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2016年03月29日 イイね!

保存版・ 珍車PART600

保存版・ 珍車PART600 祝600回!!

完璧自己満企画のこのコーナーもおかげさまで600台目!
時々自分でも過去を振り返って見るのですが最初の頃取り上げているクルマなどはもう最近では流通の場に出なくなったりその頃は捨て値だったものが急騰していたりとなかなか楽しめます。


毎度お馴染み?キリ番では我が愛機のE30ギャランを取り上げており今回も例外なくやらせてもらいますぜ(^^ゞ

と言う訳で今回取り上げるのは少なくなったE30ギャランでもほぼ生き残りはいないのでは?と思われるコレです!

⇒『昭和62年(1987)E38A(改)型6代目ギャランVR-4・RS』!!


62年12月…VR-4及び同RSが出たばかりの登録です、これ!

VR-4はご存知の通りE30系ギャランの頂点に立つハイパワーモデル、三菱がWRCが4駆に移行する中で初めて実戦で4WDラリーカーとして参戦するホモロげモデルと言う側面もありました。

↓VR-4のWRC席捲はその後エボに引き継がれ長きに渡りモータースポーツファンを愉しませてくれました。


VR-4はシリーズ頂点となるグレードで当時2L最高のNET205psという高性能DOHC+I/Cターボ16V DOHCの4G63型を搭載するモンスターマシン、当時のラリーファンは勿論、スポ車好きにも一目置かれる存在でした。
80年代後半は第2次ハイパワーブームでありその主役は例によってトヨタと日産でしたがスカイラインやZ、ソアラやセリカXXでハイパワー競争を繰り広げている最中、伏兵?三菱がそこに参戦、それまで2L最速を誇るDR30型スカイラインRSターボCのグロス205psを上回る出力は圧巻、4WD/4WSという当時最先端の技術をテンコ盛りにしたのがE30ギャラン発売から2か月遅れで投入されたものでした。

E30ギャランそのものが従来型ギャランΣとは一線を画す、90年代を見据えた三菱の新時代を支える星としてメーカー側も入魂のNEWカーでありましたが当時流行の代表例であるGX71マーク?4HTが持て囃される中、それらのように背の低い流麗な4HTではなく背が高く三菱らしくいかにも頑強でマッシブさを表すセダン、デビュー時はこのワタクシですらその異様さ?に嫌悪感を持ちましたが敬愛するギャランGTO以来の逆スラ2分割の迫力ある面構えとこれもGTO-MR以来の三菱としては15年ぶりのDOHC機構を主とするエンジンラインナップには目を見張りましたねー…

何せ80年代前半は三菱はスランプ期、ランタボ以外イマイチパッとしたモデルがなく当時も菱ヲタながらなかなか乗りたいと思える三菱車はなかったのですがE30ギャラン、今に思えばVR-4デビュー時の衝撃が未だその“薬物中毒”から抜けれない要因ですわwww

現車のRSは後のランサーエボリューションのGSRとRSと同様な関係、つまりはVR-4の競技使用を前提としたモデルでありVR-4の快適装備を取り去り防音材も最小限としたモノ、型式はVR-4のE39A型に対しE38A型(一部4WSを持つRSも存在、こちらはE39A)となります。

このような生い立ちですからRSはガンガンに使われてナンボのクルマ、VR-4は残ってもRSは少ない街乗り使用以外は使い込まれて潰されるのが運命であり2000年代になる頃にはすっかり姿形が消えていたキライもありますが実走7万?台で現れた出品車、奇跡だと思えます!

そもそも前期型(E30は大きく分けて前、中、後期)の残存事態がもう絶望、VR-4で極僅かに残る?って感じの中、RSは超希少!!

↓競技使用歴ありそうですが距離が奇跡的なRS、3点評価はこのモデルの性格からして奇跡!


今や希少になったE30ギャラン、その生き残りはほぼVR-4とAMGという中、ここまで来ると全国的にもオーナーはほぼ限られますが何故か以前からRS乗りって変わっているのが多い、今もこれ乗ってるのって奇人変人ばかり?なるべく近寄りたくない連中です(*_*)

RS乗りってのは豪華絢爛装備のヤツらに言わせる軟弱?なVR-4やAMG乗りを否定しにかかる、走り以外装備のない漢のモデル“RS”こそがE30ギャランなんてウソぶきますからね〜、付き合いきれんですわw

↓D評価の内装、競技上がりとしてはイイ状態!


出品車、型式に(改)表記あるのでどこか公認取っているようですね、画像からは判断付きませんが元競技使用されたクルマのようですし入念チェック要ですがサンパチマニアにはヨダレものではないかと思います、機関も燃タンのサビ以外は厄介な不具合はなさそう、何より距離が魅力的だなや〜…

↓Rrビュー問題ナシ!ここまでRSとしては珍しく外装綺麗なのでナンチャッテ競技使用かも(笑)


定番のサッシュ等のブラックアウト剥げもない(オリジナルとしたら)ですし塗装もまだまだOK、車庫保管だったかもしれませんね、勿論大キズも大凹もない様子、定番アドバンのホイール以外はオリジナル、エアコンすらレスなようですしこれだけの状態のRSはもう出てこないでしょう。

因みに前述のRSマンセー野郎ってVR-4/AMG乗りをバカにするくせにしっかりテメェのRSにエアコンだけは何故か付いてる(爆)言われたくねーよって感じですがこのRSは本物ですナー!

↓FRビューも綺麗そのものです、RSにはアドバンART&マッドフラップはお約束ですね!


出品は西、落札は目ん玉飛び出ます、やはりマニアック過ぎますからRSなんてもう業者側の言い値の部分もありますがオークション仕入れ値がここまで高いと最近のVR-4/RSの市場価格高騰も納得です、これも整備して車検やれば店頭価格は3桁に行く可能性ある、そんな落札額でした。

中後期のVR-4であれば愛機含めまだ見れな事はないですが前期のRS、しかも距離浅とは驚きでした、偏屈が乗るRS!!ってイメージでどうもワタシは萌えません、やつらが笑うフル装備だってないよりある方がいいですしそもそも競技なんて今時これで出ねーだろ?って感じですがね、まぁ、希少な存在である事は確かです(^^)/
Posted at 2017/11/30 17:26:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ

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