HONDAエンジンを積むアルファタウリの好調さが目立ったバルセロナテストであったが、此処バーレーンでも一日目を担当した、ピエール・ガスリーは午後のセッションの終盤にC5タイヤ(持ち込まれたピレッリのタイヤでは最も柔らかい物)でアタックラップを敢行して、タイムボードのトップに立って見せた・・・。
チームによってタイヤの選択が異なる為、上に挙げた順位表をそのまま評価することは出来ないが、フェラーリの速さと安定感は現時点では頭一つ出ているかもしれない。
今回メルセデスはサイドポンツーンが殆ど無いという極端な規則の解釈をしたエアロカウル付きのシャーシを持ち込んで話題をさらっていたが、ラジエターの配置で無理を強いられるのかもしれず、今後に注視したいが、バーレーンの1日目には目立ったタイムは出ていないし、午前中のルイス・ハミルトンによる走り始めの時間帯でストレートの後半ではボディーが激しく上下するグランドエフェクトカーに有りがちなポーポイズ現象を発生していた為もあってか?午後に走ったジョージ・ラッセルと共にタイム的には見るべきものは無かった・・・・。
しかし、メルセデスの持ち込んだエアロ・ボディーワークは、彼らの行った空力シミュレーションでは極めて大きなゲインを得たという話だから、開幕までに問題を解決してフロントロウを独占して開幕を迎える、と言う可能性は有り得ることかもしれない。
エアロ・ボディーワークと言う点ではウイリアムズのサイドポンツーンも前後に非常に短いもので、この思想でラジエターを縦長に配置してボディーの横幅を抑えようとするとメルセデスの今回持ち込んだコーチワークに極めて近くなると思われる・・・・。
Posted at 2022/03/11 11:07:35 | |
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