2022年09月13日
↓ 今日見たWebニュースです。(紫色の文字部分)
静岡県牧之原市の認定こども園で、送迎バスに取り残された園児が死亡した事件を受け、埼玉県狭山市の武蔵野短大付属幼稚園(園児約140人)は12日、取り残された際にクラクションを鳴らして助けを呼ぶ訓練を行った。16日までに全園児が行う予定。
毎年実施している交通安全教室に、「とにかく体験して、知ってもらう」として、緊急に盛り込んだ。
この日は年少組42人と保護者が参加。狭山署員がハンドルの模型を使って「ラッパのマークがあるところを押し、誰かが来てくれるまで、鳴らし続けて」と呼びかけた。この後、送迎バスで、1人ずつクラクションをならした。ハンドルに腰掛けて、長く押し鳴らす体験をする園児も。
園児たちは、大きな音に「びっくりした」、「上手にできた」という。保護者は「普段ハンドルは触らないように言われているけれど、こういう体験が出来て安心した」などと話した。
前回も書いたが、幼児にクラクションの鳴らし方を教えると言ことは、1歩前進であるが、幼稚園側はそれで済ませないで欲しい。
園児が全員クラクションを鳴らせるまで上手く指導してほしいと思うし、途中で入園してくる子供などにもきちんと教えて、いざと言う時にクラクションを鳴らせるようにしてほしいと思うが、それだけで対策が終わったと考えないでほしいのです。
最悪のことを予測しておかなくては本当の意味で最善の対策とは言えない。
つまり、何らかの事情で、クラクションが鳴らないケースは絶対に起きないのか?と言う疑問もあるのです・・・。
ヘッドライトをつけっぱなしにしてしまったり、バッテリーを交換すべき時期を過ぎて弱っていた時などでもクラクションの音が小さくなったりしませんか?鳴らし始めて直ぐにバッテリーが上がってしまう事は有り得ない事でしょうか?
園児が閉じ込められてしまったときにクラクションをすべての児童が確実に鳴らせるという事が保証出来ますすか?
もし閉じ込められてしまった園児が出て、クラクションを鳴らせなかったら、「子供達にはクラクションを鳴らすように訓練し、指導もしていました」と言って、それで終わりにするつもりですか?親や、社会はそれで「教えていたのだから仕方ない」と言って終わりに出来るでしょうか?幼稚園側は3歳児に自己責任を問うつもりなのですか?・・・・。
そこが心配になります。
だから、アメリカのスクールバスの様な手法やバスに乗車する時に靴を脱がせて、入口で保管して、園児がバスを降りる時に履かせるなどの方法、または何らかの方法でバスの中に人が残っていることを知ることが出来る装置の設置で、バスのシートの陰で眠ってしまった園児が居たとしても発見可能な方法を採用して置くべきなのでは無いでしょうか?、その上で、それを行い管理する人も間違いを犯す可能性が有る人間であることを考えて、子供達に、閉じ込められてしまった時はどうすべきかと言う点で、クラクションを鳴らす方法を教える・・・と言う事が必要なのでは無いですか?言わば最後の手段ではありませんか?
子供たちにクラクションの鳴らし方を教えることは賢明なことであり1歩前進ではありますが、どうかそれですべてを済ませたと思わないようにして頂きたいと私は考えます・・・・。
Posted at 2022/09/13 12:14:07 | |
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