りですかね。ハイブリッドシステムともかかわるこの部分には相当コストをかけてるんじゃないかと思えるぐらい、頑張った感があります。スピードメーターの背景色によって、エコ走りか否かが分かるので、なるべく緑色になるよう（低燃費走行）に意識して走っちゃいます。

さてさて、後は難点を（笑）

このクルマの何がイヤかって、乗降性と視界の悪さ。かなり寝ているAピラーのために、乗り込むときは身体を曲げないといけない。降りるときは、サイドシルが高くかつ太いので、これまたドアを全開にでもしない限り足はドア下部にぶつけがちです。リヤはリヤで、開口部がかなり狭いのでこれまた乗り降りがしづらいです。乗り込んだ後の狭さは別問題。

次に視界。運転席から前は全く見えず、しかも結構オーバーハングは長いと来ているので車輌感覚が掴みにくいです。チケット方式の駐車場への出し入れの機会が多かったのですが、幅寄せをするのが怖い怖い。斜め後ろの視界は絶望的で、真後ろはというと…エクストラウィンドウで何とか視界は確保出来ますが、リヤゲートのガラスは寝過ぎていてあまり見えません。撥水処理もしていないしリヤワイパーも付いていなかったこのレンタカーで、雨の夜は拷問でしたね。これで全車リヤワイパーがオプションだと言うんだから、何を考えてるんだか。

しかしこのレンタカー屋も北海道でよくリヤワイパーなしの仕様にしたもんだ…FFだし、冬季は出さないつもりなのかもしれませんけどね。

空気抵抗（燃費）を重視し過ぎてこんなスタイリングになったんでしょうけど、その結果視界が悪くて運転しづらいのではせっかくの５ナンバーサイズも台無しです。後に出て来るスポーツタイプのCR-Zならスタイル優先で多少の不便は覚悟…というのも分からなくはないですけど。

マルチインフォメーションディスプレイは、もうちょっと親切な画面構成にして欲しかったですね。純正ナビが付いていれば、純正ナビで補完出来るんでしょうが、今回のレンタカーは社外ナビだったのでこいつが頼り。平均燃費を表示させるときも、何となくこの画面が平均燃費だとは分かりますけど余ったスペースに「平均燃費」の文字ぐらい入れてくれませんかねぇ。

走りについてですが、電動パワステの戻りがイマイチなぐらいで後はフツーかなと。よく言われているほどスポーティとは思いませんでした。助手席からは「この突き上げは不快だ」とクレームが出たことを報告しておきます。

燃費についてですが、60kmほどでエンジンをかけては停め、かけては停め…という使い方が多かったし、自分でガソリンを入れたわけではないので分かりません。メーターによると12.1km/lで、借りてからの距離を給油量で割ると11.4km/lという結果になってしまったので全く参考にはならないですね。これだったら師匠のスイフトスポーツの燃費と変わりませんから（SR16VEの経験からするとスイスポの燃費の良さが驚きなんですけどね）。

全体的には、５ナンバーサイズで作られているというところに最大の魅力があって、なおかつ車輌価格が200万円以下のもあるというのは非常に頑張ってるなと。昨今はムダにでかい、ムダに高いクルマが多いですからね。「ハイブリッド専用車」として最大のライバルであるプリウスも初代は５ナンバーだったのに、肥大化＆高価格化路線をたどろうとしているので、そこへ殴り込みをかけたことは素晴らしいと思いますよ。

大人気ないトヨタのことだから、あからさまなインサイトつぶしを仕掛けて来ることでしょうね。５ナンバーで200万を切るハイブリッド専用車、プリウスには太刀打ち出来ないこのコンセプトをこの時期に持って来たHondaのマーケティングは素晴らしい。

蚊帳の外の某N社、新型フーガにハイブリッドですって!?　そんな高価格車に設定したところで「一応うちにもあります」程度にしかならんでしょうが…

地元のHondaディーラーがやっているレンタカー屋で、まだ３月10日からレンタル開始したばかりのインサイトを借りてみました。

走行距離は20km台の下ろしたばかりのクルマのようです。

新しいのはいいですねぇ。