昨日のスプリントではレッドブルのレースペースが依然として傑出していることが明確となったが、マックス・フェルスタッペン個人の速さがそれを更に際立たせているという事も忘れてはいけない。同じマシンを与えられているセルジオ・ペレスがなかなか2位に入れない事でそれはかなりはっきりとしている。
今日の決勝レースでは明らかに抜きんでて見えるレッドブルのマシンとマックス・フェルスタッペンのコンビが、6番グリッドからスタートし、彼が無事にスタートラップを消化したとすればどこまで順位を上げられるか?に関心が集まっていると言っても差し支えないだろう・・・。
スタート前にダラスカウボーイズのチアリーダー達が躍るセレモニーを見ていたら、且つてはレオタード姿のモデルさんたちが沢山グリッド付近に居た時代が長く有ったことを思い出した・・・・。(今や古き良き時代と言った感じだが、バーニー・エクレストンがF1の親玉に君臨していた頃はそれが普通の景色だったね。)
↓ スタート前、メカニックと話し合うのマックスの姿
↓ アニバーサリーなペイントが施されたピエールガスリーのヘルメット。
↓ 賑やかなスタート5分前のグリッド。
フォーメーションラップが始まる時間だ。
スタートで事故に巻き込まれないことがマックスには必要なことに思えるが如何だろう・・・さあスタートだ!
無事にスタートは切られて目立つ様な事故も無かった。現在ランド・ノリスがトップを快走。
↑ 4周目の順位
6周目ノリスが速いペースを維持して2番手のルクレールを3秒以上の差に引き離している・・・、此処でハミルトンがルクレールを交わして2番手に上がる。
マックスは4番手を無理せずに走行中だが、タイヤマネジメントをしているかのような走りだ・・・。9周目はマックスがルクレールに接近してきている。
10周目ピアストリがトラブルで後退した。オコンは1周目の接触が原因で9周目辺りでリタイヤしている、11周目にマックスがルクレールをパスして3番手まで上がった。
15周目ハミルトンはトップのノリスに対し2秒差迄追い上げて来た。序盤の頑張りがノリスのタイヤを早く消耗させたことが原因かもしれない。
マックスが17周目にタイヤ交換に入って9番手まで下がったが、ノリスとハミルトンは?ノリスは18周目にハードタイヤに変更。
各車次々にタイヤ交換に入って来たがハミルトンはステイだ・・・ハミルトンはワンストップ作戦と言う事か?。
21周目にハミルトンがピットインやはり2ストップだ。ラッセルも22周目にタイヤ交換。
ルクレールが未だタイヤ交換していないが・・・、どういう意図かよく判らないがここまで引っ張るのであれば1ストップにすべきところだ。24周目にルクレールがタイヤ交換にピットインしてハードタイヤだからここまで引っ張る意味はワンストップと言う事だ。ノリスもハードだから1ストップが可能なのか?
現在27周目でハードタイヤのノリスがトップでマックスが1秒以下の差で2番手だが、もしノリスがワンストップが可能で最後まで普通に走れるならノリスに勝つチャンスがある事になる。28周目にマックスがノリスをパスしてトップに立った。
28周目だから、今がレースの半分だ・・・・。
31周目角田は9番手、ノリスはハードタイヤでマックスになんとか食らい着いているので展開が読めない。マックスはもう一度ピットインしてタイヤをミディアム以外に変更する義務が有る・・・・。
34周目マックスはノリスに3秒以上差を着けたが、ノリスが1ストップならもう少し離したいはずだから・・・・・ここでノリスがピットイン!タイヤ交換!!??
ノリスも2ストップ・・・・、良く判らない戦略だ。
35周目にマックスがピットインハードタイヤに交換、ノリスの前にコースインした・・・・。
これでマックスが事実上のトップかもしれないが現状ではハミルトンとペレスとルクレールが前に居る。この中でルール上でワンストップが可能なのはルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールだけだ。
しかしマックスの前のルクレールは僅か0.5秒差、本当の敵はその前のルイス・ハミルトンだけだが、ハミルトンもここでピットインした!やはりワンストップは無理と判断したようだ。
↓ 40周目の順位
残り15周を考えればマックスの優勝はゆるぎなく見える・・・・。
1ストップで行く気が有るのはルクレールだけと言う事か?だがルイスがルクレールを交わして3番手・・・、ルクレールのポディウムの可能性は潰えた・・・。
後10周ルイスがノリスに少しづつ近づいているが、マックスとノリスの差は3.4秒でほぼ変わらない。
ルイスは現在ミディアムタイヤでノリスはハードだからルイスがノリスを交わすのは時間の問題か?
49周目ルイスがノリスをパスして2番手
ルイス・ハミルトンがトップのマックスを捉えるには1周に付き1秒近く詰めなくてはならないから、やはりマックスが有利だが、タイヤはマックスはハードだから、ルイスはかなり近寄れるかもしれない。50周の所で9番手に居たアロンソがリタイヤ、エンジンか?
52周目あと4周だがマックスとルイスの差は4.7秒で差が余り詰まらない。
残り周回でペレスが4番手まで上がれればと言う所だ・・・・。
ペレスはルクレールをパスして5番手まで上がった。
マックスとハミルトンの差は残り3周で3.6秒。
残り2周で差は2.6秒、ファイナルラップに入った・・・、マックスとルイスの差は1.7秒、逃げ切れるか
マックス最後は付き離して2.2秒差でフィニッシュ・・・マックス優勝
角田は最終ラップにソフトを履いてファステストをもぎ取ったか!?10位でポインと1にプラス1ポイントを狙いに行ったのが成功した模様。
2位はルイス・ハミルトン、ランド・ノリスは3位獲得。
やはり、マックス・フェルスタッペンが優勝した・・・。
ルイスも頑張った、角田も2ポイント獲得!良くやった。
今日のレースでマックスがトップに立って、引き離して、もっと楽に優勝できなかったのは、レッドブルのマシンにやや問題が有って「ブレーキが厳しかった」とマックス自身が語っていた・・・、つまり完璧な状態ではないマシンを操って優勝したという事なのです・・・。(レース中2度、無線でスタッフに「ブレーキング中には話かけないでくれ!」と強く言って居たのはその為で、マックスはやや不調なブレーキに苦労しながらの勝利だったという事でした)
それを考えるとやはりマックスの強さが半端ない事が解る・・・・。
Posted at 2023/10/23 03:56:06 | |
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