2023年06月26日
肉食・・・に危険はないか?
ふとしたWeb記事が目に留まった・・・・。
年間に一人が消費する肉の量が最も多い国はルクセンブルグの約134kgで、2位はアメリカ合衆国の125kgであるそうだが、それ以下はオーストラリア、ニュージーランド、スペインと僅差で続く・・・・。
因みに日本人は近年では一人当たり年間32kg程度の肉を食べていると言う事が解っている。
この32㎏と言う量は1年間での摂取量だから、1日当りに直すと88g程度となるが、88gと言う肉の量はどれほどの量か?と言えば、手のひらよりやや小さく厚さ2センチ程のヒレステーキが80g~100g程度ではないだろうか?
そう考えると私は牛のヒレステーキを365日、毎日食べることは無いから、それ以外の鶏肉や豚肉、マトン、ソーセージやハムなどの肉を全て入れて一日平均では88g程度になるという事だろうが、どう考えてもそこまで肉を食べていない気がするから、私は畜肉よりも魚を食べる量が平均的な日本人よりは多いのかも知れない・・・。
さて本題です・・・、アメリカ合衆国を例に取ると、人口が3億3千万人だとするなら年間に消費する畜肉の総数は4125万トンに達する事になるのだが、このうち牛肉だけを見て見ると年間の消費量は1250万トンほどになるらしい。(≒1千800万頭)
しかしこれは40年ほど前の消費量からすれば半減していると言う。
原因は米国の肉牛の多くは合成女性ホルモン剤を与えられて早く育てられていることが挙げられていて、1970年~1980年代には、米国産の牛肉を食べたプエルトリコなどの幼い女の子の乳房がふくらんだり、月経が起きるなど、性的に異常な発育が続出したことなども影響して、米国内でも、ホルモンフリーを謳う牛肉が多く売られるようになったものの、価格は4割ほど高価になったことで、高所得層や中産階級層の間ではそうした「オーガニック」とか「ホルモンフリー」の牛肉が主に食べられるようになったことも有って、ここ40年間を見ると米国での牛肉の消費は半減したと言われ、一人当たりの年間消費量は20kg程度まで減ったと言われています。
肉牛の消費が半分にまで減るという事は多くの畜産農家にとって死活問題に直面することを意味しますから、米国の食肉畜産農家や精肉関連産業はどうやって凌いで行くことにしたのでしょうか?
ここまで書くと、察しの良い人は気づくのかもしれませんが・・・・、米国人が健康志向によってオーガニックな牛肉を多く食べ始めたことや、全体的に半減してしまった消費傾向によって安全とは言えないかもしれない肥育ホルモン剤を使って育てられた牛肉何処へ行ってしまったと思いますか?
残留ホルモン剤などへの検査や規制が緩いか?そうした検査をしない国へと輸出されていることが想像できますよね?日本はどうだと思いますか?スーパーマーケットでホルモンフリーとかオーガニックビーフ等と書いてアメリカ産の牛肉が売られているところを見たことは無いのではありませんか?ハンバーガーの中の肉がホルモンフリーであると謳っている店が有りますか?安さを売りにする焼き肉店や牛丼チェーン店では如何でしょうね?
日本では「残留肥育ホルモン剤」という文言さえ聞かれないように扱われているのでは?と思わせるほどに聞かない言葉です。
つまり、そう言う事なんでしょうね?・・・、日本はアメリカ人が食べなくなった肥育ホルモン剤の残留が疑われる牛肉を輸入して、国産牛肉よりも安い価格で売っていると考えて間違いは無いのではないでしょうか?
これは私が想像で書いたことで証拠のある事実の暴露と言うわけではありません。
しかし、日本の現状はEUなどとは違っています。EUでは米国産の肥育ホルモン剤を使った牛肉には発がんリスクの危険性が有るとして輸入禁止にしていますが日本は違うようです。
これは、牛肉だけの話ではないとお気づきの方もきっとおられるでしょうね?豚肉はどうですか?お惣菜のトンカツやカツ丼の肉は「ホルモンフリー豚」と言えますでしょうか?日本のマーケットや外食チェーン店では残留ホルモン剤の事には一切触れずに売っていますよね?だからと言ってそれが完全に有害な肉とは言えないですが、やはり若い夫婦が食べ盛りの子供を育てる時に、安価な肉類に手が伸びることはやむを得ない気もしますから、その安全性を国が厳しく監視してくれないと拙いのではないかと思いますね・・・。
とここまで書いて、先日外食で食べたニラレバ定食のレバーと餃子の中のひき肉の出どころが心配になる私ですが、老い先短い我ら夫婦は、まああまり気にしなくても良いかもしれませんが・・・・・笑。
しかし、日本はどうしてEU並みの規制を行わないのでしょうね?もしかして日本は実質的には米国の植民地なのですか?・・・・・・そうなんですか?皆さんどう思ってますか?
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Posted at
2023/06/26 14:25:11
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