アメリカGP スプリントは19周で争われる・・・。賛否は有るが金曜日から3日間で短いレース(スプリント)と長いレースの2本を行う事で観客や視聴者への関心を更に高めようという狙いがある、と言う事だろうが、金曜日午後の予選終了後はマシンセッティングの変更が出来ないルールがある為、各チームは金曜日の午前中と言う少ない時間で全てのセッティングを決定しなくてはならない。それ故上手くセットできなかったチームには辛いレースが待っていることになる・・・。
ここが自分の席と言う感じでポールポジションを取り返した格好のマックスのスタートが注目されるのは、フェラーリの直線スピードが速い事が解っているので、スタートでルクレールにトップを奪われるとコーナー部で速いレッドブルのマックスにとっては苦しい展開となるからだ・・・・。
それと対照的なのはアストンマーチンのチームで今回大きなアップデートを持ち込んだという事だが、金曜日の午前中でそれらが全て上手く機能するようにセッティングできなかったと思われ、アップデートそのものの失敗かどうかは未だ判然としないが、下位に沈むことになってしまった。
さあスタートの時間だ・・・・。
スタートはマックス!ハミルトンがルクレールをパスして2番手に上がった。
マックスはハミルトンを1秒以上の差を着けたいところだが、ハミルトンもそうはさせじと踏ん張る。
3周目にペレスがピアストリをパスして6番手に、ラッセルも続いてピアストリをパスして7番手に上がる。
そしてガスリーもピアストリも交わした・・・、ピアストリのマシンは何処か悪いのだろうか?
ラッセルはピアストリをパスした際にコース外を走ってアドバンテージを得たという理由で5秒のペナルティーを受けた。ラッセルは自分が押し出されただけだと無線で反論していたがFIAはそう考えなかったようだ・・・。
8周目マックスはルイスに2秒以上のリードを築いたのでルイスのDRS圏外に完全に出ている。
後方だが、角田とマグヌッセンが順位を度々入れ替えながら激しくしく争っている。
10周目5番手のノリスはサインツを交わして4番手に上がった!そしてペレスも0.5秒差でサインツを狙っている。そして11周目にペレスが前に出た。サインツはソフトタイヤでスタートしたので既にタイヤが苦しいという事だろう・・・。
このコースは抜きつ抜かれつのバトルが頻繁に起きて、見ていて楽しいコースと言えるだろう・・・。
角田がマグヌッセンをパスした様だ。15番手に順位が上がっている。
ペナルティーを受けることが決まっているジョージ・ラッセルがカルロス・サインツをパスしようとし掛けるが、このコースは一旦前に出てもライン撮りでまた抜かれることも多くなかなか激しい戦いになる。
サインツは16周目をソフトタイヤで走り且つラッセルのアタックを抑えているのはソフトを上手く使えていることを物語る。
トップをひた走るマックスとハミルトンの差は既に6.2秒となっている。
角田はストロールを交わして14番手に上がった。
残りは3周でストロールがピットインしてそのままリタイヤした。
このレース、メルセデスはマシンフロアの改善も著しいと言われていたが、マックスの速さはそれ以上で、18周で7.5秒の差まで引き離してしまう・・・・、ルイスとしてはもう少しレッドブルとの差が縮まっていると思っていただろうから心中は察して余るものがあるね。
マックスは既にファイナルラップに入った。
マックス・フェルスタッペンとレッドブルは強かった、他を寄せ付けないレースペースでポールトウフィニッシュしてしまうレッドブルのマックス・フェルスタッペンはやはり今年は無敵かも知れない・・。
サインツがソフトタイヤで18周を走り切っているのが情報としてレッドブルに何を伝えたのか?明日の本レースに向け興味深い。
ルイス・ハミルトンは2位に入ったが、インタビューでもあまり笑顔も無く、マックスとの差にショックを受けているようにも見えた・・・・。
シャルル・ルクレールの3位は少し残念かも知れないが、ほぼアップデートを止めて来年用のマシン開発だけに全力を挙げるとしたフェラーでの頑張りだから責められないだろう・・・。
19周のレースで2位のルイスに9秒の差を着けてしまうレッドブルとマックスのペースを考えると明日のレースも当然のように勝ってしまう可能性が出て来た。明日の6番手スタートからのマックスの追い抜きに注目だ!!
角田も19番手スタートで14番手迄順位を上げたことから明日は11番手からのスタートで10位以内を十分狙えるので、アクシデントに巻き込まれないで上位を目指して欲しい。
Posted at 2023/10/22 07:03:42 | |
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