ロシア海軍の旗艦「モスクワ」ウクライナのミサイルで沈没

ロシアは、自国の巡洋艦「モスクワは火災を起こし、弾薬に引火した結果として沈没した」と発表しているが、ウクライナ側は2発の自国製ネプチューンミサイルの攻撃で深刻な打撃を与えたと発表していた。

米軍などの発表ではミサイルが命中し、その結果として沈没に至ったという立場であるが、「巡洋艦モスクワは核兵器は搭載しているとは認識していない」と述べている。

ロシアは「ミサイル巡洋艦モスクワ」の沈没原因をウクライナのミサイルで沈んだとしてはいないが、そう言いながらウクライナの近くにいた他の艦船を黒海内の150ｋｍ以上遠方に引き下げたから、実際にはミサイル攻撃で火災を起こしたと言っているように見えるし、キーウに対しミサイル攻撃を仕掛けるところなど見れば「モスクワ」が沈没させられた報復と言わんばかりでもある。

世界に対しても、自国民に対しても「ロシアの旗艦がウクライナにやられた」とは言いたくないことを雄弁に語っていると考えて間違いないだろう。

ロシアはウクライナがこれ以上に「抵抗を強めるなら、更に強力に攻撃する」と、まるでウクライナが抵抗していること悪いと言っているように聞こえるが、そもそも独立国であるウクライナに対し、武力侵攻したことが正しい事でも言いたいのだろうか？

それにしても21世紀の今、こんな暴力的な軍事侵攻をロシアが行ない、それを世界が直ちに止めることが出来ないという現実を見せられたわけだ。

要するに何をやるか解らないヤクザのようなロシアの恨みを買って、自国が戦争に巻き込まれることを嫌うが為、強力な態度でロシアを止められないでいるのだ。

国連の機能が、以前から言われているように「拒否権」によって役立たずであることを正せないままここまで来ていたしね。

結局武力が支配している地球の現実を見せられたという事になる。

それが今の人類のレベルなのですよ・・・・本当に情けないよね～。

日本はそれでもかなりロシアに対して厳しく出ているけれど、ロシアがそのことで日本に対し武力侵攻（核ミサイル攻撃）して来たら・・・、自国の防衛力だけで凌げると思っているのかな？ロシアの保有する6000発以上の核ミサイルを防げるわけは無いのは知っているよね？という事は、つまり日本はアメリカの核の傘の中に居て、もしロシアや中国、北朝鮮等が日本を核攻撃したとすれば、アメリカが報復核攻撃をしてくれるという逆脅し（世界核戦争は人類を滅ぼすことになるという恐れ）によって守られて居るという不確実で希望的な意識だけだよね？

アメリカが守ってくれるといつまで頼りにする気なのだろうね？？？日本の政治家も国民も、およそ現実離れしているからね・・・・・。

今のウクライナが明日の日本では有り得ないと誰が断言できると言うのだ！?