今日、家内がトイレで水洗では落ちない白く固い堆積物があると言って来た。
行って見ると水滴の乾いた後にリング状に出来るカルシウムの結晶らしきものが何年分か堆積してザラザラとした感じの面を形成していた・・・。
便器の色とほぼ同じなので見たりブラシで掃除しただけでは気が付かないが、便器を手で触ってみるとかなり酷くザラついていた。
家内はトイレ専用洗剤(サンポール)では取れないと言って、クレンザーで磨いてみると言ったので、私はそれはやめておいた方が良いと言って、その処置は私がやることにした。
私は家内の言葉からクエン酸や、多少強い酸で溶かせる炭酸カルシウムでは無く、水道水に含まれるカルシウムと珪酸の成分が珪酸カルシウムとして積もり積もったものだと想像出来たので、金属製のスクレパーで便器の陶器を痛めない様に慎重に物理的に削って落とすことにした。
もっと良い方法があるだろうか?と考えたが結晶して堆積した珪酸カルシウムだけを取り除いて陶器の便器そのものにダメージを与えない方法は?と考えると、フッ酸など持ってはいないから、陶器の釉薬表面よりも柔らかい金属製のスクレパーで丹念に取り除く方法が直ぐにできる唯一の方法に思えた。
低い椅子をトイレに持ち込んで20分程スクレパー代わりにカッターナイフの折取ったエッジで丁寧に削って手にざらつきを感じないまでにしてから、ガラスを傷つけないレインXのワックスリムーバーで一度磨き上げてから、今は使っていないイオンコート・エクセレントと言うカーワックスを塗布して15分ほどしてから磨くように拭き取って終了。(実際にカッターナイフで上手く削れるときには白い煙が出る感じで粉になる様に削れましたが、かなり硬い結晶と感じました。)
↓ 物置の中にあった10数年ほど前の物のはずだが…使えるか?
便器には傷もついていないし、水洗後は水が完全にはじかれてピカピカな面が直ぐに表れるようになったから、この撥水状態を維持すれば珪酸カルシウムの再度の堆積は防ぐことも出来そうに感じた・・・。
どうやら無事に目的は達したようですが・・・、カーワックスをトイレの陶器面ヘのコーティングに使用するのは有りなのでしょうか?何か弊害は有りますでしょうか?情報をお持ちの方がおりましたら是非お知らせください。
(クレンザーを使わない方が良い、と思ったのは、珪酸カルシウムは落とせないだろうし、クレンザーの成分に細かな硬い粒子が入っていれば陶器の釉薬面に傷がついてしまうことも有るかもしれないと思ったので、クレンザーで磨くことはあまり勧められないと思っての事でした・・・・。)
Posted at 2022/06/07 23:51:01 | |
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