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2018年02月04日 イイね!

トヨタ博物館訪問

トヨタ博物館訪問
2012年訪問時の一部抜粋、前年初訪問以来2度目でしたがクラウン50周年のイベント開催していました。

※訪問から数年経ているので展示車輛、内容は変更されていると思います。

フォトアルバム
Posted at 2018/02/04 13:19:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2018年02月03日 イイね!

珍車PART751

珍車PART751
おーっ、草ヒロからレスキューされましたかね!?

旧車としてはそれほど珍しくない3代目コロナですがこの固体、何気に車型とグレードは今となっては超貴重品ですゾ!

⇒『昭和41年(1966)3代目RT51型コロナHT1600S』!!



アローライン、バリカン、カミソリ、出っ張りと様々な形容詞で例えられる3代目コロナ、初代ST10、2代目PT/RT20・30では成し得なかった小型車ベストセラーの座を射止めました!
それまでの小型ベストセラーはダットサン110~210、ブルーバード310、コレの陥落はコロナの悲願で遂にダットサンをTOPの座から引きずり降ろすのに成功した要因に現車である2ドアHの設定もありました。

ご承知の通りコロナHTは日本初のHTでもありこれの発売を機に70~80年代の国産スポーツ定番のボディ車型として定着、冷房の普及や安全性の強化という観点により廃れましたが当時の2ドア(セダンやクーペ)と言えばRrサイドウィンドウはヒンジ式で僅か5~10㎝程度の開放しかできない中でセンターピラーレス、RrサイドもFr並みにフルオープンでき解放感は抜群、本来オープンモデルのクローズド時に選ぶトップが幌かスチールにより「ソフトトップ」「ハードトップ」と呼び分けていた文化から日本、と言うかトヨタはそのハードトップ時の姿がセンターピラーレスでフルオープンウィンドウさせた姿と似ている事からHT(ハードトップ)と命名、これに倣いトヨタに限らず日本ではHTのネーミングが定着、コロナはこれのパイオニアって訳ですね!

↓国産初のハードトップ(HT)として名を刻むのはコロナHT!


そんな3代目コロナ、ベースのセダン(PT/RT40)が64年に発売、ライバルのブルーバードが410のタレ尻スタイルで大きく評判を落とす中、スラントノーズ、ボクシーなスタイリングが受け敵失にも助けられ前述の通り3代目でようやくライバルを下す大ヒット果たし65年にスポーツグレードの1600S、そしてこのHTにヨーロッパで人気の5ドアHBモデルと次々に話題作を追加、68年に次期コロナとしてRT60/70コロナマークⅡに代替わりさせる予定がRT40のあまりの人気に急遽マークⅡは上級車種としコロナは継続させる事になり(これには日産ローレルの発売が大きく関与していますが…)結局は1970年までこの型は生産、都合6年に渡るトヨタとしては珍しい長寿車種でありました。

当時、破竹の勢いで次々と新型車を繰り出す中、同一モデルではせいぜい4年でFMCしていた中での6年は異例、それだけ40コロナは売れまくった訳でワタシが幼少の頃はそこらじゅうにいましたし友達の家でも数人乗っていた、最終モデルについては大人になった頃の80年代でもまだ生息していましたし往時はファミリー、業務用、タクシー等々…とにかくこのコロナはやたらにいた印象です。

さて現車のHT、丁度日本にマイカーブームが到来する中、同時にスポーティブームも到来、ライバルのブルーバードはSS→SSS、スカイラインはスポーティDXや2000GT、コルトSやベレットGT、ファミリアクーペなど一般訴求のスポーティ車種が充実、スターであったトヨタ2000GT,完全2座のトヨタスポーツ800、ホンダSシリーズ、マツダコスモ、日産フェアレディSP/SRに初代シルビアでは果たせない”実用使用できるスポーティモデル”であるセダン型(及びクーペやHT)も広く普及しました。
そんな中コロナもいち早く65年には1600cc 4R型OHVツインキャブ付きの1600SをTOPグレードに据えスポーティ需要にも対応、そしてHT追加後に現車であるHTにもセダン同様Sを設定、セリカやギャランGTO以前のスペシャリティカー的な存在感を示しました。

ただ、やはりHTボディだけで充分、高額なツインキャブでなくてもベースグレード(セダンDXに相当)で満足だったのでしょうか?コロナSはブルSSSのような大人気は得られず普及はそれほどせずむしろ当時のスポーツマニアは次にご紹介する1600GTが本命!

1600GTはコロナではない単独車種、これはトヨタ(ヤマハ)DOHC搭載の第二弾であるモデルであのトヨタ2000GTの普及型モデルという位置付け、ベースはコロナHT1600Sでエンジンもこれの4R型をベースにヤマハの手によってDOHC化し4Rの90psから一気に110psを叩き出す9R型1600ccDOHC+ソレックスツインを搭載、この辺の手法はクラウンのエンジンM型をヤマハがDOHC化し3Mとした経験がなせるモノ、また、足回り強化、当時は珍しい5速ミッション(4速もあり、5速=GT-5 4足=GT-4)を採用、2000GTと同一のバケットシート、七宝焼きエンブレムを装備、見かけはコロナながらあくまでトヨタは別車種として1600GTを設定しますがコロナと同一ボディを使う事により大幅に低価格で訴求、プレミアムな2000GTの半分以下の価格設定にてDOHCの本格スポーツを提供しこの頃のスポーツブームを盛り上げるのに大きな貢献も果たしサーキットでもスカイライン、フェアレディ、ホンダS等と共に暴れまわりました。
1600GTはその後のトヨタDOHCモデルの基礎となり後続にマークⅡGSS、そしてセリカやカリーナ、コロナ、カローラのGT等にその経験が活かされていました!

↓トヨタ2000GTの弟分1600GT(RT55)はコロナ1600Sがベース!


この1600GT、80年代後半位まではコロナと同一ボディが災いし他の60年代スポ車が神扱いされる中、忘れ去られたような存在でしたし稀に中古で出ていても非常に安くポンコツ扱いだった時代もあります、本来「CORONA」エンブレムが入るフェンダーがエアアウトレットになるだけで後はコロナと同じ、80年代では最早50系コロナHTなんて単なるポンコツ扱いで1600GTであっても扱いは同様でしたのでね、2000GTという偉大な兄とは対照的な弟1600GT、現代では見直され他車OLDモデル同様に扱ってもらえるようになり良かっ×2(笑)

とまたまた前置き長ぇーし(^^;)
って訳で出品車を見てみます!

どこか人里離れた山奥に寝ていたかそれとも地方都市の納屋脇にでも置かれていた?外装のサビは穴空くまでは行かなくても長年の放置を物語っていますね、E/Gも勿論かからない不動車でこれを再生→路上復帰には相当の労力と資金力が必要でしょう…

↓出品はノークレームである不動・事故車コーナーから!


この固体、見かけはアレですが良く見るとフルオリジナルでパーツもほぼ完備している様子、しかも貴重なHT1600Sですから同型車、或いは1600GTを維持しているマニアには部品取りとして欲しがるものではないかと推測します、何せ絶対数が限りなく少ない1600S/GTですから充分にこの状態でも需要はあるでしょう。

↓丸形4連メーターが1600Sの証!出品車には貴重な吊り下げ式クーラーも装備されており当然実働ではないでしょうが部品が生きる可能性はアリですネ!


↓とにかくサビが凄いながらボディは意外にしっかりしていそう?オールペンも下処理に相当労力掛かりそうですが塗れば見違えるでしょう…


コロナHTの果たした功績は前述の通りとにかく偉大、70年代なんて猫も杓子もHTがなけりゃ話にならん時代、軽から3ナンバーまでHTボディを設定していましたし安全上とかボディ剛性とかややこしい事抜きにそのスタイリッシュさには当時のスポーツマニアには眩しかったですしね、コロナHTが成功しなければあの”HT文化”は無かったかもしれません、昔も今も後追いメーカーであるトヨタが珍しく真っ先にに採用したコロナHT、クルマ好きとしては忘れちゃいけんクルマ、今こうしてみるとそんな風に感じますナ(^^;)

↓部品取りか長い年月かけて蘇るかは落札者のみ知る事ながらこれが復活する姿、見てみたいですねー!


出品は中京地区、落札は無事になされ意外にイイ値段、しかしとても再生→販売って感じの値段ではなく部品取りとしてこの位までは出していいかな!?と思える程度、まぁ、必要なマニアには喉から手が出るでしょうね(^^)/
Posted at 2018/02/04 01:14:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2018年02月02日 イイね!

珍車PART750

珍車PART750
おー、いましたネェ(*_*)

これこそ新車時でもまずは目撃できなかったレア車変態車!カッコ悪かったもんなぁ、売れる訳ないヨ、安いクルマじゃなかったし…

てーんで今回取り上げるのはコレ

⇒『平成7年(1995)3代目JPY32型レパードJフェリー』!!

日産のこのクラスであるあるは新車時はそうは人気なくても中古になると爆発的に人気になる、古くはブタケツ130ローレルHT、そして現車の先代になる2代目F31レパード、180SXなんかもそうでした…

Jフェリーにはその”あるある”も当てはまらない、中古期に変わり者目立ちたがりがUSDMにカスタマイズしたのが僅かにいた程度かな!?とにかくこれは売れんかったと思います。

レパード、1980年~99年、都合4代、約20年に渡り継承されましたがコレ、初代から4代目までクルマの方向性が定まらず迷走した感アリアリ、初代F30は2HTと4HTのラインナップ、910ブルーバードベースながら一回り上の車格でデビュー、味付けはスカイラインやZとは違う高級パーソナルを訴求するも何故か?相応しくない1800 4気筒がラインナップしたりして半端な印象、高級2ドアクーペと割り切った後発ソアラに撃沈しました。
2代目F31はそれに懲りてソアラを意識した2クーペオンリーに模様替えし高級パーソナルクーペとして訴求、ベースもR31スカイラインに格上げしクルマとしての高級度は確実に上昇するもやはり当時のライバルであるZ20ソアラには歯が立ちません、但し人気刑事ドラマの影響もあり中古期になり爆初的人気が高まり現在ではご承知の通り20ソアラなんて問題にならないプレミア価値が付き新車時のソアラとの関係性が逆転していますネ。

※初代・2代目レパードについては→コチラ に以前上げていますんでご興味ある方はどうぞ!

そして現車である3代目Jフェリーは米国インフィニティブランドの高級セダンを国内投入、アメリカ人好みのアクの強いスタイルは日産が410ブル以来凝りている筈のタレ尻スタイルを採りこれが再び大きな不人気モデルとなる要因でした。
シーマ譲りのV8(VH41DE 他に3LのVG30DEもラインナップ)を載せたり高級本革内装(OP)を用意したりとかなり気合を入れたモデルながら大失敗、巷の評判は「今度のレパード、最悪じゃん」ってな感じでしたネ~…

4代目JY33は日産の苦しい時期でしたしレパードに車名を戻し事実上セドグロに併合されFr/Rrのリ・デザインとされ三つ子となり独立モデルではなくなってしまいこの代にて製廃となりました。

レパード最終Y33はセドグロ4HTの兄弟車となりこれにて終了!
alt

2/4HT→2クーペ→セダン→4HTと一貫性のないボディ車型でどのユーザーをターゲットにしたいのかが不明、最初から最後まで高級クーペ(最後はオープンになりましたがターゲットは不変)で通したライバルのソアラとは対照的でした…。

さて、そんなレパードで最も不人気だったJフェリーの珍しい生き残りを見てみましょうか、平成7年ですからもう23年前のモデルになるんですよねー、つい最近のモデルのように感じますが(*_*;

↓総評は3.5と高評価!内装はDで年式並みですがボディは上物!


出品票のE/g廻り音?が気になる表記、異音と言う事なのでしょうがこの辺りのチェックは不可欠ですね。

Jフェリーのモデルライフは92~96年、現車は95年なので末期に近いモノ、3Lの廉価版ですがこのクラスですんで廉価版と言っても贅沢装備は全て揃うもの、このJフェリーも以前仕事で乗った事ありますがそれはV8モデル、見た目とは大幅に異なる俊足が印象的、シーマですら驚く加速しましたからねー、重そうに見えても確か1.6~7t程度、勿論シーマより軽量、これに270ps/38kgmに近い太いV8独特のモリモリトルクはJフェリーの見た目の悪印象を修正せざるを得ませんでした、それでも欲しいとは当時~現在に至るまで思った事はありませんがwww

↓シート汚れがD評価の要因か!?インパネ等は比較的綺麗な状態!


当時の日産高級モデルの典型的デザインのインパネでしたが以前の絶壁デザインからはかなり見やすくなってはいたんですが高級感はやはりトヨタに較べ落ちる、特に古くなると各部の褪せがトヨタに較べ早く表れるのが日産の特徴、電装系も弱いのは以前からのお約束でこの印象が昔からの日産高級車にはあるんで手出しは怖いんですよねー。

↓出た!!見事なタレ尻スタイルは嫌悪感すら覚えますナ(個人的見解)


スタイルはともかく現車、23年モノとしてはボディは非常にイイ状態、大傷大凹がないのは勿論色褪せも感じませんし屋根付きPで保管されてきた個体と推測します。

↓このクルマのファンなら(いればですが…汗)見逃がせない綺麗な個体!


往時でも滅多になかったJフェリー、今探そうと思っても非常に苦労するクルマですが落札は当時の不人気ぶりを如実に表すような解体価格+α程度、このクラスは輸出も出ないし国内では重課税だし潰される運命かとも感じます、出品地は関東でした(^^)/
Posted at 2018/02/02 22:08:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ

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何シテル?   06/18 17:46
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

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