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2018年01月29日

珍車PART749

珍車PART749
今回の珍車はコレももう生息は皆無かと思いきやどっこい大作…じゃなくw どっこい生きてました!

新車時でも珍しい部類、性格上遊びクルマでの需要しかほぼなかったと思いますしね、それでも神奈川・湘南地方にはバブリーカップルや気取ったオッサンがよくドライブしている姿も見かけたなぁw

『昭和63年(1988)6代目BFMS型ファミリアカブリオレ』!!

BFファミリア、何せ先代のBDファミリアが”赤いファミリア”現象まで巻き起こした大人気車、これの後継でしたのでなかなか厳しい立場、大人気車のFMC程難しいモノはなく代々ずっ~と人気車で売れまくるってのは固定ユーザーが圧倒的に多いトヨタのクルマ位なモノ、マツダや三菱、ホンダ等第三勢力ではそれの継続ってのはなかなできるモノじゃなかったんですナ~。

BF型はそんな人気モデルの後だけありメーカーもかなりの気合の入れようでまず4代目をキャリーオーバーしていたバンもFMCし乗用系と同一シャーシとし当然従来のFRからFF化、そしてDeエンジンや1.6L DOHCターボ、国産本初のフルタイム4WD、可変吸気システムを採用したスポルト16、国産初のビスカスLSD(リミテッド・スリップ・デフ)を採用するラリーベースモデル(GT-A)等それまでのファミリアにない革新的なモデルのてんこ盛りでしたしね、BD無き後のBF、かなり頑張っていましたっけ!!
まぁ、結果は決して芳しくなくBD人気の何十分の1?って感じで努力した割には人気、イマイチでしたが…(但しこれはワタシの生息地=関東圏での話、当時まだまだ西日本に較べマツダの普及率は低かったですのでね、BDファミリアとSA22のRX-7は例外でした)

↓BDの後を受け先代より格段の中身を充実させたBFファミリアでしたが…


現車はその気合の中で最もマツダが訴求したかった?歴代ファミリア唯一のオープンモデルであるカブリオレ、いかにもバブリ時代のチャラさが際立ちますが今となってはあのヒトもクルマも裕福な時代を語る証人のように感じます。

↓R点、内装C外装Dという評価は年式勘案すれば上の部類!


BF型のモデルライフは85~89年(但しバン/ワゴンは除く)、カブリオレの追加は86年とやや遅れてラインナップしましたがこの時は結構大きな話題、安全上の問題からオープンモデルが極端に少ない時代で84年のシティカブリオレに次ぐコンパクトオープン、注目度は高った!

BFカブリオレも何回か乗りましたがボディ補強の分か?クローズドボディのモデルと較べ重々しい印象はありましたが何より当時は滅多やたらにないフルオープンでしたので爽快感は格別、実用性は低くとてもマイカーにしたいとは思えませんでしたがレンタカーで遊び時に満喫したい!そんな思いを起こさせてくれる魅力はありましたねー。

↓C評価の内装、ハンドルのスレ始めマツダ特有のプラの色褪せはあるでしょうがオープンモデルでここまで綺麗な状態を保つのは至難!


BFはBDと比較して中身だけでなく車体も一回り大きくなり内装なども時代を反映して質感も上昇、同時期のカローラやサニー、ランサー等と較べてもやや高級なイメージ、走りも大きくなった分、パワーユニットも充実していたので不満はなくスポーティさではBDとは比較にならない出来栄え、これはカブリオレでも同様な印象ですが逆に従来にあった軽快さは影を潜めましたしファミリーモデルでやや足が柔らか過ぎ?の感覚以外は決して悪印象のあるクルマではなかったです、ただ、見かけが地味だったんでしょうね、期待ほど売れませんでしたネ…。

↓旧いオープンに付き物の幌やスクリーンも画像の限り痛みは少ない感じで屋根付きにて大事に保管されていた様子?


しかし改めてこの頃を振り返るといい時代でした、このファミリアやシティのような大衆車でリーズナブルにオープンが設定されたり走りのターボやDOHC等も他ライバル含めて選り取り見取りでしたしね、若い世代でも遊べるクルマ、走れるクルマをメーカーがこれほど提唱していた時代もないでしょう、今ならこのクラスは安手のHVとか燃費一辺倒、つくづく今の若い世代が気の毒に感じますしそんな状況だから何も高い維持費払ってクルマ持とうとか思わなくなるのも理解できたりします(*_*)

↓今こんなモデルが出たらオシャレですよねー、軽(S660やコペン…にしても高額過ぎですが)のようにコンパクトにも夢を持ちたいモノです、まぁ、売れんでしょうが(汗)


出品は中京地区、落札額は思った程高額ではなかったながらこれも整備され店に並ぶ時はそこそこイイお値段になりそうです、BFファミリアとしては一番現在価値が認められている、そんな落札であった事は間違いナイです(^^)/
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Posted at 2018/01/29 22:52:27

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この記事へのコメント

2018年1月30日 0:10
懐かしいです!
こちらではそれなりに台数走ってましたが、ほとんど見かけなくなりまし・・・現存確認済み3台と庭先保管?放置?二台ならんでナンバーなしの存在を確認してますから、まだ5台は生き残ってることになりますね(笑)

やっぱりお膝元だと 生き残りは多いですね(^_^;)
コメントへの返答
2018年2月1日 22:42
懐かしいですね、こちらではカブリオレは当然、モデルライフの長かったバンですら草ヒロとて見る事は皆無です。
BFは見た目の印象より乗るとなかなかイイ車だった、決して同時期のライバルに遜色ない出来映えながらまだ当時マツダはこっちでは色眼鏡の部分がありました、今のマツダ車の多さからすると嘘みたいですわ(笑)

プロフィール

「大慌て!?雨中走行後のケア! http://cvw.jp/b/2682511/47677134/
何シテル?   04/25 16:50
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

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