2021年12月23日
毎年それなりに注目すべき点を持っているF1レースであるが、来年の2022年は又新たな興味を提供している。
何と言ってもシャシーの規則が大きく変更されて空力面で、先行する車に近づきやすくなるように配慮されたシルエットを纏うことが挙げられる。
この事は、ここ数年来F1の大きな問題として捉えられてきたマシンの後方乱流を低減させ、他車に追随し易くすることで追い越すチャンスをより増やすことにある。
果たしてFIAの目論見通りに多くのドッグファイトが見られるのか?開幕が待たれるところである。
次に、メルセデスチームに昇格したジョージ・ラッセルが、ルイス・ハミルトンに対してどのような位置で戦う事になるか?非常に興味深いものがある。
これまでのルイス・ハミルトンと僚友であったバルテリ・ボッタスとはチェンジするようなシフトであるが、バルテリは予選では何度もルイスを上回って見せたが、ことレースとなるとルイスは強く、より多くの優勝を挙げて来たのです。
今年までのジョージ・ラッセルの走りを見て見れば、予選の速さは眼を見張るものがあり、シャシーでの劣勢を物ともせずにQ3に進出する姿をたびたび見せて来たから、今年のマシンに近い優位性を2022年型のメルセデスが持っているとすればルイスと二人でトップを争うシーンを見られるのかもしれないとも感じるのです。
勿論引き続きHONDA製のエンジンを使うレッドブルとアルファタウリの活躍も望まれるものですが、ドライバーをチェンジしたメルセデスのチーム内の状況は大いに興味深いものであるという事なのです。
そして、1年目のシーズン最後にチームメイトをQ1~Q3、予選、決勝とすべてに上回って見せた角田裕毅がどこまで戦えるのかも興味深いですね。
Posted at 2021/12/23 11:56:08 | |
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F1 | 日記