2020年、米国で銃が原因で命を落とした人の数は過去20年で最高の43569人を記録した。
この中には幼児を含む子供も含まれている。
米疾病対策センター(CDC)によれば、2019年、3390人の子供たち(0歳から19歳)が銃弾により亡くなった。
銃器による死は交通事故や癌を抜き、子供の死因の第1位となっている。
恐らく銃の乱射事件は氷山の一角に過ぎないはずなのは、銃弾で死んだ人の60%以上は銃による自殺であることからも解る。
そして銃による死亡者の中には学校などでの銃の乱射事件を起こした犯人も含まれている。
アメリカではそうした犯人が逮捕されて裁判に掛けられ割合は低く、多くの場合現場で射殺されて命を終えているからだ・・・・。
しかしその事実も詳細を知る時、アメリカが抱えている問題の根深さも知ることになるのだが、
銃弾で命を落とす黒人の割合は白人に比べ14倍多いと言う事があり、更に調べれば、
世帯の純資産の調査では白人世帯は黒人世帯に比して81倍の資産を持っていることが解っている・・・・。
そして、
市内で白人が多い地域の平均寿命は89.4歳である一方、黒人が多い地域の寿命は68.4歳だそうだ・・・・。
それらの事実は銃犯罪に何らかの影響を与えていないと言えるだろうか?何故学校で銃の乱射事件が起きるか?人間が無差別に銃を乱射して殺すことを決断する時の心理状態に、そうした人種間の貧富の差や社会での立場の違いが強く影響していることは容易く想像出来ることだろう・・・・・、アメリカは深く底の見えない絶望的な闇を抱えていると言わねばならない。
(紫色文字部はWebより引用)
Posted at 2022/06/03 18:27:52 | |
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