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銀河遼のブログ一覧

2025年07月17日 イイね!

火星から飛来した隕石だという岩が競売で売られたらしい。


サザビーズと言うニューヨークの競売で火星から飛んできたという岩石が競売にかけられ、およそ7億8000万円で落札されたというニュース記事を読んだ。

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この隕石は火星に小惑星が衝突した際に発生し、2億キロ以上を飛行して地球に落下したとみられます。「隕石が無事に大気圏を通過し、海ではなく砂漠に落下したこと、隕石であると認識できる人によって発見されたことは信じられないことです」 という解説も着いていました。

サハラ砂漠で発見されたこの火星からの隕石と言うのは、どうやって「火星から来たものである」という結論を得ているのか調べたくなった。安易だがAIに聞いて見た。以下AIによる答。

1. 化学的組成の分析
火星の隕石は、特定の化学的および同位体組成を持っています。特に、酸素同位体の比率が地球の岩石とは異なり、火星の大気と一致することが確認されています。例えば、EETA 79001という隕石では、火星の大気中に存在する希ガス(ネオン、アルゴン、キセノン、クリプトン)の組成が、隕石内に閉じ込められているガスと一致していることが示されました。この一致は、その隕石が火星から来た可能性が高いことを示唆しています。
2. 隕石の形成過程
火星の隕石は、火星の表面での衝突イベントによって放出された破片です。大きな隕石が火星に衝突すると、その衝撃によって岩石が宇宙空間に放出されます。この過程で、隕石は高圧と高温にさらされ、特定の鉱物(例えば、プラジオクレース)が変化してガラス質の物質(マスケリナイト)を形成します。これらの鉱物の存在は、隕石が火星の表面から来たことを示す重要な証拠となります。
3. 隕石の年代測定
隕石の年代を測定することも、火星由来であることを確認する手段の一つです。火星の隕石は、地球の岩石よりも若い年代を持つことが多く、これが火星の地質活動の歴史を理解する手助けとなります。例えば、火星の隕石の中には、数百万年前に形成されたものもあり、これが火星の地質活動の証拠となります。


ということだそうですが、火星への探査機の調査で、酸素同位体の比率が地球の岩石とは異っていることも解っていることからも火星からの隕石と解り、また、希ガス(ネオン、アルゴン、キセノン、クリプトン)の組成が、隕石内に閉じ込められているガスと一致しているという事でも判断がつくのだそうです・・・・。
Posted at 2025/07/17 09:10:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 宇宙 | 日記
2025年03月23日 イイね!

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測では


ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)による観測で、263の銀河のうち約66%が時計回りに、約33%が反時計回りに回転していることが確認されました。この結果は、従来の予測である50対50の分布から大きく逸脱しており、宇宙の構造に関する新たな理論が必要とされています。

この発表はちょっと変ですよね?そう思いませんか?

時計回りか?その逆回転か?を判定するには、銀河円盤を上から見るか?下から見るかで回転方向は逆に見えるから、地球から見た場合の見え方でしかない訳です。

無作為に近傍の銀河を263個見た場合の回転方向であるはずなので、銀河団と言う銀河の多い宇宙での傾向に過ぎない可能性を排除できないとは思いませんか?

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の観測が、全天に対し均等な分布で調査したかも重要であるのでそこも明示されなくては意味が無いと思う訳です。この点を厳密に公表する義務が発表者にも、報道機関にも求められてしかるべきではありませんか?Webの扱いではそこに何も触れられていないので信憑性は低く感じてしまいます。

地球から見た場合なので、その確率が逆転してしまう視点の場所が宇宙のどこかに在るかもしれないという疑問もありますよね?

いぜれにせよ、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の観測が、全天に対し均等な分布で調査したかぐらいは発表すべきだし、報道機関も何故当然疑問に思われるそこへの疑問に答えていないのか・・・、良く解りません。

この発表はそういった点で非常に不十分な発表であると感じました・・・・。
Posted at 2025/03/23 15:25:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | 宇宙 | 日記
2024年09月21日 イイね!

宇宙からの謎のメッセージが且つて有ったそうだ・・・・。


Web記事の引用で恐縮ですが・・・・。

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1977年、ビッグイヤー電波望遠鏡は「いて座」からのある信号を受信しました。この信号は、狭い周波数の中で72秒にわたり強力な信号を発していたことから、データを解析した天文学者は「Wow!」という驚きの言葉を書き記しています。

その後に同じ方向を観測したとしても、このシグナルは発見することができておらず、起源は不明のままです。日本でも九州東海大学や、西はりま天文台なども観測を試みました。この電波はWow!シグナルと呼ばれ、様々な説が議論されていますが、恒星間での使用が予想されるような信号の特徴を表していたため、地球外生命体の電波ではないかとも考えられています。そして、この出来事は世間にも浸透していき、映画「コンタクト」など多岐にわたる部分で影響を与えました。

■Wow!シグナルの方向に太陽と酷似した天体を発見


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そして時は流れ2020年、宇宙望遠鏡「ガイア」は約18億個もの新たな天体の発見に成功しました。このデータを調査したところ、なんとWow!シグナルの発信源方向に、直径と光度が太陽とほぼ同じ天体「19281982-2640123」を発見しました。この天体を分析したところ、質量・半径・光度・有効温度の全てが太陽の±1%の範囲にあると推定されており、太陽系から1801光年の距離に位置しています。

この天体はWow!シグナルの発生源として最も可能性があると考えられ、非自然的な電波の観測を試みました。しかし、今のところそれらしい電波は検出されていません。もしかするとこの天体の周りには、私たちが住む地球と非常によく似た惑星が存在しているのかもしれませんね。


しかし、太陽系から1801光年ですからね~・・・・、我々の既に持っている科学技術ではそこへ行くことは当分不可能である上に、その付近からの電波に注意して聞き耳を立てるだけしか無いのが現状です・・・。

今後その付近からの通信電波と思しき電波が再び得られるのか?興味は尽きません・・・・。
Posted at 2024/09/21 13:00:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | 宇宙 | 日記
2024年07月30日 イイね!

「宇宙は人類のために設計されている」という興味深い考え方


以下の文はWebの記事を参照していますが、大変興味深く面白いのでここに転載させていただきました。又少し長いですが是非皆様にも読んでいただければ、と思いました。

「宇宙は人類のために設計されている」説が、あながち間違いとも言えないワケ…物理学から考える「この世界の存在理由」

宇宙はどのように始まったのか……

これまで多くの物理学者たちが挑んできた難問だ。火の玉から始まったとするビッグバン理論が有名だが、未だよくわかっていない点も多い。
そこで提唱されたのが「インフレーション理論」である。本連載では、インフレーション理論の世界的権威が、そのエッセンスをわかりやすく解説。宇宙創生の秘密に迫る、物理学の叡智をご紹介する。

宇宙は人類のために絶妙にデザインされている?
宇宙を考えるうえで避けて通れない「人間原理(Anthropic Principle)」の話をしていきましょう。

現在の宇宙の法則の中には、さまざまな物理定数があります。たとえば強い力、電磁気力、重力などの力の強さもそうです。つまり具体的に決まっている数値のことですね。これらの定数をよく見ると、まるで人類が誕生するように値が調節されているとしか思えないものがあるのです。

たとえば、電磁気力の強さを少しでも変えると、生命は生まれなくなってしまいます。強い力の値をちょっと弱くすると、星の中で元素を合成するトリプルアルファ反応というものが起こらなくなります。これは3個のヘリウム4の原子核が結合して炭素12ができる核融合反応ですが、この反応が起きないと、炭素や酸素といった生命に不可欠な元素が生成されなくなるのです。

これらの例に限らず、われわれが住む宇宙は、人類を含めた生命をつくるために絶妙にデザインされているように見えるのです。これは否定しようのない観測事実です。
このような話を聞くと、「ああ、やはり神様は人間を創造するようにこの世界を設計されたんだなあ」と思う人もあるかもしれません。しかし、科学者がそのように考えるわけにはいきませんから、このような物理定数のナゾをどう解決するかが重要な問題になります。

人間原理も、この問題への答えとして考えられてきたものなのです。

これまで人間原理については、いろいろな研究者が自分の見解を述べていて、量子脳理論のアイデアでも知られるロジャー・ペンローズはこう言っています。
「神様がわれわれの住んでいる宇宙と同じような宇宙を創り出すためには、途方もなく小さな空間の中の小さな定数が必要である」つまり、適当に物理定数を決めても、決していまの宇宙はできない。神様はよほど注意深くならなければならない、というのです。そして、どこから出てきた数字かわかりませんが、われわれの住む宇宙がつくれる確率は、10の10の123乗分の1だと、すこぶる具体的な数値を示しています。
この数字はおそらくジョークだとは思いますが、それくらいとてつもない精度で選択をしていかなければ、いまのような宇宙はできっこないというわけです。そして、なぜいまの宇宙がそうなっているかという問題は、人間原理でしか説明できないというのです。

宇宙の法則が少し違ったら人類はどうなっていた?
アメリカの理論物理学者テグマークが、電磁気力や、強い力が、われわれの宇宙とは違う多様な値をとった場合を考えたグラフがあります 。

図「テグマークのグラフ」。

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「宇宙は人類のために設計されている」説が、あながち間違いとも言えないワケ…物理学から考える「この世界の存在理由」
難しい言葉もありますが、要するにこれによると、2つの力の値が変わると炭素原子が不安定になったり、水素原子が生まれなかったり、重水素が不安定であったりなど、多様な不都合が生じます。その結果、知的生命体が誕生するのに都合のいい領域はごくわずかしか残りません。四つの力のうち、二つの力だけで考えても、これほどまで制限されるのです。
テグマークはまた、空間の次元や時間の次元を変えるという考え方でも生命体存在の可能性を考えています。

時間がわれわれの世界と同じ1次元の場合は、空間が1次元や2次元だと単純すぎて多様な構造が生まれず、一方で空間が4次元にまでなると不安定になるとしています。たとえば原子核のまわりを回っている電子も、次元の大きな世界では不安定になって原子核に落ち込んでしまうようになります。これでは多様な構造を安定してつくることはできません。結局は、3次元が多様な構造をつくるのには適しているというのです。

時間の次元が多い宇宙については、4次元以上だと不安定な宇宙になるのだそうです。しかし、時間の次元が増えるというのはどういうことか私にはわかりません。それこそ腕時計が二つ必要になる世界でしょうか? 冗談はさておき、時間の次元がゼロの場合は、彼も想像不可能としています。
テグマークの主張はともかく、私たち人類はよほどの条件が整わなければこの宇宙に存在できないことは確かなのです。

人間は「選ばれし存在」か?

およそ50年前、プリンストン大学の物理学者ロバート・ディッケは、もし宇宙が現在のようにきわめて平坦でなければ、人間は存在していない、だから人間は選ばれた存在であると言いました。
もし、宇宙を創ったときに、神様がいまよりも弱い勢いで膨張させたとすると、膨張はすぐに止まってしまい、1000万年後あるいは1億年後に膨張は止まって、つぶれてしまう宇宙になります。そういう宇宙では十分に生命は進化できず、人類は生まれないことになってしまいます。

一方、神様が宇宙を膨張させる力が強すぎた場合は、膨張する速度が速すぎて、ガスが十分に固まる前に宇宙が膨張してしまいますから、ガスが固まれません。つまり、星もできません。ですから炭素も酸素もつくられず、生命も人類も生まれてきません。
このように考えると、神様はきわめて慎重に、曲率がゼロになるように宇宙を創造したということになりますが、それは非常に困難なことです。これが「平坦性問題」です。この問題を説明するためにディッケは、人類は曲率がゼロに近いきわめて平坦な宇宙にだけ住むことができる。だからこの宇宙は平坦な宇宙なのだ、と言ったのです。
この平坦性問題は、インフレーション理論によって解決したことも前にお話ししました。ごく簡単に言えば、神様の力を借りなくても、インフレーションさえ起こせば、曲率ゼロの宇宙を創ることができるからです。インフレーションによって一様で平坦な宇宙ができるため、平坦性問題は人間原理を使わなくても、物理学で説明できるようになったのです。

「人間原理」という言葉を最初に使ったのは、ブランドン・カーターです。
読者のみなさんはコペルニクスをご存じでしょう。地球は宇宙の中心にあるのではなく、太陽のまわりを回っているという地動説を考えた人です。このコペルニクスの考え方を太陽系だけに限らず、あらゆる一般的なことに敷衍したものをコペルニクスの原理と言います。人類は世界の中心にいるわけではなく、宇宙においては人類といえどもワンオブゼムの存在であるという考え方です。

カーターは、このコペルニクスの原理に対する逆の考え方として、人間原理という言葉を使ったようです。宇宙は人間を生むようにつくられていると見ることができるとして、人間を特別な存在として考えるべきであるというのです。

強い人間原理、弱い人間原理

やがて人間原理は、「弱い人間原理」と、「強い人間原理」に分かれます。
弱い人間原理とは、いまあるこの宇宙のあり方を決める数値(宇宙の初期条件など)は、なぜ人間が存在するのに都合よく定められているのかを問うものです。そのよい例はディッケの平坦性問題で、人間が宇宙に存在することから、宇宙は平坦になるよう微調整されたとする考え方です。ただし、やはり平坦性問題のように、インフレーション理論を使えば物理法則だけで説明できるものもあります。
これに対し、強い人間原理は、物理学の基本法則・物理定数や、宇宙や空間の次元などは、人間が存在できるようにつくられているというものです。2次元でも4次元でもだめで、3次元でなければならないとテグマークが言うのも、この強い人間原理です。

こうした人間原理が出てくるのは、ある意味で当然のことだと私は思います。なぜなら、いま私たちは物理法則を持っていて、その法則には多様なパラメーター、つまり数値がのぼっていますが、それらがどうしてそんな数値になっているのか、私たちは知らないからです。たとえば電気の力を表す微細構造定数という値は、137.035…分の1という数値になっていますが、なぜ、これが電気の強さになるのかもわかっていないのです。そうである以上、その値が人間が存在できるように決められたという考え方が出てきてもしかたないのです。

将来もしも、超ひも理論がめざす究極の物理法則、この方程式ひとつを解きさえすれば四つの力すべてがわかるという超大統一理論ができたとき、その方程式の中に何ひとつ数字(定数)がなく、すべては幾何学の問題だけに帰して、それだけで自動的に現在ある多様なパラメーターの数値がすべて導き出せるといったことになれば、人間原理など必要ありません。その理論さえあれば、この世界がつくれることになるからです。

しかし、かりに何らかの数字がまだ残っていたとしたら、そのときは問題です。その数値はなぜそうなるのか、説明がつかないからです。そのときは、人間原理のようなものを考えなくてはならないかもしれません。
今後の研究によって、そこがどうなるのかはわかりません。ただ、私は物理学者として、究極の物理法則となる超大統一理論には、そういうパラメーターがいっさい残っていないことが理想だと思っています。

マルチバースと人間原理

読者のみなさんは、これまでの話をどう思われたでしょうか。「宇宙は人間が生まれるようにつくられている」と主張するかのような考え方など、科学にはほど遠いと思われたのではないでしょうか。たしかに人間原理を疑似科学や宗教的なものと見なしている人もいるようです。しかし、実はホーキングも弱い人間原理を支持しているなど、科学者の間でも人間原理への評価はさまざまに分かれているのです。
私自身はといえば、さきほども述べたように、物理学の法則だけでこの世界のことをすべて説明できれば理想的だと考えています。人間原理という概念を物理学は安易にうけいれるべきではないというのが基本的な立場です。

ただ、最近の人間原理の考え方には、科学的に認められるものが生まれてきているとも考えています。
それは、マルチバースの考え方に立った人間原理です。インフレーション理論が予言するように、宇宙が子宇宙、孫宇宙…と無数に生まれているならば、それぞれの宇宙が持つ物理法則もまた無数に存在するはずです。それらの中には、人間が生存するのにちょうどよい物理法則があっても不思議ではありません。そして、私たちの宇宙がたまたま、そういう物理法則を持つ宇宙だったのだ、とする考え方です。

これにはみなさんも納得できるのではないでしょうか。この宇宙を認識する主体である私たち人間は、ほかの宇宙を認識することはできません。だから、たった一つの宇宙がたまたま人間に都合のいいよう絶妙にデザインされていることを不思議に感じますが、実はそれは、無数にある宇宙の中で私たちの宇宙がたまたま、人間が生まれるのに都合のいい宇宙だったにすぎないというわけです。そのような宇宙だからこそ生まれた人間が、この宇宙の物理法則について認識していくと、それは人間が生まれるように都合よくできていた、これは言ってみれば当たり前のことです。

そして、そのような私たちの宇宙が、たとえペンローズが言ったように10の10の123乗分の1というわずかな確率でしかつくられないとしても、宇宙が無数にあるのなら、そのうちの一つが私たちの宇宙であっても何も不思議ではありません。
このように、インフレーション理論が予言するマルチバースという宇宙像を前提にすると、人間原理についても論理的な説明が可能になってくるのです。

*本記事は、佐藤勝彦著『インフレーション宇宙論 ビッグバンの前に何が起こったのか』(ブルーバックス)を抜粋・再編集したものです。

Posted at 2024/07/30 22:15:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 宇宙 | 日記
2024年06月27日 イイね!

ボイジャーの飛行速度は現在時速216万kmでしかない。


ボイジャーの飛行速度は現在時速216万kmでしかない。

非常に遅いという意味だが、光の速度はご存じのように秒速30万kmであり、時速で言い直せば、その3600倍になるから108億km/時速となる。

光が1時間で進む距離はそれぐらいだから、その24倍の距離なら1日に進む距離となって2592億kmとなるから、更にその365倍にすれば光が1年間に進む距離と言う事になる・・・。つまり94兆6080億km/年がその距離だ‥‥遠い距離だね!

しかし、その距離を我々は1光年と読んでいます。1光年という呼び方は距離の事なんですよね・・・・笑。

それで我々の太陽系がある天の川銀河の直径ですが、10万光年と長く言われてきたのですが、最近の研究では非常に濃い密度の部分の直径は10万光年と理解されますが、天の川銀河の真の大きさは104万光年と解って来たのです。

光の速度で飛んで行ける宇宙船があったとしても我々の天の川銀河の直径の距離を飛ぶには104万年かかるという事です。

9,839,159,691,484,030,000kmが104万光年なので=983京9159兆6914億8403万0000kmで良いでしょうか?・・・・。

余談ですが、1kgの物体が光の速さで飛んでいる時その物体の運動を止めるには4500兆ジュールのエネルギーが必要です。又速度0から光の速度まで加速するにも4500兆ジュールのエネルギが必要になります。

そこで人間が6人乗って宇宙を旅する時の宇宙船はどれ程の重さになると思いますか?エンジンや燃料を考えに入れないとしても1トン以下は考えれれないでしょう?マイクロバス程度だとしても3トン近いはずです。

3トンだとすると光の速度までは現実的でないので、1/10として秒速3万kmまで加速するのに必要なエネルギーは4500兆ジュールの300倍必要ですが(3000/10=300)目的地に着いた時速度を落とさねばならないので、そのエネルギーも4500兆ジュールの300倍が必要になります。合計270京ジュールです。(50メガトンの核爆発の出すエネルギー量はおよそ21京ジュールです)

しかしそこで忘れてはならないのが、加速と減速する為のエネルギー源はどれほどの重さになるでしょうか?270京ジュールを生み出す燃料は何をどれだけ積んで出発すれば良いかという問題になる訳です・・・・。

例えばウラン235の核分裂で得られるエネルギーの全てが推進力に変換できるとした場合では、9kgのウランで済みますが、サターンロケットのようなケロシンと液体酸素での燃焼式ロケットで270京ジュールのエネルギーを得ようとした場合、100%推力に変換できたとして、9トンのケロシンと35トンの液体酸素が必要になります。もし効率が50%である場合はその倍の量が必要になるという事になります。

従って、3トンの宇宙船をケロシンと液体酸素の燃焼反応で秒速3万kmに加速と減速を行う場合、先ほどの計算に比べて15.7倍の重さになってしまう為、エネルギーの必要量は16倍以上になりますから効率が50%なら31.4倍の重さを背負って出発しなければならないのですが、その燃料と酸化剤のタンクが大きくなりますから重さもさらに増えて総重量150トンほどの宇宙船になっているかもしれませんので燃料は更に重くなりますね・・・・。

それを考えると銀河系内を旅行するレベルの移動には燃焼ガスの反作用で進む方式では無理があると気づくことになりますから、高速推進のためには大きな技術的ブレイクスルーが必要だと言えますね。

重量を伴う宇宙船を加速するという事がどれほどのエネルギーを必要とするかは計算で簡単に出てきますが、実際はそう単純なものではないはずです。どんなに遠い星でも慣性の法則により加速と減速に使うエネルギーは変わらないので、途中で止まったりしなければ片道分はそれで賄えます。しかし帰ってくるための燃料は無いので片道切符になりますから、戻って来ることを前提にして目的地で停止するなら、更にその倍の燃料を積む必要があるのでその為のタンクなどの重量も更に増えるという訳です・・・・。

でも、考えて見ると我々の居る天の川銀河を横断するのにさえ、光の速度の1/10の速度が出せたとしても1040万年かかる訳だし、そこから止まらずにUターンして戻って来たとしても2080万年以上かかるのですが・・・、乗り組む人間は冷凍してしまう以外に方法はほぼ有りませんね、さもなければ宇宙船の中で世代交代をしながら進むしか無く、それだと食料の確保という点で大きな問題を抱えることが予想されます。

地球の上の人類でも2080万年に亘って生存を継続させられるかも解らないのでありますから、狭い宇宙船の中で僅かな数の人間が世代交代を100万回繰り返せる等とは到底あり得ないと気づき、これは無理な計画とすぐに解ります・・・・。

意味の無い無駄な思考かも知れないのでこの辺で止めます・・・・笑。
Posted at 2024/06/27 22:20:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 宇宙 | 日記

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「こんにちは~・・・、いかがお過ごしですか?」
何シテル?   11/03 10:03
銀河 遼です。よろしくお願いします。(宝塚とは無縁です) フリーランスの機械系エンジニアです。(面倒な仕事してる面倒くさいかもしれない人です) 3D・C...
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