ここ数日、ドライブ・レコーダと格闘していた。
数年前の製品は大きな容量のメモリーが使えずに不便を感じていたが、最近の商品は大きな記憶容量のメモリーも使えるようになってきた・・・。
そこで、ドラ・レコに標準で着いてきた32GBに代えて、256GB程度のマイクロSDXCカードを注文したのです。
256GBのこのクラスのマイクロSDXCカードの中ではやや安価なものだが、過去の購買実績とトラブルの有無から、メーカーに少しこだわって購入した。
そんなことをしている時に、ふと20年ほど前から現在に至る、ワークステーションのストレージのことを思い出した・・・・。
HDD(ハードディスク)の時代は迄終わってはいないが、SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)も速く、容量も大きくなって来ていて、先ほどのドラ・レコに入れるマイクロSDXCを考えると、その容積の小ささを考慮れば、それは正に隔世の感がある・・・。
記憶容量の大きな半導体を積層してあって、昔と同じ大きさのパッケージサイズに詰め込まれていてそれは驚きに値するのです。(マイクロSDカードは2GBから存在し、現在の最大は1TBだから500倍の差があっても同じサイズの中に詰め込まれている)
一番左の金属ケースの物が3.5インチのハードディスクで、記憶容量は73GB(ギガバイト)で規格はSASですが、多分私が16年ほど前に使っていたワークステーションに組まれていたものかもしれません。
現在では同じ容積で20TB(テラバイト)の容量を持つHDDが売られていますから、ざっと274倍の容量なのです。(尤も私が最初に個人所有したPC9821はCPUにi486DXを積み、HDDサイズは120MBしか無かったから、何と現在の最大HDD容量20TBと比べれば1/166000のディスクサイズでしかありませんでした。)
その右隣りの物は2.5インチのSSDで256GBの物ですから6年ほど前に外したものかもしれません。
そしてその更に右にSDカードが有って、更にその右にマイクロSDカードが見えています。
ドライブ・レコーダーに入っているものと同じサイズで、現在最一般に手に入る量産品としては最も小さな記憶媒体でしょうか?そんなマイクロSDXCカードの最大容量の規定は2TBですが、現在の所販売までで考えると1TBが最高かも知れませんね?(以下参照)
因みに新聞の朝刊の文字容量が、宣伝や写真の面積で文字が少なくなっていることを受け入れて計算すると、1文字2バイトなので257400×2=514800バイトとすると、1バイト=8bit、1KB=1024バイト、1MB=1024KB=1,048,576バイト、1GB=1024MB=1,073,741,824バイトとなって2085日分が1GBで表せますから、其の1000倍が1TBとなり、それは2085000日分となり、365日で割ると何年分になるかが解りますから、2085000÷365≒5712となって、1TB(テラバイト)のマイクロSDXCカード一枚には朝刊が5712年分入ってしまう事になる訳です・・・・・笑。
5712年後の世界・・・、多分、今の人類はとっくに滅びてるぐらいの未来です。
Posted at 2022/08/15 23:39:50 | |
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