ソリッドモデラーで人体を描くという事がどれぐらい困難なのかは、ソリッドモデリングと言う物を経験したことが無ければ想像もつかない事だろう。
おまけに、ソリッドモデラーでは曲面をポリゴン編集で扱えるサーフェースモデラーやCGソフトのように自由な曲面を編集することが困難なので、ソリッドモデラーのオペレータであったとしても、よほど馴れていなければ形にすらならないのが普通だろう。
このモデルは肩の関節と大腿上部の関節の作り方に私が考え出した接続方が有る為、ボール関節で動きながらも自然な連続性が保たれていると思うし、そのまま3Dプリンタで出力すれば組み立ててフィギュアも作れるのです。
しかるに、3D・CADの経験者は人口の1%未満であるはずだから、100人このblogを見ていただいたとしても、それを理解できる人は一人いるかどうかという事になる。
だからこの話題が皆様にとって関心の薄い話題であることは十分承知はしているので、モデリングマニアの集まるサイトを探したりしているところでもある・・・笑。
今日は徐々にリアルになっても、成人女性体のモデルが裸なのがなんとなく可哀そうな気がしたので、レオタード様の着衣を追加してみた・・・・。
ついでにシューズも同じ色にしたことで、一見体操の選手のように見えるかもしれない。
もっとマシな衣装を纏わせるようにできないのかと言われそうだが、この人体モデルは多関節で自由な姿勢を取らせられることが特徴のモデルだから、関節部を覆うような衣服は着せることが出来ない・・・、つまり、柔軟にボディーに追従するような衣服は現在の3D・CADでは描けないという事だ。
実は今日、レオタード様の着衣を追加したことで、そうか!「何かを着せてしまえば体のラインはもっと描き込むことが出来る」ということに気づいた・・・・笑。
もしかしてそうすれば需要もあるのかな???
それはともかく、私の努力の対象は人体をそれらしく描くことではなく、すでに「いかに美しい顔や体を描くか」に移っている・・・。
Posted at 2022/02/10 21:08:50 | |
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