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壊して取ったコアプラグのねじ山は、水垢や腐食で酷いことになってますのでタップを掛けるわけですが、M32とかM28とかM20とか必要に応じて買い足してますが、使用頻度少ないので絶対もと取れません！

ちなみにフェラーリ系エンジンテーパーねじのキャップですが、良くあるインチのPTやNPTではなくミリのストレート穴にテーパープラグです。
なので前日のブログでネジ穴の周りの面だしの追加工によってテーパーではなくパッキンワッシャーを使ったフランジタイプのキャップにも対応できるように下準備です。

ヘッドがガイド＆シート製作入れ替えより戻ってきたので掃除開始。

はずせるコアプラグ(メクラ蓋）はすべてはずします。
でもアルミ製の内六角のテーパーねじなのでほとんど緩みません、緩んだのははオイル漏れしていたオイルラインのところのみ。

Tig溶接して緩んだのは残りのオイル系の部分のみ、一番交換したい水系の部分は全滅したので
フライスにてぎりぎりまで削り込んで薄くしてから壊して削除
ついでに鋳肌の一部を面だしておきます。

キャップは純正ではなく脱着しやすい真鍮の物に変更します。

DINO246LとDINO246Eのクラッチハウジングの違いを覚書　










　　　　　　　　　　　　　　　　画像左Lタイプ　　　　　　　　　　右Eタイプ
形状　　　　　　　　　　　　　3分割　　　　　　　　　　　　　　　　2分割　
オイルフィラー　　　　　　　無し　　　　　　　　　　　　　　　　　有り
インプットシール　　　　　ベアリング抜いて内側から　　　　外側から
スターター取り付け　　　スタッドボルト　　　　　　　　　　　　ボルトナット
脱着　　　　　　　　　　　　外側のみ　　　　　　　　　　　　　　　ドロップギヤロア側ナット外し
ロックナット　　　　　　　　セルフロック　　　　　　　　　　　　　カシメタイプ　上下共通
MTとのオーリング　　　　2箇所　　　　　　　　　　　　　　　　　3箇所
インプットシャフト　　　　外に抜ける　　　　　　　　　　　　　　内側に抜ける

206、246L,２４６MがMT内部ふくめ同じ系統　Eタイプとはほとんど互換性無し
クラッチカバー、ディスク、レリーズベアリング、パイロットベアリングは共通

ＭＴと分離してエンジン台に固定できたので分解開始です。

昼間は、いろいろばたばたしてたので、夜になってから下ろしました。夜は電話もならないし、涼しくて進みます。