Logitechのキーボードと、FILCOも買って有って、ELECOMのショートタイプのフルキーボードも在る。
ELECOMのキーボードもFILCOのも10年ほど前のモデルである・・・笑。
今日はロジテックの物をバラして見た。
エレコムの物と同様なメンブレン方式の物で安価なものだが、こちらの方が少しだけ高い値段が付いている。
メンブレン方式とは、2枚のプリント配線シートの間に薄い穴の開いた絶縁シートが挟んであって、キーボードのキーがシリコンゴムの弾性体を撓ませ、上のプリント配線シートのその部分を歪ませ、間に在る穴の開いた絶縁シートの穴の部分の上下のプリント配線シート間に導通が起きる仕組みで成立しているのです。
言葉の説明では解りづらいかもしれませんが、2枚のプリント配線シートには同じ位置に接点が有り、それらは、同じ位置に穴の開いた0.1mmの薄い絶縁シートの厚さで普段は接触しない様に隔てられているのですが、キーボードのキーを押し下げることで僅かに上側の配線シートが撓んで、中間に置かれた絶縁シートの穴開きの部分だけが空間である為、その位置の上下の接点は接触してスイッチとして機能するのです。
この非常にシンプルな構造によって100余りの接点を機械式スイッチに依らずに成立させたことでコストの低いキーボードが出来上がっています。
↓ の画像は、シリコンゴムの弾性体をキーボード側に移動させ、メンブレン方式の3枚のシートをめくってみた所。
Posted at 2025/02/15 20:56:38 | |
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