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ちょっと加工を頼まれて、物だけ渡されたのですが、いまいちよくわからないので車を見に行ってきたらビンテージなお車でした。
ポンプ無しで自然対流で冷却するみたいです。

先日のﾌﾞﾛｸﾞで縦目ベンツのバルブにナトリウムのはなしを書きましたが、確か第二次大戦のころのエンジンにもう使われてたはずだったよな～と思って資料を引っ張り出して読んでます。
昭和15年の本なのでよくわからない言い回しも多いですが、当時の最先端技術がいろいろと載っています。
やはりバルブはソジウム（ナトリウムの英語読み？）入りでステライト盛りもされてました。

兵器が好きなわけではないのですが、エンジンが好きなのでエンジンの進化を考える上でこのころの戦闘機のエンジンは、はずせないんですよね～MEEP! MEEP様の持ってる栄の取り説見てみたいな～

今日はちょっとお勉強です。

かかっていたエンジンが乗っていなかったらかからなくなった車です。（最初は少しかかってその後不動）

メカポンまでは燃料が来てるがメカポンより吐出されていない、ノズルまでの配管をはずすと中からガソリンが出たのは１本だけ、確かにそこのプラグはくすぶっていたが、ほかは綺麗。

ボッシュメカポンですが、基本的には非分解です。
日本でセッティングできる人は一握り、ちゃんとO/Hできるとこは、ほとんどないものです。
アメリカ送ってそれなりO/Hで50万、ボッシュ本国送って100万コースです。
この価格の差は高い部品を変えてるかどうかの差なのですが、さらに名盤からエンジンの仕様に合わせたセッティングをした状態までテストベンチで合わせてきて出荷されます、そこそこの価格のものはそのあたりもそこそこです。

その辺を踏まえたうえで、どうせ送るなら、開けて見ればのお声をいただきましたので、簡単にばらせる部分は開けて掃除してみます。
頭の中で構造はわかっていても実際カバー程度しかあけたことがないので興味津々、見て触って理解したほうが、今後の調整のときにも役に立ちますからやってみます。

バルクリ調整したエンジンのカムカバーですが、アルミ手作りの作品ですがなかなか良く出来ていて、カムまわりの給油ラインが付けてあります。配管内部も掃除できるようにネジで蓋してありますし。

某所にて、バルクリ調整