大谷翔平が今後MLBでどんな活躍をするのか?私には予測することはできないが、これまで彼が成し遂げて来た事を考えただけでも、それは私の予想をはるかに超えているのだ! これまでベーブ・ルースがたった1回だけ達成したことがあるという記録、MLBの単一シーズン中に、二桁ホームランを打ち、投手として二桁勝利を挙げる、と言う快挙を大谷がやってのけたのです・・・・。(NPBでは2回達成済み)
そしてそれを考える時に忘れてはならないのは、日本ハムの当時の監督の栗山英樹氏が打ち出したとされる投打二刀流の勧めである。
インタビューに答えた栗山氏は振り返って「もう、翔平とは二度と野球をやりたくない。僕がもし決断を間違えると、野球界の大切な宝を壊してしまうといつも思っていました。でも大事にしすぎると、みんなが驚くような成長は遂げられない。壊れないか、ただただ怖かった」と言う言葉がリアル過ぎて、私には頷くしかありませんでした・・・。
栗山氏が大谷を説得して日本ハムに入団させるためだけの言葉であったかもしれないその「投打二刀流」という言葉が、大谷の人生を変え、今こうしてベーブ・ルースだけが成し遂げた領域へと誘ったのだ・・・・・・。
その時、誰が今の大谷を想像出来ただろうか?・・・・・・・。
大谷翔平はアメリカ人のベースボールへの観念を、何とたった一人でひっくり返してしまったのです。
空前絶後と言うしかない快挙です・・・・。
余談:本日のアスレチックスとのゲームで、エンゼルス大谷翔平投手(28)に代打が告げられると、敵地のオークランドコロシアムながらブーイングが起きた。
8回、2番大谷に代わって、代打ゴセリンが登場した。ゴセリンはアスレチックスと特段の因縁はないからブーイングを受ける理由は無い。
前の打席で25号本塁打を打っていた大谷が交代となってしまって、空席の目立つスタジアムだったが、今日集まった敵地のファンは、もう1打席大谷のバッティングを見たかったようであり、それを奪われたことに対するブーイングであった。
大谷翔平は、敵のファンからしても見たい選手なのです・・・・。
Posted at 2022/08/10 20:47:45 | |
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MLB | 日記