2021年07月17日
特に、今日2021年7月17 という事に関係は無いが、ふと思ったことを書く。
自分と全く違った意見を持つ人は普通に居るので、その内容には賛成できないことも多いが、賛成できない事柄は、物事の捉え方であったり、基本的対人姿勢や、言葉遣い、等である場合が殆どである。
そうした自分と意見の違う人の中で、自分が最も良くないと感じることは、意見や捉え方の違いでは無く、違った意見を持つ人を全面的に人格否定するような言葉で非難することであり、自身の考えが完全に正しいかのように言う態度であったりする。
私としては、考えが違う事は、理解できる迄話し合う事で殆ど解決できると思っているが、人格否定ともいえる発言には閉口してしまって、言葉を失いがちになってしまう。
今日言うべきことは、人の頭蓋骨や脳細胞や筋肉、皮膚等を非難するのはナンセンスであるという事である。
脳細胞は記憶素子であり、思考も又、脳の行う作業でしかないのだから、そこから導かれる言葉は水の流れの様のように一過性で留まることは無いもので、それを語る人間に問題はあまり無く、蓄えられた知識とか記憶に間違いなどの問題があることが殆どであると言えるだろう・・・。
言い換えれば、答えを導く元になったデータが間違っているという事ではないかと思うのだ。
それでも、問題かもしれないのは、聞く耳を持たないことであったり、謙虚ではない心構えや、公平でない心情を頑ななまでに持って居る事ではないかと思う。
何故かと言えば、謙虚さ、公平さが有り、聞く耳を持つなら、やがて知識と記憶を改め、己の誤りに気付く日がやって来ると期待できるからだ・・・・。
そもそも、脳細胞には責任は無いのだ。そこに宿る心さえ書き換え可能な状態を保っているなら、いつかは修正できる可能性が在ると言えるのだ・・・・。
Posted at 2021/07/17 20:19:53 | |
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