2022年12月23日
今日Webの記事で読んだばかりであるが、現在の魚雷は狙った艦船のどてっぱらに直撃させることはしないらしいのです・・・・。
では魚雷は何処を狙って、何をするのか?
答えは・・・、狙った艦船の真下で正確に爆発するのだそうです。
そうすると、爆薬が爆発すると高温のガスが一瞬にして大量に発生しますが、艦船の真下で一瞬で大量のガスが発生するとどうなるか?
大量の泡となって周囲の海面を高く盛り上げる事になり、標的となった艦船は盛り上がる海水の浮力の為に数メートル一気に持ち上げられてしまうという事なんです。
そしてその直後に艦船は、今度は数メートルの高さから海面に一気に落下する事になって、海面と衝突することになるのだとか・・・・。
実際に全長100m以上もある駆逐艦や巡洋艦の様なサイズの鉄でできた船はその衝撃で壊されてしまうらしいのです・・・・。
ちょっと驚きでした・・・・。
それともう一つ、日本が世界に先駆けて開発に成功したと言われる、対魚雷用魚雷「シースパイダー」と言う兵器が有って、潜水艦などが発射した魚雷を迎撃するのだそうです。
我が国の潜水艦や護衛艦などは「シースパイダー」を装備していて、敵が発射した魚雷を迎撃する能力が有るという事です。
推進装置は秘密だそうですが、噴射推進で前進するという事で、パッシブ&アクティブな魚雷探知システムによって魚雷に接近し、近傍で爆発して敵の魚雷を破壊したり敵の魚雷のソナーシステムを破壊するなどで命中できなくするという事ですが、近距離の場合は敵の魚雷に直撃させることもできると言われています・・・・。
通常兵器での紛争では威力を発揮する武器だと感じますが、世界初の兵器を日本が開発に成功しているというところが頼もしいです・・・・。
Posted at 2022/12/23 22:41:02 | |
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兵器 | 日記