何とかお天気が持ちそうだったので、10月15日に家内とミニドライブがてらトレッキングが出来そうな小湊鉄道の月崎近くの「いちはらクオードの森」という所へ出かけた。
以前だいぶ前にここへやって来た時はネーミング権を売りに出していなかったので、「市原市民の森」とか言う名前だったような気がする。
上の画像は自生するホトトギスの花
上の画像はミゾソバの花
上の画像はゲンノショウコ、フウロの花によく似ていて美しい。
この上の画像のような小さな山の稜線に付けられた道は、数十年の歴史しかないはずだが・・・・、人によってこの道が作られる前に、いったい何万年の浸食によって出来上がった地形なのだろう?房総半島の出来上がった歴史を考えれば恐らく130万年程度の歴史の中で、海底が隆起した後、渚の海食を受けて形が変わった後もさらに隆起が起き続けて、更に雨と洪水、土砂崩れなどによって地形が深く刻まれて出来上がったものなのだろう・・・。
草が生い茂り土壌が作られ、森が形成されて地形の変化は非常にゆっくりとなってからすでに50万年程度経つのだろうか?日本人の祖先がそこに到達したのはたった数万年前でしかないはずだが・・・・。
東屋の屋根の下の砂地にアリ地獄の巣が沢山あった・・・、アリなどの小さな昆虫をひたすら待つウスバカゲロウの幼虫期であるが、アリジゴクの強烈な姿はあのひ弱そうに見えるウスバカゲロウの幼生とは俄かには信じがたいものがある。
アリジゴクは幼虫で5年を過ごし成虫では一月程度でその間に交尾し卵を産んで一生を終わりますが、幼虫は餌がやってこない時は穴の底で動かずに過ごし数か月間の飲まず食わずでも耐えています。アリジゴクの顎にある管から毒を昆虫に注入して殺し、昆虫の体液をドロドロに溶かして顎の管で吸い取ります。アリジゴクの毒は人間には無害ですが昆虫に取っての毒の強さはテトロドトキシンの100倍以上と言われています。成虫になるまで糞は全くせず尿だけを排泄します。
上はアリジゴクの画像、下はウスバカゲロウの画像
我が家から車で25分程度走り、森の中の遊歩道を歩いたのは1時間40分程でしたが、標高で100mまではなさそうな尾根へと登り、そして急な下りを降りたので結構な運動になって、車に戻った時は汗でびっしょりだった・・・。
小湊鉄道の月崎の駅は小さく昭和30年頃の田舎にタイムスリップした雰囲気だった・・・。
Posted at 2021/10/16 13:07:47 | |
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ドライブとトレッキング | 日記