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イイね!
2020年12月07日

何というレースだ!!


ジョージ・ラッセルがほぼ確実に勝つだろうという状況で終盤に入ろうとしていた62週目、ほぼ最後尾付近を走っていたウイリアムスのジャック・エイトケンが最終コーナーの出口で膨らんでフェンスにヒットしたのが運命の分かれ道になった。

まあ、あと25周ぐらいの時にジョージ・ラッセルがメルセデスに乗ることで抜けたウイリアムスのシートを得た新人で、チームメイトなんだけれど、完全に足を引っ張りましたね・・・・。

ジャック・エイトケンのフロントウイングがコースに落ちてそれが原因でセーフティーカーが入ったんです。

メルセデスはそこで2台ともピットに入れてタイヤ交換したんだけれど、すぐ次に入って来たバルテリ・ボッタスのタイヤ交換は左フロントにだけミディアムが着いてしまい、慌ててハードに戻そうとしたんだけれど、どうやらジョージラッセルに履かせたタイヤがバルテリ・ボッタスのタイヤだったらしく、バルテリのタイヤは無かったようで、元のハードに戻して走ったのかもしれない。バルテリはピットに10秒以上止まって完全に優勝からは見放されたように見えた。

しかし、トップでコースに戻ったはずのジョージ・ラッセルは間違ってバルテリ用のタイヤを着けられてしまったことで、次の週にもう一度ピットインして自分のタイヤに戻したわけ。(そのタイヤルール違反の裁定はレース後に有ると言う)これで順位はバルテリの後になってしまったのです。

4位にボッタス5位にジョージと言うメルセデスはあと20周という所でとんでもないミスをやらかしたわけで、ジョージ・ラッセルは必死にトップに迫って2位まで上がってセルジオ・ペレスに後5周程という所で2秒差まで近づいたのだけれど、今度はジョージ・ラッセルの左のリアタイヤがスローパンクチャーが有るとかでピットに入れられてしまったのです。(パンクはセンサーがそうピットに信号を出したという事らしいが見たところエアーは減っていなかったからこれも何か変だった)それで、殆ど最後尾の15位まで落ちたラッセルはこれで優勝の可能性は潰えた。

珍しくメルセデスのピットスタッフはメチャクチャなパニック状態で秩序も崩壊していた。

バルテリ・ボッタスはタイヤが機能しないらしくズルズルと抜かれて8位まで落ち、15位から必死に追い上げたジョージ・ラッセルは9位まで回復したがそこでチェッカーフラッグ・・・・・。

傍から見ているとまるでジョージ・ラッセルを勝たせないように、ルイス・ハミルトンが念力で指示を出したのではないかと思えるほどの有り得ないことが次々と起こりジョージ・ラッセルは勝てるレースを9位で終えることになりました。

勝ったのは一週目にシャルル・ルクレールとぶつかってスピンして、タイヤ交換にピットに入って最後尾から追い上げたセルジオ・ペレス、2位はエステバン・オコン、3位はペレスのチームメイトのランス・ストロール。
その事故のあおりを受けたマックス・フェルスタッペンも1週目の4コーナーでリタイヤ、ルクレールも同じ場所でリタイヤ。

そして悪夢のようなドタバタ劇は、ジョージ・ラッセルの抜けたウイリアムスのシートに収まったジャック・エイトケンが最終コーナーで膨らんでウオールにフロントをヒットさせたことで始まって、ジョージ・ラッセルはその結果9位となるのでした。

まるで、ジョージ・ラッセルの華々しいサクセスストーリーを妬む誰かの怨念がそうさせたのではないかと思えるようなメルセデスチームのピットクルーのとんでもない大失態の連続がラッセルにとっては悲劇的な結末を生んだのです。

メルセデスチームがジョージ・ラッセルにチャンスを与えたことは事実だけれど、ジョージが勝てるレースをメルセデスチームがぶち壊しました。
ブログ一覧 | F1 | 日記
Posted at 2020/12/07 05:05:35

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この記事へのコメント

2020年12月7日 9:49
おはようございます。
レースはドライバー、チーム、マシンが揃って勝てる。なんか、昔から言われている事ですが、
ハミルトンがどれだけチームに良い意味でプレッシャーをかけていたかがはっきり解りましたね。
コメントへの返答
2020年12月7日 12:17
こんにちは~・・・・。

確かにそういう見方もできますね!

だとすればやはりルイスの怨念のようにも解釈できます。

リザルトとは別で、ジョージ・ラッセルの実力は一流であることも証明されました。

そして来季のシートが今の時点で無いペレスも自分の能力を示したと思います。
2020年12月7日 23:02
初めまして、いつもイイね!ありがとうございます😊

昨日のF1ですが、時間が遅かったので当日に観るのは断念…
仕事終わりまでネット断ちして観ました。

面白いレースでしたが、ラッセルがかわいそうで、胸が痛くなりました(>_<)
出来れば最終戦も乗せてあげたいですね。
一方で、ペレスにはおめでとうですね。
ボッタスは…レース結果はチームのポカですが、それ以前に初めてハミルトンのシート(体格も全然違うのに…)に乗ったラッセルに良い様にやられて、ウイリアムズに乗ってた時はもっといい走り出来てたと思うのですがね。

それより気になってたのがF2の角田、最後に見せてくれました。
レース1で変な審議掛けられて、スーパーライセンス確定まで時間がかかりもやもやしてましたが、無事ランク3位でスーパーライセンス確定、来年はアルファタウリに乗れますかね?
正式発表が待ち遠しいです。
来年はミックと角田(出ると信じて)を応援します。

ちなみに、自分はフジNEXT観戦なので、F2は見れてません(^^ゞ
コメントへの返答
2020年12月7日 23:20
こんばんは~・・・。

私はDAZNなので、両方見ました…もちろん昨日のF2レース1もね・・・・。

もう私はリタイア世代だから・・・?夜は得意ですね!

バルテリはちょっとムラがありますかね?ルイスを負かす時もあるので速いドライバであることは間違いないですよね。

まあ、初めてW11に乗って窮屈な思いをしながらトップを走るジョージはやっぱり凄い22歳ですよね・・・・。

マックスとジョージとシャルルが今後10年どういうチームでどう戦うのか…興味深いです。

ジョージ・ラッセルが同世代のF1ドライバーに一目置かれている理由が良く解りましたね・・・。

でも、それにしても昨日は試練でしたね!

角田は今年1年ででかなりクレバーになりましたね・・・・。
速さだけでないところに期待しましょう。
2020年12月8日 13:08
こんにちは
私も今回はリアルタイムで見られず昨日見ました。
タイヤ交換の混乱は無線のトラブルだったみたいですね。ボッタスのグループにしかタイヤ交換の指示が届いて無くて、ラッセルが入って来た時点でボッタスのタイヤを間違えて付けて
ボッタスが入って来たのを見たラッセル担当が一旦ボッタスにラッセルのタイヤを履かせたけど間違いに気付きボッタスは一旦外したタイヤをまた付けてピットアウト…
そりゃボッタスでもペース落ちますよね…何故再度タイヤ交換しなかったのかが謎です。
ラッセルは最終的にパンクでチャンス逃しましたが…まだまだこれからのドライバーですし、次は必ずあります(笑)
来期のシートが決まってないペレスの初優勝を誉めましょう。がスリーの時みたいにね(笑)

一周目の赤い誰かさんのせいでフェルスタッペンがクラッシュしたのは…ちょっと悔しい結果でしたね(^^;)
コメントへの返答
2020年12月8日 14:01
こんにちは~・・・・。

私が見ていた時は無線の不調とか解ってなくて、どうしちゃったのか?メチャクチャになって・・・こういう事もまだ起きるのか!と意外でしたね。

確かにペレスは良くやったと思います。最後尾から優勝と言うのはなかなかない事ですね。

ジョージ・ラッセルはいい男だね、馬鹿な発言もしないし、しっかりチームに感謝して・・・。

レースの難しさは、やはり台数が多く、接触が起きるからだね・・・、マックスを見ていると引くとこは引いていたんだけれどね、レイトブレーキングは良いけれどロックしてしまえばそれまでで、コースは変えられないし、止まれないし、その判断を誤まらせるのはアドレナリンなのかな?

シャルルもこれからのドライバーだからね・・・・まあ、そのうちこういうミスはしなくなると思うけれどね、グリッド降格だけでなく、自分のポイントを被害者に一定量渡すというルールにすべきだね。

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