2020年度、国公立小中高校、わいせつ教員200人処分、そして児童生徒ら被害で免職者は91人だったそうな・・・・。
更に、ここ10年の平均でも毎年200人程度の処分者が出ていて、2018年と2019年はもっと多かったことが解っている。
毎年、全国の公立小中高等学校での統計であるから、私立の学校はこの数字には含まれていないが、ゼロ人である可能性は無いはずなので、全体的には更に多いことが想像される。
毎年200人程度はワイセツに掛かる問題で処分されていて、それが10年間改善されずにむしろカーブとしては増えているという。
という事は過去10年間では2000人を超える教師がワイセツ行為などで処分を受けていることになるのだが、これは多いと言うべきなのだろうか?
全国の小中高校の教師の数は、90万人を少し超えるらしいが、令和の統計が見つからなかったので、平成17年度では917000人程度であるらしいことは解った。
毎年200人程度が処分の対象となっているという事は、一年に200/900000が少なくとも問題を起こし、処分に至るという事ですが約分すれば1/4500ですね・・・。
10年間を区切りにすると1/450がワイセツ行為を行ってそれが公になるということです。
この10年間で考えるのは、教師という職業を続ける平均的な年数を考える時、90万人の教師の数の中の入れ替わる人数が20~30%程度であるとすれば、1年単位で考えるよりも10年単位で2000人いると考えた方が、実感により近い割合と言えるのかもしれません。
小中高校の教師1000人に2人以上が10年間で見れば、ワイセツ行為で何らかの処分を受けているという事になるのです。
恐らく、ワイセツ行為で処分されるという実際の行為は、教師が気づかないうちに犯してしまうと言ったレベルではないと思われることから、自覚できるレベルの行為であるはずなので、一般社会人が電車の中で痴漢行為に及ぶような割合と比べて多いのだろうか?
もし同等の数であったり、むしろ少ないのであるなら、これからも無くならずに多少減らすことが出来るのか?と言ったレベルで今後は推移するのかな?と思えたりする。(本当に危惧すべきことは、明るみに出ずに処分されなかった教師の不適切な行為の積算数は一体どれ程の数になっていたのか?数倍か?数十倍なのか?という事も大いに関心があるが、その実数は不明なのだ。)
公立校教員の450人に1人程度はそういう事をしてしまう人と言えるのかもしれないが、全国の公立小中高校の数、約32000校を平均すると1校に付き30人未満の教師しかいないことから、市内に15校の公立小中高校が有ると、その内の1校から1人ワイセツ行為をする教師が出る計算になる・・・しかも10年間に一度だけね。
この数は、そうして考え見るなら決して多いとは言えない様な気がするから、もし、それでも我が子がどうしても心配という事なら、教師側の問題とは別に、「子供の側に未然に防ぐ方法を教えるしか無い」と言えはしませんかね?
Posted at 2021/12/21 22:27:06 | |
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