二酸化炭素の排出制限が世界的な問題になっているが、もっと身近で危険な状況があり、締め切った車の中の空気の質はかなり危ないと言われています。
皆様はあまり気にしていないことかもしれませんが、少しだけその辺のことを調べて見ました・・・・。
締めきった車室内で都市部を走行中に内気循環でエアコンを使っている場合、居眠り運転の原因になり得る二酸化炭素濃度に達するのには普通乗用車1名乗車時でも、45分程度で危険な濃度に達します。(以下は4名乗車時のデータです)
眠気の原因になり得る濃度2000PPMを越えて3000PPMにも達するのです。
建築物環境衛生管理基準では、換気される建築物での二酸化炭素濃度は1,000ppm以下に規定されていることと、郊外などの屋外での二酸化炭素濃度は凡そ350ppmであることからも、車室内の2酸化炭素濃度が2,500ppmを超えた状態で運転する事の眠気に対する危険度は高く、実際に居眠り運転の原因になり得ていることが伺われます。
実際の警視庁の事故統計では居眠り運転が事故の原因となった割合は0.4%となっているが、私が思うには本当はもっと多い気がしているし、交通事故にならなかった場合でも、危険な目にあった件数を考えると実際には大きな原因になっているように思われるのです。
この警視庁の統計の0.4%と言う所を根拠にする様に、自動車メーカーは車内に二酸化炭素濃度警告装置を設定している車は未だ無い。
私的には、車内の二酸化炭素濃度の警告装置が有った方が良いと思うのだが、それよりも早く自動運転技術が進歩して居眠り運転を許容してしまう可能性の方が高いのかも知れない・・・・。
Posted at 2025/12/12 23:46:54 | |
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