25年ほど前、12月の半ば過ぎになると私は良く築地市場の場内へと買い物に行っていた。
普通は入場しづらいのかも知れなかったが、ダメだと言われない限り問題は起きないと考えて良く行っていたのです・・・。
個人事業主として独立後、数年の頃で、築地市場へ行く目的は、特定のお客さんに対して暮れのお歳暮として、伊勢海老、アワビ、タラバガニ等、送る物を仕入れに行っていたのです・・・。
何故そうした海産物を送っていたかと言えば、当時自分が「頂けたら何が一番うれしいかな?」と考えた末のことで、当然、自家用の海産物も同時に購入してお正月の食材にしていた・・・・。
記憶を辿れば、当時はロシアから生きたタラバ蟹も多く輸入されていて(今思うと密漁品かも知れない)昨今は殆どお目にかかれない体重5kg以上の生きている巨大なタラバ蟹が、1万2千円程度で普通に買えたのでした。
数件の客先に贈っていたナマモノ等のお歳暮は徐々にしなくなりましたが、完全に止めたのは去年のことで、仕事を表向きには辞めたことが一番のきっかけでしたが、そうなる以前には、贈る相手が高齢となり、他界してしまうことも少なくありませんでした。
ナマモノを止めた他の理由は築地市場の豊洲への移転も影響が大きく、それを機に築地市場特有の海産物の贈り物はしなくなり、自動的に我が家のお正月の食卓にも築地的なナマモノは減って行きましたが、伊勢海老とアワビはなかなか近所では手に入れづらかったのですが、タラバ蟹だけは比較的近所の店でも買う事が出来たので近年も食卓を飾ることが多かったです。
そんな今年の暮れに、お正月には西伊豆で伊勢海老三昧で過ごそうか?とか言う話になって、思い当たる宿に連絡を取ってみた所、「伊勢海老が不漁で殆ど海老が獲れてないので、伊勢海老無しでも大丈夫ですか?」と言われてしまいましたので止めにしました・・・。
伊豆半島の南の方の話ですが、どうやら海水温の関係らしく、そう言う漁場もあるという事で、やはり温暖化の影響なのかと、アワビやフグなどと同様な海水の温度の影響はあちこちで聞かれます。
10数年前には禁漁になっていない銚子港付近で3匹釣り上げた経験もあったのですが・・・。
まあ、正月の三賀日では無いにしろ、子供達も帰ってくることも有るので料理の用意もしなくてはならないので、これまではネット通販などあまり利用することは無かったのですが、伊勢海老はネット通販ではどんなことになっているかを調べ始めたら、不漁で買えない場所も有るのはなんとなくその通りかもしれないのですが、四国・九州などでは影響は少ない様子だし、まだまだ購入できる状態でした・・・。
ここまでが前置きです・・・・笑。
そこで本題です。
初めてお試し的ではありますが、
ネットで伊勢海老注文してみました!
1尾300g程度の中型ですが、経験的にはこのくらいのサイズが一番調理に向いているのです・・・、3尾で1kgと言うのを注文してみたのですが…果たしてどんな伊勢海老が到着するか?楽しみです・・・・。
Posted at 2022/12/15 17:13:25 | |
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