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群馬マツダ・新車中古車事業部のブログ一覧

2024年04月16日 イイね!

時計

時計ついに愛機の勇退。思えば2021年6月20日に購入したSEIKO・ブライツSAGA167は新品で購入後3年経たずの退役だ。

https://minkara.carview.co.jp/userid/2503846/blog/45212384/

購入してから今まで、北海道から三重県や奈良県まで私と旅した。しかし私は公私ともに時計を使い分ける習慣は無く、また医療従事者として毎日アホみたいに手洗い手指消毒を繰り返していた。妻は「手洗いする時に時計を外さないの?」と聞いてきたが、いちいち時計を外す暇なんて無いし、外科手術するような仕事でも無い。ちょっと濡れても問題ないように防水機能のある機種を選んでいた。

最初は金属のベルトが壊れて時計店に持ち込んだのがコトの始まりだった。ブレスレットのピンが殆ど抜け落ち、これらを純正で修理すると総額¥30,000だと。

そしてメーカーに修理を依頼したら「調査の結果、キャリパー内部まで腐食が進んでいるのでOHを要します」との返答が来た。その見積は¥85,000円で、更に分解した際にシーリング機構が弱まり防水機能が失われる可能性が高いとも言われた。

修理に8万かぁ、これがロレックスやオメガなら直すのかもしれないけど、防水機能の件もあるし、この時計を新品で買った時の値段と同じくらいだもんな。だからって新品に戻る訳でも無いし。等と考え今回は寿命だと思い愛機には天寿を全うしてもらう決断を下した。

そして本日、新たに私の愛機としてSEIKO・セイコーPRESAGEジャパニーズガーデンSARY099を迎え入れた。誕生日ケーキの箱を開ける時よりワクワクする。

実は地元の群馬県で買ったんだ。

おぉ!素晴らしい。そしてデカいし重い。まさにオトコの時計だ。

だいたいコレと同じ値段でAutoExeのデミオ用プレミアムテールマフラーが買えるようだ。

値段の事はともかく、このジャパニーズガーデンはSEIKOプレザージュの中でも日本庭園からインスピレーションを受けて生まれたシリーズで日本独自の「禅の世界」を体現したモデルだ。まさに美しい日本を具現化したマツダCX-60のオーナーに相応しい時計だと思う。日本庭園の砂紋をイメージした規則的な立体模様のダイヤルに、上面を僅かながらカーブさせたインデックスを組み合わせ、清らかで美しいデザインに仕上げてある。腕時計という工業製品に日本の伝統技術や日本人の美意識、豊かな精神性を随所に盛り込み、巷で有名なスイス時計とは一線を画す存在感だ。決して高価じゃ無く、日差月産も著しい。また防水機能も秀でたものではなく、生粋の腕時計マニアから鼻で笑われるようなモデルかもしれない。しかし自動巻のキャリパーやSEIKOのコダワリが私の感性に合っているし、昨今のクロノグラフやワールドタイムと違い直感的に時間が判るシンプルさ、そして背伸びせず現金一括で購入可能な気軽さ、おまけにスケルトン仕様とでも言うのか裏面から内部が丸見えのシースルーバックが気に入った。

実際に40歳を過ぎた今、腕時計の1本くらいイイヤツ持ってたいと思うけど、やっぱり時計は消耗品なのかなぁと思った瞬間から高級腕時計に対する魅力が失せた。

これまでの時計に感謝。新しい時計わ歓迎って事にて今夜は乾杯だ。いやぁトケマッチと無縁の暮らしで良かったよ。
Posted at 2024/04/16 18:29:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | 購入
2023年07月22日 イイね!

本物

本物私は昔から本物が好きだ。なんちゃって商品は買わないと決めていた。また「まるで◯◯のような」とか「◯◯だと思ってたけど違った」という比喩表現は会話の中で必要であっても、それかライフスタイルに直結するのは好きじゃない。男子高校生の制服で採用されがちな「結ばないネクタイ」とか、自動車のインテリアを明るく見せるだけの「開かないサンルーフ」も大嫌い。

だから「洗車のような行為」は好きで無く、ちゃんと洗うのなら洗う主義だ。

今朝は、諸事情により約一週間ほど世話になったMAZDA2を洗い、ちゃんとキレイにした。

代車だからコーティングしてないのかな?

何となく水の流れが良くない。

なので、もう使わなくなったガラス系ボディコーティングを塗布してやったぞ。

だいぶキレイになった。

代車に感謝。

と云うのも、まるでマフラーのような形をしたCX-60のテールエンドは私としては蛇足というより画竜点睛を欠く姿だと思っていた。素人から見ても「4本出しマフラーかと思ってたけど違った」と思われるのも不本意だった。あれだけマツダは引き算の美学を貫いておきながらダミーマフラーは無いだろ。まったく要らんモン付けやがって。

私が以前の愛車として乗ってたCX-7を見てみろってんだよ。

この太いマフラーは左右とも本物なんだぜ!自分の立場を弁え、しっかり排気管としての役目を果たし、堂々としてるだろ?

それがCX-60の場合どうだ?流行に乗ったのか、間違えて足し算しちゃったのか、誰かに唆されたのか、焚き付けられたのか、これじゃ一貫性のあるデザインとは言えない。

奥を覗き込むって〜と、本来のマフラーが恥ずかしそうに下を向いてるじゃね〜かよ。わざわざガーニッシュなんか付けてマフラーっぽく見せてるんじゃね〜よ。ただ、中には「子どもが触れても火傷しない」等と良いように解釈してる人も居るが、火傷する事で自動車は危険だと覚えさせるのも大人の役目だろ。

なので私は思い切ってマフラーだけはゴリゴリの本物に交換した。

かれこれ1ヶ月も前に予約し、今月の半ばにはDへ届いていた。しかし旅行など予定が立て込み装着の時期が遅れてしまった。

Dに着くと、デリバリーほやほやのXDが停まっていた。これは試乗車のL-PKGだ。その横には、

私の愛車が格好よくなった姿で待っていた。一週間ぶりの再会だ。嬉しいったらありゃしない。

では、後ろ姿を見てみよう。もともと私は「自動車はノーマル状態こそ開発者のセンスや魂を受け継ぐもの」だと思っている。よくラーメン屋でスープ飲む前から胡椒だの酢だのドバドバ挿れちゃう人が居るけど、あれじゃ作り手の想いなんか解る筈が無い。自動車も同じで「必ず弄らないと気が済まない人」は多く、わざわざプロが造ったクルマを素人が下手に中華製の部品で改造し本来の価値や品格をダダ下げしてる姿はみっともないと感じている。そんなに自分好みのクルマが欲しいならメーカーにでも就職すりゃ良い訳だし、必ずカスタムしなきゃ気が済まない人ってのは「ありのまま」を受け入れられないケースが多く、おそらく人付き合いも苦労するんだろう。すぐ相手の欠点ばかり指摘してくる人って居るよね。

それで、私は納車してから1ヶ月間はノーマル状態を楽しんだ訳だし、何となく偽物感が漂う後ろ姿だけは改善したいと思った訳だ。人間で言えば人格を否定するんじゃなく、髪型や服装の一部を僅かに変えた程度。基本的には今でもノーマル状態のCX-60が好きだからね。それが良くて買ったんだから。

ただ「まるで◯◯のような事」とか「◯◯だと思ってたけど違った」って事案はホントに情けないだろ?まるで女のような男とか、ずっと母親かと思ってたけど違ったとか、まるでビールのような発泡酒とかさ。結局は本物じゃ無いじゃん。それでも違和感を抱き続け、なんか違う、なんか違うと自問自答を繰り返し、やっぱり本物が良いという結論に至るってなもんだろ。但し、偽物であっても気にしないって人なら問題無いけど、ずっと本物が良いと思って来た私は今後も本物を追い求めたい。

心理学の世界では「本当は◯◯が良かったけど諸般の事情で我慢した」的なケースを合理化とか代償って言い方するが、立派な車格でダミーマフラーなんて私には悲しすぎた。正々堂々とした本物なら下回りも美しい。わざわざガーニッシュで加飾したフェイクとかマフラーのような穴ってのは腑に落ちなかったんだよな。まるで妻のようなカノジョなんて最初は良いかも知んないけど、それは決して褒め言葉じゃ無いからな。そ〜ゆ〜事だよ。

うん、いいね!納車してから僅か1ヶ月で私なりに理想的なCX-60が完成した。おそらくプレミアム・モダンのグレードと組み合わせてる事例は殆ど無いと思われる。これぞ本物のマフラーだ。遠くから見るとガーニッシュの造形も手伝い、最初から装着されている純正っぽい感じで更に素敵だ。

勿論、アイドリング時は静かだ。しかし走り出しや再加速の時になるって〜と、ただでさえ野太い6気筒ディーゼルエンジンのサウンドが更に迫力を増した印象に変わる。この音色は五月蠅いのとは違い、あくまでジェントルとダイナミックが上手く両立された上品なサウンド。また見た目は4本出しで凄くアグレッシブな雰囲気。まるで速そうな高級車へと進化した。もう他に弄る箇所は無い。めでたしめでたし。
Posted at 2023/07/22 12:30:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 購入
2023年06月16日 イイね!

携帯

携帯明日には新しいクルマが納車される。そうなると「マイマツダ」なんていうアプリが使えるらしい。せっかくだからスマホも新しいヤツに替えて、機種変したらマツダのアプリもインストールしちゃったりなんかして準備しておこうと思った訳よ。

これまで3年以上も使ってきたXperia1Ⅱとは今日でサヨナラだ。

ただ待ってても面白くないので、

店内のアクセサリーなんかを眺めながら待つこと15分。

そんで、先ほどからXperia1Ⅴにバージョンアップした。これはハイエンドモデルだからそこら辺で売ってる中古の軽自動車より高いんだぜ。だから大切に使おうっと。

これ、ずっと前から愛用の待受画面。シンプルだけど余計な情報が無いから直感的に操作できて気に入ってる。
Posted at 2023/06/16 20:26:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 購入
2023年06月11日 イイね!

歴史

歴史新車購入に際し、やはり時代的にも環境的にも経済性や燃費性を軽視する訳では無い。そこでCX-7とCX-60の費用対効果を比較し、以下のようになった。

●CX-7
タイヤサイズ 235-60-18
タンク容量:69L
実用平均燃費:9.8
航続可能距離:676.2㎞
燃料費用:11,730円(ハイオク・170円/L)
平均:17.2円/1㎞または1,000㎞/16,800円

●CX-60 
タイヤサイズ 235-50-20
タンク容量:58L
実用平均燃費:19.5
航続可能距離:1,131㎞
燃料費用:7,714円(軽油・133円/L)
平均:6.3円/1㎞または1,000㎞/7,000円


と、大きな差が生じた。しかし燃費が良いからと言ってパワー不足なんて事は全く無い。なんとなく不思議な感じだ。またエンジンは

CX-7:L3-VDT型。
排気量:2.3L
最高出力:238ps/5000rpm
最大トルク:350Nm/2500rpm

CX-60:T3-VPTS型。
排気量:3.3L
最高出力:254PS /3,750rpm
最大トルク:550Nm/1,500-2,400rpm


実は素晴らしいエンジン性能で、同じ6気筒ディーゼルでもトヨタのランドクルーザーやコースターに載せられた1HZ型や、日産のサファリやシビリアン用のTD42型、それにセドグロやローレルに使われたRD28型といった往年の機種とは比べ物にならないスペックを誇る。

不思議なのは6発ならではのゴロゴロとしたエンジンサウンドがJR東日本キハ100系気動車 またはDMF14HZA(カミンズ製NTA855-R4)に似てる点だ。前述したトヨタの1HZみたいにモワモワとしたサウンドや日産のTD42みたいなジリジリした音では無く、もっと大排気量なエンジンサウンドに感じる。

新車を購入した事で初めて経験するのは、やはり2020年以降の安全装備だろう。私が知るだけでもADAS(先進運転支援システム)関連では

①スマート・ブレーキ・サポート
②レーンキープ・アシスト・システム
③クルージング&トラフィック・サポート
④ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)
⑤ドライバーモニタリング&異常時対応システム

⑥アダプティブクルーズコントロール(ACC)
⑦車線中央維持機能(CTS)
等が装備される。

快適装備としては
①KPC
②フル液晶メーター
③ヘッドアップディスプレイ
④左右独立エアコン
⑤シートベンチレーション
⑥後席シートヒーター
⑦USB端子&HDMI端子
等といった未経験のアイテムてんこ盛りな印象だ。それは私がマツダ車を購入するようになって21年の歴史的進歩である。昔ならエアバッグやABSは標準装備だとして、更にTCSやDSC付いてるだけで凄いと思ってたんだけどね。逆に、あんまりマツダに詳しくない人ほど「この機能はマツダ初だ」と盛り上がりを見せる中で実はマツダ初じゃない装備もある。

①ボンネットダンパー
②スマートエントリーアシスト
③電動チルト&テレスコピックステアリング
④電動プリセットチルトステアリング
⑤オルガン式アクセルペダル
⑥車速感応式ドアロック
⑦アンビエントライト(ドア間接照明)
⑧後席エアコン吹出口
↑これらは今から30年も前にHD型センティアや次期HE型センティアで採用されていた。また

⑨大型サンルーフ
⑩BOSEサウンドシステム
↑はアンフィニMS-8で設定されていたんだよな。またレーダークルーズコントロールは今から15年も前にデビューしたLY型MPVやGH型アテンザ、そして私のCX-7でも選択できた。きっとCX-60はジャンルこそSUVでありながら現代版のサルーンとして位置付けられているのだと思う。だからマツダの歴史がギュッと詰まってる。最初は私もCX-60は総じてブランニューだらけだと思ってたが、今まで所有してきたクルマを振り返ると、既に装備されていた機能の多さに驚かされる。そして大好きだったセンティアを思い出し、なんとなく古巣に帰ったような気持ちになる。

最後に、私が初めて新車を買った事で気付いた「直ぐに買わなくても良い商品リスト」が
①タイヤ(新品装着の為)
②電球類(最初からLED標準装備の為)
③サイドシグネチャーガーニッシュ(標準装備の為)
これだけでも30万円は節約できる。これが中古車ならタイヤの交換時期が迫ってるケースもあり、ちょっと古いクルマなら内外装の電球は明るい省エネに取り替えるだろ。

更に純XD車を選んでいたら無機質なサイドシグネチャーガーニッシュは寂しいのでHYBRIDモデルと同じINLINE6と書かれたメッキ仕様を後付してたかもしんない。でも全て交換するとなれば意外と高価なんだよな。その点、私が買った新車にはデフォルトで標準装備だから特にイジる箇所は無いし、その辺りは魅力的だなぁと思ってる。私が新車を買えるようになったのも真面目に仕事を続けてきた歴史なんだろうな。早く納車されないかな。

あっ、冬用のワイパーブレード探しとかないと。

あとスタッドレスも。やっぱり金が掛かるな。
Posted at 2023/06/11 13:42:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 購入
2023年06月09日 イイね!

経緯

経緯この度、人生初の新車を購入した経緯を振り返るって〜と夫婦で紆余曲折あった。人生設計も踏まえた上での決断だった。その中で、我が家のある山形県から私の実家がある群馬県まで往復700㎞あり、これから高齢になりつつある両親と面会する機会は増えるかもしれない。そうなると経済性の高いコンパクトカーより高速走行時の安全性と快適性、運転手や同乗者の疲労軽減が最優先となった。最初は程度の良さそうなビアンテが欲しいと思った。

理由は生粋の「流れデザイン」車に乗った事が無かったし、とりあえず我が家に今ある現金で買えるからだ。ただ基本設計がCR型プレマシーの為なのか4WDを選んだ場合は必然的に4ATとなる。軽自動車だって4ATの時代なんだし、せめて2L級のミニバンなら駆動方式を問わず最低でも5ATは欲しい。そう考えると今まで6AT車に乗っていて満足だった私にはグレードダウンみたいな印象となり積極的に買いたいとは思えなかった。それと当時のライバル車で流行ってたような中途半端なセンターメーター風レイアウトも違和感あるしね。劇団ひとり好きだけど。たぶんさ、前述したセンターメーターやCVTは日本独特の発想かもしれないけど世界的な観点からすると間もなく終わると思うよ。

次にLY型MPVの最終モデルを探した。これなら23Tの4WDで可能ならLパッケージが良いよな。もしターボの在庫が無くてNA仕様だったとしても6ATだし、レギュラーガソリン仕様だし、足回りはドッシリしているから高速走行には適していると思った。また2列目がスーパーリラックスシートなら我々が長距離ドライブ中に休憩する時やゲストを迎える時に重宝するだろう。しかしCX-7からの乗り換えとなればスペシャリティな印象は薄くなってしまう。先に挙げたビアンテ同様、随所に生活感が垣間見られるので候補から外した。それと知らない人から「今度のクルマは子ども達のサッカー送迎用かい?」と言われたら嫌だし。

同じ現金で買える車種が絞られてきたのでKE型CX-5も候補に上がった。特に2013年アニバーサリーモデルは前から欲しかった。と言うのも2012の発売以来KE型は世界各国で様々な賞を獲得し、また国内SUV市場で昨年の販売台数々が1位となった。そして2013年も1位の実績を続け、マツダの内祝い的な存在の特別限定車「2013アニバーサリー」が発売された。特別装備としてオフホワイト色の本革シートや熟練の職人が匠の技で仕上げた手塗りデコレーションパネル、高輝度塗装のアルミホイールなど、素材や色味、触感が徹底的に吟味された専用装備や配色が施された。加えて1台毎に異なるシリアルナンバーが装着され、所有する歓びを高めてる。この希少性と内装の質感こそ私の感性にドンピシャなんだ。ところが車種選択を振り返った妻から「いくら安くても古いクルマ買って頻繁に修理するのは懲り懲り」と却下された。この時点で割賦の購入が確定した。

そうなるとKF型CX-5が候補に上がる訳だが、この型は大人気の為に我々の身内や知り合いに乗ってる人が多過ぎて、これまでCX-7という希少性を重んじてきた我々の感性に合わなかった。ただ試乗する度に「これなら売れる訳だ」と感じる要素が多い。走行性能、静粛性、乗り心地、燃費、大きさ、積載性、そして車両本体価格など全てにおいて優等生だ。自動車としての過不足は皆無で日常の通勤からレジャーまで幅広く使えるギアだと思った。その代わりクセの強いクルマを好む私にとってKF型CX-5は面白味に欠けると感じた。必ず学校のクラスに1人は居るであろう「冗談が言えない天才」みたいな印象なんだもん。

じゃあCX-30なら扱いやすいサイズだしマツダDの担当者から「この際SKYACTIV-Xどうですか?今かなり希少ですよ」と勧められたが、今度は妻が「どうせ買うなら次もハイオク仕ってのは勘弁よ」と言い出し没案に。こっちも優等生だけど、最低地上高やアイポイントが低い事が影響してるのか、乗り心地はKF型CX-5より更にソフトだ。またハンドリングもマイルドで殆どクセが無い。まるで他社からの乗り換え時に違和感が無いよう拵たのかと思った。非の打ち所が無いCX-30は「大卒から20年も高収入のエリートだけど異性と交際した事が無い人」みたいな印象だ。

じゃあ夫婦しか乗らないからMX-30にしようと思った。このMX-30ってのはRX-8から引き継がれるフリースタイルドア(観音扉)が印象的だが、ドライブフィールはマツダ車の中で最もフワフワしているかも。今までベリーサに乗ってた人が乗り換える場合や、運転に自信が無い人でも靭やかに操作できるフィーリングを感じた。言い換えるとマツダらしくね〜んだよな。上質なインテリアは子育てが終わった私たち夫婦に持って来いなんだけど、なんとなくボンヤリした出力特性と柔らかな足回り、そして飽きずに乗れるか等と悩んでたら妻のミーハーな義兄が買っちゃったよ。

そしたらDの担当者から「長距離や高速走行には持って来いのCX-8は如何か?」と勧められると、妻は「殆ど使わない3列目が勿体無い」と渋る。だだ2019年以降に発売されたCX-8のエクスクルーシブモードは走行性能や安全装備、上質な内外装など最高なんだぜ。年次改良ってのは一長一短あって、今回の場合エアコン操作パネル周囲に変更が入った為ちょいとステアリングヒーターのスイッチが遠くなってしまった以外は熟成を感じる。更に新しいモデルだと2列目シートも電動となる。確か車内の照明は全てLED化されたんじゃなかったかな?まぁ妻の言う通り夫婦しか乗らないのに6〜7人乗りは要らないな。誰も乗る筈の無いサードシートから急に「こんばんは」とか言われたら怖いし。

最後の最後で他の誰とも重複せず、経済的かつハイパワーな軽油で走り、程良いサイズで、格好が良いMAZDA6ワゴンを提案したら妻は喜んだ。ところが試乗すると「CX-7のアイポイントに慣れてしまうと目線の低いクルマは心配」と訴えた。やっぱりSUV独特の視界ってのは病みつきになるよな。見晴らしは良いし、遠くまで見渡せる気がする。でもMAZDA6は最もクルマらしいクルマな訳で、原点回帰するには理想的だと思ったんだけどね。

そんで結果的に試乗車や展示車で割安なCX-60を買おうって話になった。直6ディーゼルターボエンジンとFRアーキテクチャ、これだけで既に魅力的。そしたら私の弟が3月にアクティブ顔、また妻の同僚が4月にギャラント顔が納車され、これまた周囲の人と重複する事態となった。またCX-60は巨大なボディーサイズで気軽に街乗りする雰囲気では無い。そしてブランニュー過ぎて心配な要素も少なくない。だから本気て困っちゃったんだよな。こうなりゃ誰とも被らない新車を買うしか無いだろって話になった訳だ。新車なら希望の車種で好きなボディーカラーや内装色が選べるし、欲しいメーカーOPも付けられる。それにイニシャルコストは嵩むがランニングコストは抑えられるし最低5年間は保証付だ。せっかくだからサンルーフとBOSEサウンドは付けよう、明るい内装色を選ぼう、そして長く乗る為に安全装備てんこ盛り。そう考えて生まれて初めての新車購入に至った。

今まで新車を買った経験が無かった私は知らない事だらけだったけど、すげぇワクワクするんだね。中古車の場合は現車を確認した後は値段交渉や納期の話くらいで簡素に完結する。だけど新車ってのはグレードやらボディーカラーの選択やらメーカーOPやらを選び、組み合わせる愉しみがある。特に有料塗装色のソウルレッドクリスタルメタリックはケチな妻でも「これなら支払う価値あり」と納得させる匠の魅力がある。私の感覚だとパールホワイト系で3万アップくらいと思ってたが、ソウルレッドは遥かに高価だ。だいち無償のボディーカラーが選べるのに、わざわざ有償色を選択するってのも馬鹿げた話だと思っていたが、このソウルレッドだけは「お金を出しても欲しい色」だと思った。そこに賛同してくれた妻にも感謝だ。また中古車とは違い新車ってのは納期までの時間を要するんだね。契約後すぐに車庫証明の手続きして引き渡しまで2週間って訳にはいかね〜んだな。そしてDの担当者から「ナンバーが取得できました」とか「OPの○○が装着されました」と進捗状況を教えられる度にワクワクする事を知った。新車購入でしか体験できない事は一生の思い出だな。

唯一の問題は、

純正マッドフラップの設定が無い事だ。これまでエアロパーツやサイドアンダースポイラー付のクルマ以外は必ず装着してたアイテムだったたから、最初から選択できないというか、そもそも純正アクセサリーにラインナップされてない事が気になる。あれ凄く機能的なんだよな。水飛沫や泥跳ねから自車や周囲の人やクルマを守る意味がある訳だし。何故か他の機種は選択可能なんだけどな。後から発売されないかな。それにしても納車が愉しみだ。
Posted at 2023/06/09 20:22:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 購入

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「@デミ王2世参上! 私の記憶ですとベリーサの特別仕様車や限定車には今回のホイール履いてました。特にNoble Coutureやマゼンダセレクションなど。つまり希少です。」
何シテル?   01/20 05:44
私は群馬で生まれ、仕事の都合で青森、秋田、山形と引っ越しながら暮らした人生です。これまでの私はマツダの中古車しか買いません(買えません)でしたが、なんと2023...
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