• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2019年04月20日 イイね!

池袋老人暴走事故

池袋老人暴走事故
昨日、また痛ましい悲劇が起きてしまいましたね、池袋老人暴走事故…

まずこの事故で亡くなられた31歳と3歳のお母さんと女の子に心からご冥福を祈りたい、31歳と3歳、うちの娘と孫と全く同じなんでひとごとに思えず身を引き裂かれる思いです。


ニュースが映し出す映像に真っ二つになった自転車と幼児のヘルメットが映ってましたよね?お母さんは自転車に幼児を乗せる事に対する安全意識もきちんとある方だったようであの映像見る度にやりきれない思い…


しかし87歳で運転って!しかもこの老人、都内板橋区相生町居住との事、板橋はワタシもそれなりに土地勘あるんで語りますが地方のようにクルマがないと生活に支障があるって場所ではない、どうしてこんな高齢まで乗り続けるんだろう、そして家族(妻や子供)も何故止めさせないのかが疑問!?!?

母子を轢く前に既に接触事故を起こし暴走化、パニックになったんでしょうか?接触時に普通するようにクルマ止めておけば人が死なずに済んだのに同乗者との会話や「アクセルが戻らない」なんていう報道見ると接触でパニクって正常な心理状態でなくなってしまったのでしょうかね~…?


20プリウス、これってアメリカでアクセル戻らず暴走、死亡事故多発し裁判でトヨタ社長が呼ばれるという事件?になったのをご記憶されている方も多いでしょう、一報を聴いた時、真っ先にこの事思い出しましたがひっくり返ったパッカー(清掃車)、2tトラックのそれなりに頑強なフレームまでひん曲げてるし真っ二つになった被害者の自転車からして相当な速度に達しているのが伺われ戻らないどころか踏み込んでいる=パニックになってブレーキとの踏み間違え→老人ATの典型的事故と推測します、トヨタさんの問題ではないと思います、専門家ではないからあくまで個人的な推測に過ぎませんが恐らく専門の事故解析しても同じような結論じゃないかと。

デュトロ(ダイナ/トヨエース)のフレームを曲げる程のスピードで衝突した画像にはトラックに関わる者として驚愕でした!


前にもこうした事故が起きた時問題提起、その時は老人暴走=諸悪の根源はAT車 なんて噛ましたらそれなりに炎上した訳ですが今回だってその思いに変わりない、30~40年前はまぁ寿命が今みたく長くないのもありましたがその頃の老人なんて逆にMTしか乗れなかった、なのでこうした事故ってのは近年、と言っても10~15年位?で多発するようになった=AT車の普及 に関係ないとは絶対言えないと思うんです、個人的見解としては。

しかし今回それをどうのこうの言うってよりも勿論運転した老人が全て悪いんですがこれだけ老人暴走事故が起きる中でも抜本的対策をしない警察や国にも責任ありますよね!?

例えば75歳とか80歳でもう免許更新は不可→強制返納にするとか認知症検査をもっと厳格にし例えパスしても半年~1年で再検査とか…。

ウチの亡母も認知で最後の4年は施設暮らししてましたが認知が始まってからの進行はそりゃ早かったですよ、おかしいな?と思ってから孫の顔が解らなくなるまで僅か3か月のスピード進行でしたからねー、勿論個人差はあると思いますがこの加害者だって2年前の検査は何ら問題なかったとの事、そりゃこの年代の2年っていうのはあらゆる面の老化速度はつるべ落とし!甘いと言わざるを得ない!

こういう事言うと当然都会はともかく地方在住でクルマがないと生きていけない老人はどうすんだ!!という意見が出ます、そりゃそうです、ワタシ自身過疎と言っていい山梨の山の中で4年過ごしすぐ隣に90歳のお爺さんが軽トラをヨロヨロしながら運転し当然高齢の奥様と買い物に行く姿よく見てました、他人様なんであぁ、大変だなぁ で済みますが本人やご家族には何か起これば大きな問題でしょう…

ってもこれだってお国が何とかする問題、例えば免許剥奪後は5㎞程度のTAXI代は月の利用回数(週1として4回までとか)制限の上支給するとか老人世帯の多い集落には今も一部自治体ではやっておるようですが無料マイクロとか走らせるとか…

財源?企業内留保を吐き出させる法律の整備とかこういう事に明確に使われるなら消費税UPだって受け入れられるだろうし良く分からん自動車関連の税金(ガソリン税含む)等もきちんと見直し整理すれば出てくる筈、もっと言えば無駄な?五輪とか万博なんかより国民の命が大事でしょ…

まぁ政治的な事書いてまた訳解んねぇヤツに特攻されるのも嫌なんでこの辺で止めておきますがとにかくこれ以上老人の生活に若い命が犠牲になる理不尽を止めなきゃならん!そう思いませんか…?

今回の加害者、元役人とか大手企業の元副社長とか報道され一部にはその肩書から逮捕もされず敬称まで付くなんて言われておりますがそんなのはさすがに関係ない、全ては高齢であるからこそ逃亡や証拠隠滅、留置に耐えられる年齢とか色々加味しての判断でしょうがこれでは亡くなった母子やそのご家族、怪我なされた方々は納得できない、しかし老人を極刑?厳しい取り調べに追いやる訳にはいかないという行政の判断も全て間違っているとは言い難い、難しいところですよねー。

もうこういう悲劇はたくさん!


ワタシは母親が60代半ばでクルマ取り上げました、免許そのものは70歳位まではありましたがワタシが管理し乗せなかった、そりゃ当時は母親からは恨まれたし子供(つまりは孫)からも「そこまでしなくても…」とも鬼の息子、鬼の父親やりましたがそれが晩年、年老いた親を縄付きにせず安らかに旅立出せてやれたと悔いなく思い返せますよ、60過ぎてからの運動能力や反射神経の著しい衰え、ウチの母は酷かったし…。

今回の加害者の家族にそうした”鬼”がいなかったのも不幸、まぁ、色々な事情があるんでしょうがどんな事情にせよ理不尽に幼い子供、まだまだこれからの将来がある若い母親の命に優先するモノはないし生い先短い年寄りによる将来が沢山ある命を奪う悲劇、これ以上あってはならないと思うのです。

最後に再び亡くなられたお母さん、女の子のご冥福を祈りたいと思います、そして残された旦那さん(お父さん)や親族に方々に言葉のかけようもないですが裏に抱えた日本の大きな問題=高齢化社会のひずみを被害者、そのご親族だけに負わせるだけでなく真剣な対策取組みを願って止みません!
Posted at 2019/04/20 14:37:18 | コメント(3) | トラックバック(0) | 事件・事故 | クルマ
2017年06月12日 イイね!

東名新城PA付近での大事故

東名新城PA付近での大事故
また痛ましい事故が起こってしまいましたね、亡くなられた乗用車(デミオ)ドライバーの方のご冥福を祈るは当然ですが普段4tや大型に乗る機会が多い元Gure、いや、バス・トラックドライバーの方々はもうそれは恐ろしい映像が昨日辺りからどんどん流され…


この動画、恐ろしい思いをした方もかなり多いと思います、こんな事起きるのか?って気もするでしょう、しかし様々な複合要素が加わると起きるんですよねー、絶対。



早速某ちゃんねるでは「バスドラがベテランだから危険回避を適切に行いバス側に死者が出なかった」とか「いやいや、普通に何もせずぶつかってる、たまたま当たりどころが良かっただけ」なんて無責任なお気楽にわか鑑定人が持論を繰り広げたり「バスのくせに追い越し車線走るな!」だの該当車がマツダデミオだった事もあり「さすがスカイアクティブ!」なーんて死者、怪我人を冒涜?するような事書いていたり呆れますがこの事故、ワタシとて専門家でも何でもないですしまだ原因が全て明らかになっていないのでその辺は今後の情報を待ちたいと思います。
ただ一つ気になった点はマスコミも自動車評論家も触れてませんが最近のクルマってボディ下も完全にカバーで覆われ昔のクルマよりは確実にある程度の速度以上だと揚力に弱くなってる?って思います。

ハイブリッドやEVの普及でアンダーカバーが当たり前になっていますがワタクシ、大昔メーカー系のテストドライバーをしていました、その時の経験からすると当時、アンダーカバーなんてもんはなかった時代ながら時速120~140kmとか出てるとクルマって意外に簡単に浮くモノです、ましてや現代のクルマ、デミオがそうだ!!って訳ではないですが走行時の空力優先でまるで飛行機の底のような腹を見せてしまったら結果は昔の120以上なんて速度でなくともこうなるのは容易に想像できちゃいます。

アンダーカバーは整備性も考えそう頑丈なモノではない、クルマによってはペラッペラのモノだってありますが走行中の落下を防ぐためグロメットで何箇所も留めてあるしミッションやOILパン、タンク他が丸出し=抵抗になる訳でどんなにペラペラ、紙のように薄かろうとカバーがある以上、これはこんなケースでは凶となる可能性、大いにあるのでは?と感じます。

↓10~15年前から装着し始められたアンダーカバー


何かのきっかけ、例えば石ころ一つでも高い速度で乗り上げると場合によっては浮き上がる、元々4輪が設置している前提での空気の流れを計算、設計ですから例え1輪が浮いてもそこから高速度により一気に想定外の空気がボディ下に流れ込む、特に前輪でこうなるともうハンドルなんてただの輪っか、全く効かなくなりますから…

今回の現場も不運、しかしああういう設計の分離帯はいくらでもあるし同一車線上の後続車や並走車とのクラッシュの危険性、そして当事車(者)の被害を最小限に抑えるためにもむやみに分離帯を頑強なコンクリートで固めたり莫大な費用をかけて法面の設計変更はできない訳ですよね。

長くクルマ乗っていますがこんな事故は見た事ない、テストドラ時に空力の特性も、そして保険会社のセンターで様々な事故形態、要因を学ぶ研修にも参加しましたがこんなのは想定外、従って一部道路の設計に問題が…なんていう意見もあるようですが法定速度+αの範囲でこれはないと思うんです。

高速道路ってのはどの道も設計速度があるのは承知の事実、この事故に限らずそれを超えるような速度で特攻してくるのに対応するのも限度があるのは当然ですよね!

話をを基に戻すとテスト時、実際浮く経験をすると何と~クルマの行先はクルマに聞いてくれ!~の状況、安全なテストコース内でもそれはもう恐怖でしたからねー…

要は何を言いたいか?ワタシも全部の最近のクルマの底を見た訳ではないので偉そうに語れませんが見た極一部の車種ではまったく潜り込んだ空気(気流)の充分な逃げ道というか底にまで整流を考えているものがどれだけあるか…
皆さんも見た事あるでしょうがF1なんどのレーシングマシンがいとも簡単に浮くのと同じようにあまりに底までビッチリとカバーで覆うのはどうなの?と疑問です、まぁ、逃げると空力、燃費の面では不利になるのは承知ですが街を走る実用車にF1の性能?はいらんでしょ(*_*;

確かにこうすれば空力には有利=燃費が良くなる、また前述の最新技術の通り水や汚れからから守るにも必要な装備かもしれません、しかしこのような事故が起きた現在、ビチビチに覆いまくるのはどうなのかなぁ と。。。

まっ、この辺は頭のイイ各社の技術者さんが考えてくれるでしょうからワタシづれがごたごた言う必要はないですがね、きっと昔のクルマならここまで飛ばなかったんではないかなと思います、あくまで勝手な私感ですが。

事故要因は無責任に語るべきではない、憶測はいくらでもできる、例えばPAの出口との事で無謀な出路車がいて避けられずにこうなったかもしれないしデミオのドライバーが62歳という年齢も鑑み体調に何かあったかもしれない、医師という職業と年齢から考えにくいですが無謀運転があったのか無かったのか…?
この辺は今後の捜査の進展を注視したいと思います。

しかしデミオの医師は誠に悲惨な結果になってしまいましたがバス側はホント、幸運だったと思いますネ、何を於いても当たりどころが良かった!
デミオ側は気の毒ながら火の元になるエンジンルームは吹っ飛んでますしガソリンタンクがある後部フロアは原型を留めていて当たった角度の幸運を表してますし当たったのもバスで一番強いFrピラーのしかもルーフに近い所でしたしね、これが少しズレてFrスクリーンやサイドスクリーン直撃だとガラス面積が大きいバスですと大惨事、バスは運転台低いしこれも幸いしドライバー、ガイドも命落とさずに済んだ訳ですし。
これが4tや大型トラックなら多分位置的にドライバー直撃喰らい命どころか身体もまともには残らない事故になったのではないかと思います、後コンマ何秒が前後にズレたらバス側も大きな被害でしたよね。

いずれにせよ高速を毎日走る身としては明日は我が身、いつ自車の前にクルマがダイビングしてくるか解らない、そんなのの防衛運転なんて事実上無理な訳ですがらね、今回の事故は考えさせられる、非常にショッキングな出来事でした。

※アンダーカバーが事故要因としている訳ではありません、あくまで一因になった可能性もあるのでは?という意味で述べています。
Posted at 2017/06/12 22:40:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | 事件・事故 | クルマ

プロフィール

「オウチ弄り記 2025.6/14 http://cvw.jp/b/2682511/48485636/
何シテル?   06/14 18:18
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

12345 6 7
8 9 10111213 14
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation