2018年01月11日
11月の終わり頃に食欲がなくなって、動物病院へ連れて行って診てもらいましたが、レントゲンとCTの映像から腸管に腫瘍が有り、肺にも転移しているようだと言われ、とりあえず点滴を5回ほどしてもらい、その後は高栄養流動食をシリンジで押し込むようにして与えて何とか、正月まで頑張っていたのですが、7日の深夜に逝きました・・・・。
16歳7か月と高齢であり、痩せていたこともあって、抗がん剤などの投与はせず、経口の栄養摂取がいよいよ出来なくなったときはお別れの日がやって来ると覚悟し、医者にも、そうするとこちらから告げていました。
1か月と10日ほどで体重は500gほど減って、若い時は4kg以上でしたが最後は2kgまで痩せました・・・・。(6kg以上から4kgまで痩せたと書いていましたが記憶違いでした。)
体を撫でると背骨が手にあたる感じになっていましたが、外見的には亡くなる2日前まで、特に苦しんでいるようには見えず、殆ど寝ていました。
かえって苦しませるようなのでいつも辛かったシリンジでの栄養補給が6日には可哀そうで殆どやれなくなってしまいました・・・・。
実際には私たちが無理やり与える流動食が最もハナちゃんを苦しませたのかもしれません・・・。
殆ど歩くことも難しくなった1月6日、深夜に私のベッドまでやって来て、何とか私のベッドの登って来たので目が覚めて、私の傍らで朝まで眠りました・・・・。殆ど家内と一緒に寝て、私の所へ夜来ることは無いハナちゃんが私のベッドに来たのは何か意味があったとしか思えません・・・・。
次の日、血が混じったような茶色の液体を吐いた後、家内と庭を少しだけふらつきながら歩き、その夜は家内が一緒に寝ました・・・・。私も家内ももう覚悟は出来ていました。
朝方の3時30分ごろに、ハナちゃんは家内の頭に手を伸ばして家内を目覚めさせたそうで、苦しそうな声を一回出した後、ため息をつく様に2度家内に聞こえるような呼吸をし・・・・そのまま動かなくなったそうです。
家内が、仕事で起きていた私を呼びに来たので、寝室に行って見ると、すでにこと切れていて目を開いたまま動かなくなっていたのです。
猫は本当に凄いです・・・全く騒がず、家内にその時を知らせ、その床の中で静かに逝きました・・・。
8日は長野スパイラルでスケルトンの体験滑走を行う予定でしたが、ハナちゃんも亡くなった直後で、そんな気にもなれず、欠席の連絡をメールで書き、長野行きは中止しました。
そして今日、家内と二人でお別れをして埋葬しました・・・・。
まるで眠っているような静かな顔で、辛い別れでした・・・・ハナちゃんの死に方は、私にしてみれば本当に立派なものでした。
私も逝く時は周りに迷惑を掛けない様なハナちゃんの様な最期にしたいと、つくづく思ったのです・・・・。
Posted at 2018/01/11 01:19:48 | |
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