米誌「スポーティングニュース」が21日、スポーツ史上最高のシーズンTOP10を発表し、エンゼルス・大谷翔平投手が堂々の1位に輝いた
2021年の大谷翔平による二刀流での大活躍が、米誌が選ぶ史上最高のシーズンリザルトと認定されたのです・・・・。
ベスト10の中には1961~62年にNBAで活躍したウイルト・チェンバレン(Wilton Norman Chamberlain, 1936年 8月21日 - 1999年 10月12日) がその2位に選ばれており、これを見る限り、直近の60年間で最も大活躍をしたスポーツ選手のシーズン1年間を評価したものだという事が判るが、なんと大谷翔平の2021年の活躍が過去60年間で最も衝撃的な結果を残したスポーツ選手のシーズンと評価されたのです。
勿論、米国誌がこれを選出したのは2021年の12月ですから、選出した側の彼らにとって「大谷翔平」の大ブレイクは最も記憶に新しい大活躍であったことを差し引かねばならないと思うのは私だけではないと思いますが、4位に入った2000年のタイガー・ウッズ、や5位に選ばれている1991年のマイケル・ジョーダン、9位に2014年のリオネル・メッシ、10位に選ばれている1983年のシュテフィー・グラフ等は我々の世代の人間でもでも十分にその圧倒的な活躍は記憶にあり、この賞に相等しい物である事に異論をはさむ余地は無い。
このアメリカのThe Sporting News誌の選出した
スポーツ史上最高のシーズンTOP10を見る限りメジャーリーグベースボールの選手が他になく、大谷翔平だけが突然1位に選ばれていることを考えると、米国のスポーツジャーナリズム関係者の中での大谷翔平がどれほど巨大なインパクトを与えた選手であるかが想像出来ようと言う物である。
しかし、2021年の活躍で一気にその頂点に立ったかのように見える大谷翔平にはさらなる記録的なシーズンがこの後やって来る可能性を感じるのだが、もしかすると1~3位までを大谷が独占するなどという事も起きるのであろうか?
それはさて置き、アメリカ人にとってベースボールはアメリカンフットボールと共に国技にも等しいと思っていた筈のスポーツに於いて、東洋の敗戦国からやって来た一人の男がピッチャーとバッターの両方で大活躍すると言う常識を覆す姿を見て、人種を越えて最も才能に恵まれた男が誰よりも努力した結果と認知される迄になったのである。今はその事を素直に喜びたいと思う。
大谷翔平はスポーツに於いて人類が到達し得る一つの頂点に立ったのであり、我らと故郷を共有する日本人であることがやはり素直に嬉しいと思うのです。
HONDAエンジンが撤退するF1最後の年に、ついにドライバーズチャンピオンを勝ち取ったことと共に、大谷翔平の伝説の一年に立ち会えたことを噛みしめつつ、「皆様、良いお年をお迎えください」と言って本年を締めくくりたいと思います。
Posted at 2021/12/31 14:16:37 | |
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