はがねいちのブログ一覧

交通事故のニュースを見てると「ハンドル操作を誤った」とか「前をよく見ていなかった」とか大雑把過ぎること言ってますよね。交通事故の第一報なら本当の原因なんてわかるはずないんです、だけど決まり文句として報道してる。ボクがもし報道する側なら「今後事故を少しでも減らしたい思いで、事故防止に重点をおいて報道したい」と常々思ってる。例えばハンドル操作を誤ったと言うなら、普通に考えて脇見、居眠り、スピードオーバー、あれ？その他事故原因なんてみんなハンドル操作を誤ったんじゃないのか？そう、実際は“その前に事故原因があるんです”。だから事故状況からみて考えられる原因を伝えればよろしい。どれくらい面倒なことになり、いくら位お金がかかり、いろいろニュースを見ている人が「気を付けないとな」と本気で思うような報道をして欲しいんですよ。これは出来るはずだから。特に「アクセルとブレーキを間違えた」という急発進の事故は「車止めとギアの入れ間違い」です。この手の事故現場にはみんな車止めがあります。以前にもここで指摘したパターン、あるいは車止めで進まないのに気付かずさらにアクセル踏んで飛び出すパターンです。こんなのちゃんとニュースで指摘してれば減るはず。こと程度と言うことは、他のこともこの程度のことを言ってるんですよね。金融や株式などよくわかんないままニュースを見ていても、交通事故の「ハンドル操作を誤った」レベルの事しか言ってません。殺人事件があったとして犯人逮捕となると決まって「詳しい動機の解明を急いでます」なんてやってるけど、これも決まり文句で、警察の仕事は動機の解明じゃないんだよね。クルマに興味がある人なら一般ニュースの話題で扱われるクルマに関する報道に「何を今さら」ってみんな思ってるでしょ。

写真は群馬県側の妙義荒船林道の牧場の中を行くところ。

「楽しみ、趣味は何ですか？」と聞かれてどう答えます？聞かれ方、聞いてくる相手に合わせてもちろん変えますけど、とりあえず「自分で運転して結構遠くまで行きますね」くらいに言うかな？この時点では超大雑把に趣味を口にしてますけど、「ボクの楽しみ」という点においてはほとんど伝わってない。「人がそれぞれ本当に好きでやってることって伝わらないよな」と思う。なんならこのボクのＷＥＢサイト全部読んでねと言いたい気分。仕事でさせたら指示した人が捕まるほど？クルマを走らせ、どこにでもありそうな標識を撮って喜ぶとか、クルマでローカル線の駅をまわるとか、わざわざ雑草擦るような道を走ってみたり、狭い車内で何泊もしながらコンビニで買ったおにぎりとかだけで何千キロも走ってくる。そのドライブの中にいっぱい感動があって、達成感に浸る。インターネットで情報をやりとりし、天気を祈りつつ、自ら道に迷に行き１人道路脇で作戦を練り直す．．．この楽しみをパッと聞かれてサッと教えられるわけがない。いや、わかってたまるか。趣味は何ですか？と聞いてくる事自体下手くそな質問なんだよね。ボクなんかもう「こんな面白い趣味説明出来るわけない」とクルマで出かけることだけ言っておしまい、困らせます。でもそうだよね、本当にその人にとって面白いことって傍から見れば「何が面白いんだ？」って首を傾げられるようなこと。だからボクも「この人何やってんの？」と思うことがあったらきっとそれは最高に楽しんでるんだろうなと思うようにした。もうプロフィール欄に一言だけドライブとか読書とか映画鑑賞なんて書くのみんなやめたらいいのに。これで伝わる趣味なんて寂しいぞ。せめて何してる時が最高に楽しいですか？と聞いて欲しいね。そして聞いてきた以上、しばらく話を聞けと。

写真は宮城県加美町で国道からそれて寄り道中。

このタイトルに対するドライブは「何かを見せてもらいに行くドライブ」になります。よく「見に行く」と間違えそうですが、実を言えば「多くの人は見せてもらいに行ってます」。もちろんこれも楽しみですよね、ボクも「あそこからの景色は楽しみだ」とかあります。もちろん、この楽しみな景色の場所は自分がいつか見つけた場所ならいいよね。それよりも、何かを見つけに行こうとするドライブには失敗も無い、「つまんないドライブだった」がないんですよね。最高のシーンを撮ったポスターの写真に釣られてそこに行くと頭に１００点があるので現地でそれ以上の感動はなかなか味わえないんですよ。素晴らしい景色は自分から追い求めないとまずたどり着けないので、どうしても見たい人はそうすべきでボクはその努力を素直に「好きなんだな」と感心はします。つまり、ポスターに登場するような素晴らしい景色を見るためならと失敗の覚悟があって何度も挑むならいいんです、でもサッと行ってみて「大したことない」なんて言っても、そりゃ当たり前（説教してるんですよ）。そこでボクのドライブ、運転して目に飛び込んで来るものみーんな他の人よりも興味を持って自分のものにしてやろう、なんて思って走りながら「お！」と思ったらちょっとクルマを停めてみる。こんなドライブなら残念とか失敗はありません。みんな納得ということですね。１００点でスタートしたボクのドライブは加点方式ですよ。最初からいい思いしたいと出かけたら減点方式ですもん、これは趣味で遊びでやっちゃいけないこと、よくある話で旅と旅行の違いは何？ってのがあります。ボクは自分から何かを求めているなら旅、見せてもらいに行くのが旅行。ボクはドライブ旅行しません、ドライブ旅しかしません。

宇部岬駅からセントラル硝子への引き込み線は剥がされてました。（引き込み線好き）

ドライブという旅、自分で運転する楽しみを語る時によく自分の思ったルートでいろんなところに行けるとか、運転する楽しみそのものを語るとか、無計画に走らせるもいいなどいろんなアプローチでの話を聞きます。ここがバスや電車や飛行機などでの旅行とは違うんですから。道中こそ旅行なんで寝るなんてもってのほかだけど、どこでも自分で運転するボクなどは「寝てても着く」なんてちょっとチクっと言っちゃうものです。ところで．．．例えばバス旅行では自分で運転すると同じく当然道路を走ります。決定的に違うところは自分で運転するところ？それも正解ですけど、ボクとしては自分で運転する、クルマを走らせると言うことは、“自分でクルマを停めることが出来る”ってことですよ。「あ、いいなここ」と思ったら、もちろん危険もあるので好き勝手に道路に停めるわけにもいかないが、サッとクルマを停めて「景色を止めてしまうことが出来る」。これはバスや電車、なんでも無理、ここに自分でハンドルを握る面白さがあるんだが、特にクルマ以外で楽しむ“旅行には目的地がある”とする人には多分この思い立ったところにクルマを停めてしまえる楽しさはあまり考えてもないんじゃなかろうか。時間を止めるわけにも行かないが、ＤＶＤなどで見る映画やテレビゲームみたいに「一時停止」することの面白さもまたついつい「運転＝走り」で語られてしまうドライブの中でボクは焦点を当てておきたい部分。なにしろボクのドライブの楽しみのひとつは「自分の好きなポイント探し」、続けてるＷＥＢサイトでも「走りのことを綴った記事」などほとんどない、停車してこそ成り立ってるもの。クルマを停車させる目線でのドライブをこれからも嗜みますよ。

写真は青森県道２４２号線のダート区間にて。こんな看板の壊れ方って．．．？

室津半島スカイラインでやって来ました大星山展望台。ところが、思いっきり雲の中でございまして、展望どころではありません。前回は夕陽に間に合うかと夕方来たんですが、まさか次回が雨上がりの雲の中とは。でも、もう少し待ってみましょう。と、１０分ほどすると雲が切れてくれまして視界が広がってきます。この写真は雲が切れてゆくところをタイミングを図って撮ったつもりだけど、難しい。どんどん景色が見えてくるところでタイミングを図るなんてあまりないわけで難しいですね。左の方に雲が残ってる感じでなんとなくわかってもらえるかな？いやいや静止画で伝えようとしなさんな、って言われるやろか。ここは展望台もあってぐるっとある程度見渡せるんだけど、駐車場から柵越しに見たほうがいいですね、この写真がそう、風力発電のプロペラとかいろんなものが見える展望台に登るまでもなくいい景色。この後も柳井の黒杭川のダムＣＰ４連発など拾って岩国インターから帰ろうかと。ところがですよ、山陽本線の藤生駅の方から岩国インターを目指すもナビと実際の道路との違い、現地の案内の不備？なのかどうか知らないがボクは迷って何をどうして錦帯橋の前、おみやげ屋さんなどが並ぶ一方通行を走ることになり（しかも昼時）、自撮り棒持ってはしゃぐ外人を見ながら渋滞に付き合い大回りで岩国インターに行くことになりました。国道１８８号線から国道２号線に向かうより県道１号線から行けばいいと思ったボクでしたがこの県道１号線が通行止めで．．．と帰宅してから地図見て今さら悔しくなってたりします。