↑ 画像はWebより拝借
筑波山を通る舗装路の何本かが2輪車通行止めになって久しいのだが、その現状を調べて見たりして、何とかそうした措置を改善して、昔のように2輪車も通れるようにすることは出来ない物か?と考えて現地の警察署にも電話し、当時を知らないであろう若い警察官から説明の電話を頂いたりしました・・・。
それによれば、当時2輪車に依る事故が多発したという事と、近隣の住民からの騒音被害の訴えが強くあって2輪車通行止めになったという事ですが、現在2輪車の通行止めを解除させたい人の団体もあって、そうした運動を展開していることもあるそうですが、なかなか解除へのハードルは高いようでした。
警察署側の言うには2輪車に依る人身事故もさることながら、近隣の住民による騒音被害の訴えの解消を考えると、かなり難しいと言っていて、例えば無改造の消音性能の高い排気管を持つ大型、中型のオートバイだけに限ったとしても、乗用車の静寂性には遠く及ばない可能性もあり、実際にエンジンの回転を上げたバイクの騒音が問題になる事も大いに考えられるし、改造された排気系を持つバイクだけをどのように排除するか?という点でも難しい問題だと言っていました。
もし2輪車を解禁した時の事を考えても、数台~10数台以上のバイクがグループで筑波の山頂方面へと走る事になるようなケースが再び多くなって、土日、祭日などに多くのバイクグループが排気音を轟かせつつ走行する事になってしまうのは予想される事であり、1日の内の半分近くの時間帯でその騒音に苛まれるであろう住民の事を考えると、「軽々に2輪車通行禁止の解除は出来ない」と言う事は私も直ぐに気づくのです。
近未来に電動バイクが主流となって音をほとんど気にせずに済む時代がやってくるかもしれないので、どうやらそんな時代の到来を待つしかないのではないか?
そんな風に思えます・・・・。
いかがですか?2輪でツーリングなどを楽しんでいる方々、残念ながらここ数年以内にそうした問題が消えてなくなるような世界はやって来ませんよね?
という訳で、自損事故で命を落とすライダーの為では無く、騒音被害で苦しむ近隣の人々が居る限り、筑波山麓の2輪車通行止め措置はそのままで数年~10数年は続きそうではありますね・・・・。
どうやら、バイク好きの一部の過激なライダーと過激な排気音を残すバイクが生んだ現状なのであろうけれど、2輪車の愛好家の中の僅かな人達の所業が元で始まってしまった規制とも言えそうですから、そこを如何考えるべきか?且つてライダーであった私にしてみれば、音の出ないバイクが出来たとして・・・それで解決するかもしれませんが、如何なのでしょうね、何とも言えない気持ちになります。
Posted at 2024/01/20 17:37:32 | |
トラックバック(0) |
お知らせ | 日記