
今週の捕獲なんすが今回も大手会場に行く段取りにならず従って旧車コーナーも見れずだったので普段の業務で行き会った希少車輛のみのご紹介(^^;)
2/6火曜日は
前回上げた 自分の本業?(最近ではどっちが本業だか分かんねぇですが…汗)BNR32の落札→自走移送で1日終わりました。
若いモンに販売済BNR32
翌日はこれを最近懇意にしている日産プリンス系整備工場に移動、納車前整備点検及び車検取得をするんでこれは請負陸屋に頼み無償で積載に載せ業務に噛まして搬入っす!
ティーダラティオと噛ましてGT-Rを移動
後は時間見つけて輸出用のギャランフォルティスのナンバーカット時、不要となった『MITSUBISHI MOTORS』ロゴ入りのナンバーフレームをパクり…いえいえきちんとお客に確認して役得仕入れし自車に移植したりと愉しんで仕事?してますw
今週は主に地場配送で陸屋ヤードに溜まっている各オークション会場からのタマを地元の中古車店さんにディストリビューター、つまりはお届けに上がるんですがその中の1店で見つけたコレ!
店舗入り口に展示したあったS60V型ハイゼットバン!
先日のサンバー もそうですがこうした太古の軽商用が残っていると忙しい中でも思わず足止めてしまいます(笑)
S60型と言えば一部ハイゼットマニアには神扱いの人気まゆげ(S65/66)よりまだ古い77年~81年モデルライフの5代目ハイゼット、当時の軽規格改正に合わせ550ccの新型として発売されたモデル、79年のMCで現在のアトレー(5ナンバー乗用モデル)の元祖になるカスタムを追加、ちょうどこの頃から軽箱バンでもRV風味にしたり高級化したりしてそれまでのただただ商用一辺倒から“オシャレな軽ハコ”時代が到来しましたネ、ハイゼットはカスタムEX→アトレー、ホンダアクティストリートや三菱ミニキャブブラボー、スバルサンバーTRY等々…
現車、その年式が信じられない程の美車、強引とも思えるイイ値段で展示してあるので店のオヤジに「問い合わせとかあるんすか?」と聞いてみると全くないと(爆)
オヤジ曰く「道楽で整備して仕上げたんで売れんでもいい、もしこの値段で欲しがる酔狂がいたらホントのクルマ好きハイゼット好きだろうからそういのにしか売らん」と。
素晴らしいですよねー、中古屋なんて殆どクルマ=金としか見てない、各車に対する思い入れとか郷愁なんて一切なく全て金、カネ、かね…
勿論生きていくためのビジネスですからこうした姿勢、否定はしないしワタシだってそういう部分はあるんですが殺伐ですよねー、せめて旧車=投機の対処でなくいくばくかの思い入れを持った仕事がしたい、なんて夢みたいな事普段思ってますがここのオヤジはそれを地で行ってるしw
その証拠に↓こんなのも展示、最早売り物ではなく博物館展示っていう体(^^♪
ダイハツミゼットとミニ・モークですからね~、ここまで来ると中古車展示ではなく間違いなく博物館!!(笑)
木~金にかけては東京港や横浜港からの地方で落札された中古車の引き取り及び送り出し業務してました、今週も寒かったですが吹きさらしの港はまた一段とお寒い(*_*)
横浜の輸出ヤード
そんな中でも日差しがあればやはり海は気持ちイイ、車の中で海眺めながら食べる弁当は格別かもw
東京お台場でフジテレビとパレットタウンを普通の人は見れない裏側のフェリーヤードから眺め弁当をパクつきます(^_^)v
そんな業務で当たったプチ!?レア車を移送!
おぉ、久々に見たカローラセレスじゃあ~りませんかぁ~
セレス、カリーナEDで始まったファッショナブ4HTブームに呼応して出てきたボトム的存在、トヨタではED、コロナEXIVのワンクラス下の4HTで双子のスプリンターにはマリノを設定、92年、E100系カローラをベースにデビュー、スモールクラスの4HTとして発売時はそれなりに注目を集めるもアッと言う間にブームが去り世の目はミニバンに移り変わり95年、本家カローラがE110系にFMC以後も内容のみE110系に準じてバージョンUPはされるも見かけはそのまま継承、98年既に終焉を迎えていた4HTブームの中でひっそりと幕閉じました…。
10年ぶり位にセレス味わいましたが今更ながらコレ、ホント狭い!
往時もこんなの買うか?と思う位狭くて閉所恐怖所になるんじゃね?って位嫌いでした、セレスじゃなくセレステ(ランサー)なら良かったんだけど(爆)
スタイルもこの頃のトヨタトレンドであるズングリむっくりのボテッとしたのが個人的生理的に大の苦手、概ねこの”ファッショナブル4HT”って言われた車種はイイ印象なく先記のカリーナED/コロナEXIVに加え我が三菱もブーム参戦したエメロード、マツダのペルソナ・ユーノス300、ホンダのインスパイアやビガーとか…つまりはクルマ造りが不真面目、売れさえすれば中身はどんなんでもいい、当時ですから見かけ重視も理解できるながら挙げた車種の居住性って言ったらもう狭いどころでなく悲惨?なレベルだったし…中でもこのセレスマリノは最悪でしたorz
拳一つどころかやっと掌が入る程度の余裕しかないセレスのヘッドスペース
アハハ、三本御大に言わせば失格どころか激怒されかねないセレスのヘッドスペース、暇だよなオレも(^^;)
因みはワタクシは一応標準体型、デブでもガリでもない、身長も高くも低くもない174cm、特別座高が高い訳でもなくコレ↑ですからねー。
インパネもグニャグニャしたデザインでキモい(笑)しかし程度は25年落ちとしては上モノ!
この4HT、頭デッカチ30代でも知らんかもしれんですがバブル期に言われたダブルインカム世帯に向けたアピール、ダブルインカム=確か30代前半の子供がいなくて都会に住む共働き夫婦→当時一番余裕があり遊び心もあってファッショナブルと言われた言わばチャラいバカップル?向けのクルマ、なので真面目に造られた訳ないですわな、偏見丸出しだけんどwww
実用的でないセレスマリノはEDのようなブーム始まり期のものではなく二番煎じ三番煎じだったのでこれが出た頃はもうバブルも終盤、賢いユーザーはこの狭さだけはどうしようもない、実用上不適合の烙印を押していたので不人気、さすがのカローラでも大量販売には至らず現代、ほぼ息の根は止まった感じ、4A-G載せたスポーツグレードもラインナップしてたんでそうした個体が何とか生きてるかな?現車は1.6L 4A-FE搭載のツまらん普及グレード、遥々北海道から落札されてきてましたが16万kmオーバーのAT車、逆にATだからまだ需要があったのかもだけどこれを今更買う酔狂はどこにでもいるもんですナ(笑)
セレスの出品票
今となっては希少なセレスですんで丁寧にお載せしますw
翌日(金)も東京港からの引き取りで今でも憧れのコレに当たりました!
GA61セリカXX TC24!
これは若造の頃、ホント欲しくてねぇ、当時カローラ店のセールスだったし社員引きで幾らか安くなるし出たての60回鬼ローン組んで契約直前まで行ったという思いであるクルマ…
現車は83年~の後期モデル、ワタシが買いかけたのは82年の前期時代にデビューしたTC24でしたが当時はもうスーパーカーのように眩しく見えたクルマでした!
後期はRrゲートがボディ同色、テールランプのデザイン含めゲートがブラックの前期派は今も変わりませんがここまで時代が過ぎると前期後期はどうでもいい、XXの極上が存在するだけでハッピーな気分!
現車、エンジンからタペット音がでており万全って感じではないながら見かけはCレベルの評価できるかなぁ、サビ補修跡が数か所、モールの脱落なども経年変化であるも重症でない、きちんと愛情かけられてきた個体であるのは一目瞭然、純正A/Wに至るまでフルオリジナルなのがその証拠ですね。
室内は天井汚れ以外気になる点ナシ!昔よくサービスさせられた懐かしのレースのシート半カバーも健在!
80年代らしいペキっとしたインパネが特徴的!
懐かしのデジパネも正常動作(これ、実は故障多い)、パイオニア製の当時モノコンポもいい味!
90年代トレンドのボッテリのセレス、80年代らしいペキっと調のGA61XX、2日続きで80年代と90年代を堪能できた今週末で多忙な中でも趣味に繋がるいい仕事ができましたとさ(笑)
おしまーぃ!(^^)!