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加工から上がってきたＡ型ブロックを掃除するためにオイルギャラリーの打ち込みキャップを抜き取ってテーパーねじ加工。穴径が中途半端だったので下穴を14.5に拡大し3/8PT加工。

バリ取り面取りしてフリーズプラグの打ち込み念のためはめあいロックタイトも塗っときます。
塗装は純正のエンジンブルーで。

チェリー改のアルミオイルパンがの溶接部に漏れがあったので、フライスで切り落として底板交換。
内側から一周溶接して熱いうちにダミーブロックに固定して、外側から一周溶接、鋳物のオイルパンが不純物が多いのかどうしても沸いて削ってを繰り返しても何箇所かビートの淵に巣穴が出来てしまいますね、ビートの綺麗さとか言ってられないのでビートはハンマーとポンチで全部つぶしてピーニング。
数日ねかしたらブロックから外して、近所にある含浸屋さんに出して処理してもらって完成かな。

捜し求めていたチェリー用スポーツキットのドライサンプポンプ奇跡の新品入手。これで一台クラシックレーシングカーが復活できる。

先日、異音のため分解した71Ｃですが、入りは全く問題ないといううのでベアリング周りを交換することにして、点検しながら洗浄していったのですが、ギヤ、シンクロは、良好リバースがやや傷んでるぐらいか。

さらに進めていくと、メインシャフト１速内のカラーが、軽くチェックボールに食い込み変形ニードルベアリングの跡があります。原因不明、組み付け時？
さらにもう一か所メインシャフト先端にニードルベアリングの打痕のような見慣れない後が。インプットシャフトのニードルベアリングがはまる穴にも同じような傷が。
回転してるときにこういうう摩耗はつくとは思えないので、組み付け時にプレスで変な力を加えたか、車両に組み付けるときにクラッチセンターがうまく合わないのにインパクトで締め込んで無理やり組んだりしたかそんな感じでしょうか。

インプットシャフト＆メインシャフトをオーダーかけたのですが、品番変更＆代替え部品でセット交換のオンパレード、ハブやらスリーブやらと大量すぎて、日産の言うう通りにするととんでもない金額になるので
もう一基、71Ｃを分解して、ベアリング類は新品にして二期からいいとこどりで組み直すことになりました。

足跡をたどっていたらＫ10マニアの方がいらっしゃったので、そういえばこんなのあったなぁと思って昔の資料を引っ張り出して見ました。