• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2022年02月07日 イイね!

珍車PART930

珍車PART930
930回なので語呂合わせでポルシェ930でも…と思いながら外車は専門外なのでね、全く関係ないコイツの取り上げっす(^-^;

永い事マツダ(東洋工業)の屋台骨だったファミリア、いや、今も現役だったわ、プロボックスのOEMに成り下がったけんど…

まっ、そのプロボとは何ら関連性のない”オリジナル”なファミリア、現在の系譜はマツダ3となりかつてはカローラ、サニーに並ぶ代表的小型ファミリカーでもあり1963年発売以来2004年までの41年間に渡りマツダ最量販を誇り人気モデルも多数存在、中でも1980~1985年のBD型5代目ファミリアは”赤いファミリア”現象を引き起こし当時は猫も杓子も赤いファミリア(次に水色)という時代もあったりと。

今回取り上げるのはそのBD型の次世代である6代目、これも国産車の歴史では語らざるを得ないエポック車!

⇒『平成元年(1989)6代目BFMR型ファミリア3HB 4WD GT-Xターボ』!!

DC貴一っちゃん(中井貴一)…古ッ、今はミキプルーンかw 氏がが”夢大陸”とかのたまわっていた?6代目BFファミリア、何せ前任が史上稀な人気車だったんでマツダさんも後続発売には相当苦労しただろうと推測しますな、ワタシら若い頃は先代BD型、若者にはすさまじい人気、初期は走りは大した事ないながらもお洒落な外観とVWゴルフをお手本にした秀逸な造りもあり若い世代以外にも広く普及、軽井沢や清里のリゾートブームもありBDにサーフボード載せてそれら山々を走り回る”?な丘サーファー”なる文化?もこのBDが発症だったような気が…

そんな大人気のBDの後釜であるBF型、デザインはキープコンセプトを基本とするもやや大型化しふくよかになったデザインはBD程の評価は得られず商業的には成功とはいい難いレベル、しかし世はHOTハッチブーム到来、先代の後期でターボモデル等スポーティ路線にも移行するもBFはより尖ったモデルを輩出、日本初のフルタイム4WDにテンロクDOHCターボで武装するTOPグレード=GT-Xを設定、他にWRCラリーベースのGT-Aeや2駆ながらDOHCターボ搭載のセダン/HBのGT、∞等先代から較べ大幅にスポーツグレードを展開、まだWRCではアウディクワトロ位しか出場しておらずギャランVR-4やレガシィRS以前にフルタイム4駆でWRCを蹴る姿に当時のラリーファンは胸をアツくしたものだったよねぇ…

日本初のフルタイム4駆を誇る前期型ファミリアGT-X
alt

さて、そんなBFのGT-X、それほど売れた訳ではないので30年を超えてきた現代に残存しているのが驚き、しかも3.5点評価という上物なのでマニアにはタマらん個体でしょう、出品車は87年MCの後期モデル!
alt

実走7万㎞台、内外DCという年式からしたらかなりイイ状態、機関的にも大きなダメージはなさそうだし外装も恐らく競技等は無縁だったようでオリジナルの状態を保っている様子。

内装Dは恐らくダッシュのトレイ部の割れが大きく評価を下げている感じながらシート等は大丈夫そう、これを手にするマニアには是非リペアして綺麗なダッシュを実現して欲しいモンですナ!
alt

アルピナか!?と笑わせてくれたストライプも健在な現車!
alt
alt

何だろうねぇ、BFファミリアも今見るとまとまっていてスゲェいい感じなんだけ当時はパッとしなかった、BD型のインパクト強過ぎたからね~…

しかしこれも乗り較べるとボディ剛性は弱く極端にサビに弱いBDに較べBFは競技も見据えただけあり剛性は上がり内外の質感も大幅にUP、ファッションとしてはBDは良かったんだろうけど後年BD乗るとよくこんなフニャチンが売れたなぁというのが正直なところ、まぁ、当時の日本人(今もか?)の感覚なんてそんなモンだった訳でマツダにとっては売れまくったBDはいい車だった訳で…。

出品地は中京地区、落札額はそこそこのプレミアム化で店売りでは200前後ってとこでしょう、RE推しだったマツダが目線を変えるDOHCターボ、REの印象とはまるで異なる荒々しさが懐かしいBFファミリGT-X、これも後世に残したい1台である事は間違いないでしょう(^^)/
Posted at 2022/02/07 17:15:26 | コメント(4) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ
2021年08月31日 イイね!

珍車PART919

珍車PART919
珍車919弾、コレを見ると~♪たまらなくぅティスティ~ と頭の中に流れるご同輩も多いのではないでしょうかw 若い世代には「何のこっちゃ」で当然ですがかつて(今もか!?)の若い世代(当時)日本のミュージシャンで唄のうまさに定評のあった布施明御大の歌声と天下の2枚目、フランスの大スターであったアラン・ドロンがコラボしたCMが話題になったモンです、まぁ、布施さんにせよアラン・ドロンにせよ今の世代は知らんでしょうがね、知ってる世代はそれなりの人生経験を積まれた世代ですわな…

⇒『昭和57年(1982)3代目GC8P型カペラセダン1800GT-S』!!

ワタシら世代では”アランドロンカペラ”と言われる程冒頭のCMが有名、何せ当時世界的に認知されていた大役者を起用したんで当時国内第5~6位のマツダ(当時は東洋工業)の割には気張ったなぁと驚いたモンですw

ただ哀しいかなCMと布施さんの曲だけが独り歩き、クルマそのものは歴代カペラ同様に地味なイメージは脱却できず不人気だった言っても過言ではないでしょう、カペラが属するクラスにはトヨタコロナ、日産ブルーバード、三菱ギャランという上位メーカーの重要戦略車種が揃っておりカペラは最後までその牙城を崩す事なく終わってます…

CMは大きな話題となり布施明の唄う「たまらなくテイスティ」もヒットした3代目カペラCM


大体CMが話題になれば商品(クルマ)も売れるモンですがこのカペラと我が三菱の2代目ミラージュ(例のエリマキトカゲのヤツ)はいかんかったですよね~(+_+)

しかしこのカペラ、何気に82年のCOTYを受賞(3代目カペラ 1982~1987)したりフォードブランドのテルスターをラインナップしたりで精力的な展開が施されたいたりでワタシも実車体験は数多くありますが地味ながら決して悪いクルマではない、先代までFR、時代の流れでFF化した最初のモデルで保守層にはそれが災いする部分もありましたが実直でマジメに造られたマツダの良心が感じられる、当時としてはサスの出来栄えも良くFF特有のクセも可能な限り抑えられておりインテリアの質感等も高かった、そんな好印象でしたがデビュー当時は第二次ハイパワーブーム真っ只中で若者向けの2ドアクーペ含め速そうなスタイルも驚くようなスペックのエンジンも持たなかったカペラ、コロナやブル、ギャランですらターボブームが反映され既にやターボグレードが設定される中、カペラは83年まで未設定、このため地味なオヤジ車の印象しかなくターボ追加も時既に遅しって感じでした…。

と、そんなネガティブキャンペーンばかりですとカペラマニア(いれば?ですが…)に物言いされそうなんでカペラというクルマの名誉の為に言えばこれの次世代となる4代目のワゴンは折からのRVブームで結構人気が高かった、87年デビューながら安定した人気と販売を誇り97年まで10年(バンは99年迄)を誇る長寿命でしたよねー、初期と末期では大分印象も変わりましたが時代に遅れずアップデート、末期でもそれほど人気は下がらず実力を見せつけた感はあります、この時代はステーションワゴンも人気で同時期のトヨタのクラウンワゴン(S130系)、マークⅡワゴン(X70系)、日産セドグロワゴン(Y30系)等も長寿でこれらと並びワゴンブームでよく健闘したと思います!

カペラ史上最大の人気モデル?4代目カペラワゴン
alt

しかしカペラを思い返すと悲運なクルマ、初代はREカー第4弾(コスモスポーツ→ファミリアRE→ルーチェREクーペ)として鳴り物入りデビューをしながら直後のOILショックで大打撃を受けて以来ライバルに較べ弱く浮上できず、唯一上述のワゴンがヒットするも一時はネーミング消滅(クロノス)という憂き目に、そのクロノスも大失敗して再びカペラは復活するも以前のイメージに重ねクロノスのネガティブさも加わり6代目、2002年をもって廃盤となっていますが最後までパッとしなかったというのが正直なところ、それでも昨今のセダン逆境の中で後続のアテンザ→マツダ6が生き永らえている現状を見るとコロナ(後続プレミオも廃盤アナウンス有り)もブルーバードもギャランも消えた現在、不思議な因縁を感じますねぇ…

※カペラは記事や文献により初代Bigマイナーモデルを2代目とするところもありますがワタシ的にはシャーシから何から全て初代のまま僅かな寸法拡大と大幅なFr/Rr、インパネの変更程度なのでそれらに反しBigマイナー後も初代としております。(詳細は →こちら


さて本題、出品車、3代目デビュー直後の82年式、GT-Sという大層なグレード名が付けられてはおりますが廉価1.8Lモデルの上級グレードってだけでスポーティなエンジンも装備もなかったモデル…。

年式が年式、内外機関とも満身創痍な状況?事故落ち、内外DEという評価ですが不人気故、とっくの昔に潰されいるのが当たり前の中、今日まで存在したのがこれも奇跡的に思います!
alt

D評価の内装ながらそれほど不快な感じはなく徹底クリーニングによってはCレベルに相当か!?
alt
alt

外装も白という事もありパッと見は綺麗な感じ、前期型のみフェンダーミラーからテッチン純正ホイールに至るまでオリジナルなまま40年を経てきたってのが感動ですw
alt
alt
alt
alt

現存はこれだけか?って位の希少車、捜してもまずは見つけられないレベルの個体ながらやはりカペラというマイナー車の哀しい性?落札はなされるも旧車としてのプレミア価格には程遠く桁での処分、色々不具合もありますが部品は絶望、落札業者が今後どのようにこの希少車を処分していくんだか気になりますが貿易にも出ない、部品取り需要もないとなると残念な結果かもしれませんねぇ~…

(^^)/
Posted at 2021/08/31 16:55:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ
2021年07月02日 イイね!

珍車PART910

珍車PART910珍車シリーズ在庫大処分!?
いやいや、ストック溜めるだけ溜めてるんで連投でっす(^^;

910弾に因んで?910ブルーバード捜しましたが残念ながら無かったっす(ってそれじゃどっかの語呂合わせ〇チガイじゃねーかwww)

ってなこんで今回のお題、そのあまりの極悪燃費から数年前のエコ競争時代ななんてAA会場の片隅や田舎のあぜ道なんかに捨てられていた個体も少なからずおりもう死に絶えたか!?と思いきやここのところの90年代車ブームで息を吹き返したように旧車店等に並ぶのを見れるようになってきました、しかも例外なくそんな不遇な扱いされた数年前が信じられない高額にて(驚)

⇒『平成3年(1991)JC3SE型ユーノスコスモ13BタイプSX』!!

L/3㎞とか100㎞走ったらタンクが空になるとか言われたユーノスコスモ、現車は従来からある2ローター13B型ですがTOPグレードにはおむすび3つの3ローター20Bを引っ下げてデビュー、いやー、時代ですよね、バブル期…

と言ってもユーノスコスモが出たのは1990年、時は既にバブル衰退にあり翌91年には完全崩壊、設計時のイケイケ景気の時代にマツダエンジニアが夢とまで言った3ローターエンジン、デビューが遅すぎた!

確かにあの時、ただでさえパワーでは絶対的評価のREエンジンでしかも後にも先にもこれだけの3ローターはカー狂にとっては見過ごせないモデル、300psオーバー設計(市販はデチューンし当時の国内自主規制である280ps)のシーケンシャルツインターボの20B、そりゃ話題に登らない訳がない!! さすが退屈なクルマを造らないマツダですわな、退屈どころかいくらバブル期とは言えこれはやり過ぎ?って気もしないでもないですがw

しかし哀しいかなスポットが当たるのが常に燃費の数字、メーカー発表の10モード/10・15モード燃費で6.9㎞という値はいくらこのクラスのライバル陣も褒められた数字ではないと言ってもコスモはそれを飛び抜けていた、実際は100㎞でタンク空は都市伝説としてもL/3kmは事実じゃないかな?これも回送他で転がした事ありますがまぁ、驚く程踏むと燃料計が見る見る減る、大体クルマの燃料計って非常に精度が甘く造られているので走行中にメーター下がるのが目で解るような事ってまずないにも関わら関わらずこのコスモはそれが解るってのが凄い、あっ、これは20Bのモデルでのお話で13Bはもう少しマシではあるでしょう、13Bは昔NA時代の経験しかないですが少なくとも4~5kmは走ったし(笑)

そんな訳で悲運のコスモ、デビューと同時のバブル崩壊で既にパーソナルクーペの需要が減退していく中、96年までカタログモデルながら販売は悲惨な結果、特に前述の通り20B搭載車は少なかったですから現存はどん位あるんだろ?って感じ…。

マツダが誇る国産名車の一つ『コスモスポーツ』をオマージュしたデザインも話題になるもユーノスコスモはとにかくデビューの時期が悪く悲運なモデルでした、もう少し早くデビューしていれば10/20ソアラやF31レパードのいいライバルになれた事でしょう。。。
alt

それでは出品車を見てみます、総評4の内外C、機関等に不具合は出ていない様子で距離にして10万弱、まぁREですからO/Hはしたいところですが全体的に状態はイイ感じ!
alt

今も昔もマツダのインテリアはセンスが良くそのパーソナル度はどこか堅気じゃない独特な雰囲気がありました、現車はその美しさを維持している様子!
alt

時代的にはトヨタが20/30ソアラ、70/80スープラ、日産がR32/33スカイラインにZ32Z、三菱GTOという燃費なんて二の次の高性能スポーツが大腕を振っていた頃なのでユーノスコスモ、これらと較べ性能で考えるとそんなに燃費に大きな差はないとは思いますがね、数値でズバッと表されると当時、いくらスポ車ブームだったと言っても高燃費と言う部分が独り歩き、そしてREには熱狂信者がいる代わりに一般的にはその高燃費故、やはり避ける傾向もあったりで現代でも復活を望む声は大きいもメイン動力としてはどうなんでしょうかね?その性能を示すかつてのコスモやRX-7/8みたいなスポーツモデルの復活が望ましいとワタシも思いますが今のご時世的には難しいかな!?!?

内外Cの現車、30年モデルとしてはかなり大切にされた個体のようでマニア的には”アリ”な1台かと!
alt
alt

前回のギャランΛでも述べましたがスポーツクーペ、パーソナルクーペなんてのはもう見向きもされない現代、しかしそんな世相に反してこのユーノスコスモも例外なく中古価格は高騰、如何にこの時代の個性派モデルが希少なのかを表していますよね、この出品車も数年前桁で取引されたいたとは思えない金額で落ちています!

ユーノスコスモとしてはアンパイな?13Bモデルでも驚く金額ですから20Bが出てきたらその数字は燃費以上に衝撃かもしれませんナ。

(^^)/
Posted at 2021/07/02 21:46:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ
2020年05月20日 イイね!

マツダボンゴ生産終了に思う…

マツダボンゴ生産終了に思う…恐らく殆どの方は気に留めないこの記事 
         ↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/08d62d32cd62a23308b43c0b0509638c920812df

長い事小型キャブオーバートラック/バンで堅実な人気を誇っていたボンゴが遂に生産中止、バンは既に製廃(5/13)、トラックも夏中には生産を終えるとの事…。

惜しまれつつも!?38年の歴史に幕引きとなった現行4代目ボンゴバン
alt

残るトラックも後僅か!
alt

仕事柄ボンゴの製廃は数年前から知ってはおりましたが遂に!という感じ、ひと頃ではないにせよクラス唯一のキャブオーバー型バン/トラックで設計は何と80年代(1983年デビュー)、言わば商用車の”シーラカンス”で現代目線では旧石器時代並みのドライバビリティでキャブオーバー独特の遮音の悪さ、煩く非力なエンジン、当然ながら商用チューンのサスと相まって空荷だと跳ねまくる最悪な乗り心地etc…いや、ボンゴの名誉のために言っておけば昔の商用なんて他車だってみんなこうだった、ハイ。

しかしそれでもクラス唯一のキャブオーバーはその寸法からは想像できない積載力を誇りワタシなど好んでこれを選ぶタイプで小型商用ユースの顧客にもOEMだった日産バネット、三菱デリカ含めて勧めたり自らの作業でもレンタカーでこれを指名借りしたりしています。 ( 引越し使用など )


旧山梨ベース転居時は大活躍のボンゴバン!


商用ですから走りとかパワーとか乗り心地以前に積載効率優先、他社が続々とこの形態から撤退していく中でマツダが長年提唱し続けたボンゴの存在は今や唯一無二、まだ存在価値はあると思っていたんで無くなると聞いていても暫くあるんじゃね?と安心?していたらこの哀しいニュース、現行型は一応4代目となっていますがデビューは3代目1983年に遡り99年に安全対策を強化する為FMCという触れ込みながらシャーシ他はキャリーオーバー、衝突安全基準に適合する為のボディ前部だけのモデルチェンジといった内容でしたんでね、ワタシが弱冠二十歳の時にデビューした3代目(4代目)ボンゴが無くなるというのは何か感慨深い、青春が終わった?(とっくに終わってますがwww)

この安全基準をキッカケにかつてはゴロゴロいた同クラスのライバル達は消えるかノーズを付けた所謂ミニバン形態の商用に変化した中、頑なに再開発費をかけてまでも純粋なキャブオーバーに拘ったマツダの姿勢、当初は時代遅れとかFMCする金がないとかさんざんな言われようでしたがライバル達が新型になってみるとその積載能力が新型に拘わらず退化、その中でボンゴは以前の積載効率を誇る部分が見直され今日まで根強い支持を受けてきました。

消えゆくボンゴに敬意を表してここで簡単にボンゴの歴史を振り返ります!

初代ボンゴはRrエンジンRrドライブと独特なスタイルが印象深かった…
alt
(1966~1975)

2代目では70年代後半の1BOXブームに応えワゴンや大量積載時代に備えた積載量を拡大したボンディ(後のブローニー)を追加!
alt
(1977~1983)

そして現行4代目の原型となる3代目デビュー!
alt
(1983~1999)

3代目時代はRVブームに対応して4WDワゴンやミニバン形状のフレンディ等も追加
alt
(ワゴン)

alt
(ボンゴフレンディ)

90年代のマツダ5チャンネル時代ではユーノス店向けの『ユーノスカーゴ』、オートラマ向け『J80/J100』『スペクトロン』『フリーダ』、更にマツダの訴求が効いたのか?ミニバン形態の商用バンやトラックに不満を持つユーザーも多く日産や三菱に『バネット』『デリカ』としてOEM供給し一時はボンゴファミリーが増殖し特に日産の販売力もありトヨタ(タウンエース/ライトエースバン・トラック)ですら霞むボンゴファミリー、石を投げたらこのファミリーに当たる!!という時代もありましたっけ…(地域によります)

ワンクラス上のボンゴブローニーは一足先にハイエースのOEMに切り替わっていますが純粋なボンゴの名前はどうなりますかねぇ、記事にもあるようなお化けハイゼット=タウンエース/ライトエースOEMでは役不足、これまでのボンゴの役割は担えないと思いますしこのまま消滅かな?まぁ軽トラ/軽ハコが旧規格時代ならともかく今や小型商用は軽でも充分担える位になってますし大は小を兼ねる じゃないですがハイエースやキャラバンは未来永劫的に健在でしょうしやはりボンゴは潮時なのでしょうねぇ、販売量が本家を上回っていたバネットが2017年に自社開発のNV200バネットに切り替わり販売量が落ちたのも大きな要因でしょう、時代ですねぇ‥‥

元々商用で始まったマツダの自社開発最後の砦であったボンゴの製廃、これでマツダ商用はトヨタやいすゞのOEMとなってしまい別にマツダファンではないものの非常に残念、かつて商用にも力を入れていた三菱、ホンダ、スバル、いすゞ等全てが撤退し商用ラインナップ図はほぼトヨタと日産(軽商用除く)となってしまった中、孤軍奮闘で頑張っていたボンゴの終了、商用故寂しい終了ですが商用車にはさんざん飯喰わしてもらった元Gure、偉大なるボンゴにも色んな意味でお世話になったんで最後に栄誉を称えたいと思います
(^^)/
Posted at 2020/05/20 23:05:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ
2020年03月02日 イイね!

珍車PART852

珍車PART852
久々の出品目撃!

コレもかなり少なくなりましたよね、出る出る詐欺もありREの価値が高まる中、FDやFCのRX-7が軒並み高額化する傍らで初代に充るSA22のRX-7は希少価値も相まってなかなか手の出ない金額になってきています、それでもより高人気のFD/FCに較べるとまだそれ程驚く金額ではないかな…!?

⇒『昭和60年(1985)初代SA22CサバンナRX-7 GTターボ』!!

普及版レシプロのグランドファミリアとボディ共用しコストを抑えた初代サバンナ(所謂RX-3)が排ガス規制やOILショックのスポ車には暗い時代に一人REスポーツとして最速の座を守り続け7年、これの後を受けて1978年にデビューした初代RX-7、近年のRX-8まで脈々とREスポーツのDNAを伝え培ってきたのはご承知の通り、今も復活が待たれるREスポーツの基礎を造ったのが初代RX-7ですね!

コスモスポーツはある意味象徴であり一般訴求できるモノではなかった、そこで広く世間に広める役目としてファミリア(プレスト)RE→カペラ→サバンナ→ルーチェ/2代目コスモとREは発展しますが先記の逆風の時代を経験したマツダは本格的ピュアスポーツにREを生かす道を見つけRX-7以後足場を固めました。

1967年に世界で初めて開発に成功した夢のエンジン、ロータリーはRX-7で花開いたと言っても過言ではありません…


1978年、リトラクタブルライト、Frミッドシップというスポ車には厳しい環境の中でセンセーショナルなデビューしたSA22C RX-7!


リアル世代としてはあのSA22Cがデビューした衝撃は今も忘れらない、スーパーカーブームの中で国産でもそれを名乗れる?モデルが出たという日本人の誇りみたいなモノまで感じさせてくれたRX-7、名前はどうあれこのまま消えゆくには残念過ぎるREエンジン、復活を待望します!

さて、今回取り上げるのはSA22Cの最終モデルの85年型、83年に追加設定されたRE12A型130psにターボを+し160psまで戦闘力を高め並み居る強豪である日産FJ20E/同ET、トヨタ1G-GEUや3T-GTEに挑んだモノ、REエンジンに飛び道具で武装したREターボは既にルーチェ/コスモで市販化されているもより戦闘力が高いRX-7への搭載は78年デビューで商品寿命が弱まりつつあったRX-7の充分なテコ入れになりました。

RE12Aターボの最終型SA22Cターボ



現状コーナーのため評価ナシ、不動表記はないので実働の様子ながらエンジン含めレストアベースでしょう…


室内に荒れは感じられずソコソコ綺麗な状態!


前期の残存が多い今日、ブラックテールの後期の存在はかなり希少と思われます!


外装も経年劣化はあるも致命的な瑕疵はなさそうでレストアベースには上物!



デビュー時は世界が注目したSA22Cですがこれをきっかけとした第二次ハイパワー/スポ車ブームが起きライバル陣も乱立、ソアラ、セリカXX、フェアレディZターボ、スカイラインRS/RSターボ、スタリオン等が続々デビューし末期のSAはターボの神通力も一時的で人気の衰えは悲惨でしたがSAの成功により後続FC3SやFD3Sに繋がったのは言うまでもなくその意味でもSAは国産傑作選に入れて当然に思います、そのSAでも希少な後期ターボ、マニアは今のうちに手にしたいでしょうね~。

出品は西、落札額は三桁には及びませんが手を掛ければ確実にそれを超えてくるレベルとなっていまっす(^^)/
Posted at 2020/03/02 15:10:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ

プロフィール

「オウチ弄り記 2025.6/14 http://cvw.jp/b/2682511/48485636/
何シテル?   06/14 18:18
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

12345 6 7
8 9 10111213 14
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation