• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2021年12月26日 イイね!

気が付けば”イイね!”400超え<(_ _)>

気が付けば”イイね!”400超え&lt;(_ _)&gt;
現在エントリー中の愛車グランプリ、シャレでダンガンでエントリーしてみたんだけどそれに釣られてか?有難い事にギャランの方もイイね!急上昇、ついこないだまで360~370イイねだったところ気が付けば400超え(12/25現在で410)、410人のイイね!を下さった方全てにこの場を借りてお礼を申し上げます
<(_ _)>


既に31年目に突入した我がVR-4、もう街走ってもまず見かけないどころかいつも主治医してくれる最寄りの東日本三菱さんに聞いてもE30系管理ユーザーはワタシの含めて3台とか!現存がどの位あるかまでは調べてないけど相当少なくなっていると思われ…

2014年、山梨を襲った大雪で被災した旧愛機と箱替えの為に遥々島根から引き取ってきた現愛機(セミレストア後、ALLペン前)
alt

まっ、みんカラには愛車イイね!何千、何万っていう猛者もおるんでね、400チョイで何を舞い上がっちょるん?かもしれんけど色んな苦労、思いもあるクルマなんで素直に決して少なくない410人の方が支持してくれたってのはワタシの財産でもある訳でして…。

2015年11月、翌日の路上復帰(車検)に備え臨番背負った我が愛機w
alt

現愛機の復活(約1年半)が持ちきれず4G63の禁断症状から抜け出す為に2015/4に浮気してエボⅣまで導入w
alt

路上復帰後、長野美ヶ原高原でのALLギャランミーティング参加時
alt

最近ではさすがに寄る年波には勝てずソコソコ不具合が出て来てるけど志を同じにする仲間、嫌な顔せず協力してくれるディーラーさんや整備工場さんのおかげで何とか維持できてる、実際持て余し気味な部分も正直あるけどこうした多くの協力してくれる方、みんカラで支持してくれる方々に対し手放す=背任行為だととも思ってる。

2度目の外装メンテ(2020年、ボディ腰下の塗装)
alt

とか書きながら限界来たら嫌でも手放さざるを得ないしクルマより先に持ち主が寿命ってのもあり得る、何せこの頃の三菱は”過剰品質”なんで(笑)

まっ、年金生活まではまだ暫くあるんでね、そこまでは頑張って維持して行く覚悟だけどどうなるか!?!?
alt

車離れの悪い元Gureですけんのう、多分棺桶まで乗って行きそうな感じがするわ(*^^)v
Posted at 2021/12/26 00:10:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | ギャランVR-4 | クルマ
2021年12月23日 イイね!

クルマ弄り記 2021.12/23

クルマ弄り記 2021.12/23
山梨行きで確信したタウンボのサーモ不良、昨日午後発注しておいたものが本日、仕事早上がりで15時に帰宅するともう届いていた(*_*;


ネット注文で広島の福山の業者さんに発注したんだが早い早い、発注から24時間掛からず広島→横浜まで届くんだから業者さんの迅速なる手配も勿論、物流業さんの努力この上ナシ!便利な世の中だなぁと改めて思うのであったw


広島から届いたブツ、U62W用社外品のサーモスタットとパッキン
alt

日没までに何とか作業できるかな?ってこんで急いで交換作業開始、山梨時代にU19TやU41Vミニキャブは経験あるも鼻の長くなったU6系は初めてやるんでどうなんだろうか?と挑む!

まずはセンターコンソロールの取外し
alt

ビス6本で留まっているだけなんで難なく外すも運転席と助手席を区切るようにパネルが付いていてその上にATセレクターのリンクや各配線、サイドブレーキワイヤーが通っている、サーモはそのパネルの真下にあり見えるものの工具の入るスペースなし、パネルを全バラするには最低でもセレクターのワイヤー取らんといかん感じ?これはダルいんでセレクター土台とパネルを留めるボルト3本を外し任意の位置に動かせるようにし更にパネルと車体を留めるボルト3本を外しこれも自由に動かせるようにして作業スペース確保!

U19やU41はサーモ位置にすぐアクセスできたんで余計な工数掛からずに済んだけどU6系はこの作業、結構メンドイわ(-_-;)

セレクター土台とセンターパネル?を分離中
alt
alt

エンジンアースを外しセンターパネルとセレクターを押しのけるとようやくサーモスタットのハウジングが見える!
alt

ハウジングの2本のボルトを外すのにセンターパネルをあっちこっちにずらしながら作業、水路のホースを抜けばもっとラクなんだろうけどガッチリとホースが入っていて無理やりやると切れそうなんで付けたまま作業!

アクセスまで手こずりながらようやくサーモちゃんこんにちは って感じでw
alt

新品サーモに入れ替え、古いパッキン跡をパーツクリーナー、糊剥がしで丁寧に除去、こんな面倒な事何度もやりたくないんで水漏れ甲介にならんようにココは丁寧に!!

外した古いサーモ、ゴム部が劣化して噛み込んで上部が開きっぱになっておりこれじゃ水温上がらんわorz…
alt

新品サーモ装着!
alt

ハウジングを閉じて暫くエンジンを廻し漏れがないかを確認
alt

右側、左側の漏れナシを確認、エンジンON/OFF繰り返してエア抜きし漏れた分のクーラントを補充!
alt

水温は規定通り?に上がり安定、今まで水温低い分アイドリングも高くそれもあり燃費も極悪、アイドルも大体多分規定値でしょ、少しは燃費改善される筈。

ビフォー
alt

アフター
alt

暫くアイドリングさせて状態を観察し無問題!後は交換前にやった作業を逆にやって戻して行くだけ。
alt
alt
alt

セレクター/パネル外し(ずらし)に手間取り日没には間に合わなかったモノの無事サーモ交換作業終了っす(*^^)v
alt

オマケでこのクルマ、触媒の遮熱版が劣化でヒビが入っておりアイドリング時にビリビリ煩い、一時凌ぎで耐熱アルミテープで貼っていたがこれも劣化で剥がれたんで得意の?針金巻いて取りあえず異音を抑えておく!
alt

車検で何か言われるか?ダンガンも同じような様相でお咎めなかったんで多分大丈夫でしょ、アルミテープよりは耐久力あるとは思うけど1年半後の車検迄もつかどうかは乗り方次第w



全て終了したのは日没18時過ぎ、寒いし変な位置の作業で腰ヤバしだけど金殆ど掛からずに懸案事項をまた潰したんで目出度し×2って事で(^^)/
Posted at 2021/12/23 19:18:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | タウンボックス | クルマ
2021年12月22日 イイね!

ナシヤマでのクルマ弄り 2021.12/21

ナシヤマでのクルマ弄り 2021.12/21


ウチの頑張るポンコツ君w タウンボ、安く仕入れてるんでは仕方ないんだけど…


実は先日スタッドレスに交換した時に見つけてしまったんだよね~…



Rrショックが大変な事になっちょる(-_-;)
alt

↑外した後の画像だけどショックアブソーバーのアウターカバーが錆びで朽ち果てそうな状態、1本は虫食いのように数か所に穴が開いている感じ、もう1本はここまで酷いのはなかなかない?完全に鉄部が錆びに浸食され朽ち果てる寸前(*_*;

ってこんでこれはヤバい!ショックが折れる?前に交換は当然の流れw

これを発見次第すぐにネットオクやRパーツ探すも何故かタウンボ用(U6#W)は一切なし、勿論新品ならまだ三菱から出るんだけど金額が…
なので中古部品、タウンボよりは台数多いミニキャブ(U6#V)を含めて探し回るも何故かミニキャブもトラック(U6#T)は腐る程出てるもバンは全然ナシorz…

そこで頼れる山梨のクルマ仲間=タケちゃんに依頼、顔のデカい、いや、広いw 彼に頼むとV用をすぐさま見つけ出してくれたんで引取りついで?に彼が交換してくれるっていうんで押っ取り刀で昨日山梨のたけまるファクトリーに参上し交換を依頼って事で!

10月にVR-4で立ち寄った道の駅甲斐大和にて小休止
alt

朝の仕事を片付け11時半出発、圏央道海老名~中央道大月まで高速、後は経費節減で下道、平日なんで順調×2、14時前にファクトリー近くに到着!

その前に腹ごしらえするもココのチャーハン餃子セットが後々悲惨な事にw
alt

前にタケちゃんと来てるやらかしてる=スゲェ量、その教訓をあまりの空腹に忘れたのが悲劇で作業終了まで胃もたれという(汗)

ゲップしながらファクトリー到着!先客に懐かしい1台が!!
alt

3年前まで所有していたミニキャブU19T(平成前期の3気筒3G83エンジン搭載の4WD)、この可愛いお顔が好きでナンバー切ってからも手放す決心できず6年所有した山梨移住時代の懐かしい相棒、まだまだ元気な個体のようでタケちゃんの知人のOIL交換中との事。

19Tが終わりいよいよ作業開始!
alt

彼のところは環境も工具も揃っておりワタシの自宅路上整備とは違い非常にやりやすい、しかしショック、取付部も案の定サビ固着が酷い状況でCRC、パーツクリーナー、ワイヤブラシで何度も何度も掃除しながらネジ切り、ボルト舐めのないように慎重に作業するタケちゃん、ワタシみたいなやっつけだどとっくにネジ切ってるだろうね~と彼の作業見ながら反省w
alt

Rパーツで仕入れたU61V用ショック
alt

朽ち果てショックとRパーツの比較、並べると”朽ち果てるのも大概にせーよ!”って感じで…
alt

サビと闘いながら片側外すのに小1時間、両側で2時間位費やし取外し↑Rパーツ組込み!
alt

作業終了!
alt

交換後試運転、車高等は変わらずW→Vにしたので減衰とか変わる(実際VとWでは品番違う)かと思いきゃほぼ乗り味は変わらず!

終了後はすっかり日没、そこからは作業代?温泉ゴチって事で二人して山の上の見晴らし最高な温泉のGo!!

宝石箱を開けたような素晴らし山梨(山梨市、甲州市、甲府市等…)の夜景が作業疲れ(ってワタシはほぼお任せ見てるだけ~ だったけど…汗)を癒すわぁ。
alt

温泉→夕食でノンビリして深夜割引にて午前0時半帰宅、交換ショックは約100㎞の道のりも問題なく不安ネタ解消!だかしかし…

前から水温の上がり方に疑問があったながら山梨行ってサーモ不良確定、横浜より冷える山梨ではほぼ水温上がらず帰路の高速ではオーバークール状態orz…

はぁ、またサーモ仕入れて交換だ、次から次へと手間の掛かる子だことwww
Posted at 2021/12/22 14:31:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | タウンボックス | クルマ
2021年12月20日 イイね!

タウンボックス、整形手術!?

タウンボックス、整形手術!?
顔面整形w

タウンボの顔を変えてみたw ってYouTubeのタイトルじゃないんだから(笑)

特に意味ないし現行中期グリルのデザインも嫌いではなかったけど後期型のRパーツが格安入手できたんで気分転換ってこんで…


中期型グリル、商用ミニキャブと大差なく後期グリルはメッキ加工部が多く光モノに弱いオッサンなんでね、実は前から後期グリル気になってた(笑)

㊤現行(中期)グリル㊦後期グリル
alt

タウンボ/ミニキャブのグリルはグロメットでポンポンと嵌めるだけ、デザインが異なるだけでサイズも留め方も一緒なのは確認済だったんでポン付け!

現行(中期)顔
alt

整形後後期顔
alt

たかがグリル、されどグリル!? しかしクルマの顔(グリル)ってのはそのクルマ全体の印象を決定すると言っても過言ではないと思うんでね、いい気分転換になりまするw
alt
                  ↓
alt

中期グリルは当時のH81ekワゴンと同じデザイン、横桟グリルで嫌いではなかったも商用ミニキャブと全く同一、どうしてもミニキャブ=商用の印象だったんで後期にしても基本はミニキャブながら個人的には後期の方に高級感を持つんだよねぇ、まっ、自己満には相違ないしミラーが後期は形状異なるんで詳しいヒトには”取って付けた”バレバレだけど誰もそこまでこんなクルマには興味ナイっしょ、解らん解らんってwww
alt

と、フツーのヒトにはどうでもいい顔面整形のお話でした(^-^;
Posted at 2021/12/20 14:36:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | タウンボックス | クルマ
2021年12月17日 イイね!

儚い命・短命”ザ・ベスストテン”

 儚い命・短命”ザ・ベスストテン”今回のベストテンは短命、文字通り短い命=せっかくこの世に産まれながら僅かな生産期間でお蔵入りとなってしまった悲運の名車?迷車?をランキングしてゆこうと…

一口に短命と言っても現在では人間同様クルマの寿命=一つのモデルの生産期間は長くなってきており過去と現在ではその感覚も違うと思います、今回のベストテンをやるにあたっての定義としては60~00年代初頭まではモデルチェンジのサイクルは4年というのが常識的、一時的に昭和50年排ガス規制の時期にこれが延びたりした事はあるのと一部スポーツカー、商用車等は必ずしも当てはまらないながらも多くの一般向け乗用車は1モデル=4年、これを過ぎると”古臭い、いつまで造ってるんだ”等揶揄されたものです…。

これを鑑み今回の定義は概ね4年以下で生産を終えたモデル、在庫販売は計算せずあくまで生産終了までを数えたいと思います!

例によって国産車のみ、軽、登録車に分け隔てはありませんが乗用モデルを主としています、また一部限定車(限定グレード)やそれであっても後続限定モデルが存続し通算4年以上、一つのモデルとして生産されたモデルは除きます(例:三菱ランサーエボリューションシリーズ)、尚今回に限ってはワタシの個人的な見地ではなく公式に記録される生産期間に基づいてのランキングになっておりますんで宜しくどうぞ。

それでは早速『 儚い命・短命ベストテン』やってみたいと思います。

それではまいりましょー!今週の!?第10位!!同率で2台ランクイン!

【マツダユーノス300】
alt
発売1989年10月
製廃1992年10月(生産期間3年)

【フォードテルスターⅡ】
alt
発売1994年8月
製廃1997年8月(生産期間3年)

第10位は開始早々の同率でマツダコンビでした!

どちらも双子兄弟モデルでユーノス300はペルソナ、テルスターⅡはカペラが本家、この時期のマツダ無謀5チャンネル政策に伴う派生車種大量発生の一環であり両車マツダ店扱いのベースに対しユーノス店、そして提携先フォードブランドを着たオートラマ店向けのモデルとなります。

300の本家ペルソナは1985年のカリーナEDによってブーム化したスペシャリティ4HTに参入するべく開発され質の高い内装、ライバルにない気品を身に着けたのが特徴でしたが人気/販売は芳しくなくテルスターⅡは本家カペラ→クロノスにFMCしたのが大失敗、庶民的なカペラから3ナンバー化し高級さを強調し過ぎたのが仇となり売れ行き不振、急遽マツダは5ナンバーの新型カペラをリリース、クロノスのフォードブランドがテルスター、そして慌てて開発した新型カペラのそれがテルスターⅡでした。

ユーノス300は本家すら販売はイマイチなので売れる筈もなくテルスターⅡも本家カペラはテルスターよりいくらか持ち直すもののⅡに関しては存在すら知られない程のマイナーさ、これにより当時のマツダ派生モデル全般に言える事ですが300、Ⅱは3年という短命にて廃盤となっています。


続いて第9位!

【トヨタスパーキー】
alt
発売2000年9月
製廃2003年8月(生産期間2年11カ月)

元々は富士重工(現スバル)が軽バンをベースにサイズを最低限登録車としかつ多人数乗車を可能とした小型ワゴン『スバルドミンゴ』(1983)が元祖となるこのカテゴリー、開発費を抑える事ができ当時、主に道の狭い地方などで多人数乗車にある程度の注目を集め需要を喚起、しかしスバル一択という状況が暫く続く中でスバルが開拓したユーザー層に訴求する為、ダイハツが既存ハイゼットのワゴン版である『アトレー』をベースにした7人乗り登録小型ワゴンとして『アトレー7』を発売、これをOEM供給を受けトヨタとして販売したのが『スパーキー』となります。

肝心の元祖ドミンゴは途中、2代目となりますがスパーキー発売前の99年、販売不振と軽の規格改正もあり廃盤、この受け皿を狙うかのようにスパーキー(アトレー7)を始めスズキエブリィプラス→エブリィランディ、三菱タウンボックスワイドなど続々とデビューするもこの時期だけの現象、所詮軽ベース、軽クオリティのこれらモデルはその後支持される事はなく現在ではこのような軽ベースの小型多人数ワゴンは開発されず登録車として専用設計(例:トヨタシエンタ、日産ラフェスタ等)モデルに流れて行きます。

さすがのトヨタもそんな流れに逆らえなかった点、そして本家アトレー7より高級化がなされた事によるベース車からの大幅価格UPが仇となり販売不振、本家より1年以上早い2003年8月をもって廃盤、2年11月という短命はトヨタとしても珍しい部類です!


そして第8位!!同率で2台ランクイン!

【トヨタグランドハイエース】
alt
発売1999年8月
製廃2002年5月(生産期間2年9カ月)

新世代のワゴン=ミニバン文化の創成期であった95年、トヨタ最上級ミニバンとしてデビューした『グランビア』の兄弟車として99年8月にデビュー、グランビアがトヨタオート店扱いだったところ細かな意匠をリ・デザイン、トヨペット店扱い車種としての登場でした。

当時のペット店最上級1BOXだったH100系ハイエースから名前を取り『グランドハイエース』として投入、97年にデビューし絶大な人気を得ていた初代日産エルグランドに対抗させる為、エルグランドを意識しグランビアに比較して押し出し強いFrマスクなど派手なデザインが与えられました。

大人しめのグランビアに対し派手顔デザインにして若年層にも訴求するこの手法は以降のアルファードvsヴェルファイア、ノアvsヴォクシー等にも受け継がれています。

しかしエルグランドの絶大な人気、販売にはグランビア含めて叶わずこれに更に対抗するために2002年。新たに”打倒エルグランド”『アルファード』を新発売、vsエルグランドとしてハイエースのBigネームを背負い遅れて投入されたグランドハイエースはその期待も果たせないまま僅か2年9カ月での終焉、ベースモデルはぞれなりの在任でしたが派生モデル故の短命となりました。

【トヨタヴェロッサ】
alt
発売2001年7月
製廃2004年4月(生産期間2年9カ月)

長年マークⅡの兄弟として親しまれたチェイサー、クレスタでしたが本家マークⅡが2000年、8代目X100→X110系にFMCするのを機に2つの兄弟を統合し新たにリリースされたのがヴェロッサでした。
マークⅡのシャシやパーツを共有する点に変わりはないながらヴェロッサは保守的だったマークⅡ、チェイサー、クレスタに比較してイタリア調の攻めたデザインが特徴、車台は同じでもこれまでのような似て非なるモノから完全に別なモデルを訴求しました。

しかしその攻めた、アクの強いデザインが嫌われ一気に不人気車に転落、これまでのマークⅡ兄弟にはない売れ行き不振により僅か2年9カ月という失敗作に成り下がりましたが現在一部ドリフト愛好家の中にはマークⅡやチェイサー(X100系)では数が多く物足りない、変わったドリ車が欲しいというマニアも存在、これもリアルを知る世代からは驚く再評価とプレミア化を実現しています!


さぁ、7位行ってみましょー!

【ホンダエレメント】
alt
発売2003年4月
製廃2005年12月(生産期間2年8カ月)

元来はアメリカ人向けに既存CR-Vをベースにアメリカホンダにて設計、生産がなされたエレメント、アメリカですこぶる評判が良く人気が高かった為、いすゞのOEMビッグホーン(ホライゾン)亡き後、大型クラスのSUVが途絶えた日本市場向けにアメリカから輸入され2003年に発売されました。

現在エレメントは再評価され中古車市場でも高騰していますが当時は個性的な外観(観音開きドアやアメリカ人好みでも日本人の好みに合わないデザイン)が敬遠され僅か2年8か月で国内販売は打ち切られています、反面アメリカ本国では2002年~2011年、9年という長寿であらゆる面でクルマを遊びに使う文化があるアメリカでは受け入れられてもまだ当時の日本にはそこまでの需要が無かったのが悲運、しかし現在、もしエレメントが存続していれば確実に支持は得られた筈でその証拠に前述の中古車高騰があり出るのが20年早過ぎた!って感がありますね。


さぁ、第6位!!

【三菱500】/
alt
発売1960年4月
製廃1962年6月(生産期間2年2カ月)

三菱自動車以前の三菱重工時代の初の量産乗用車だった三菱500は時の通産省が掲げた”国民車構想”に応え開発されました。

しかし名乗りを上げたのはトヨタ(パブリカ)、ダイハツ(コンパーノベルリーナ))東洋工業(現マツダ ファミリア)等強敵揃い、そこに軽自動車のスバル360やスズキスズライトも絡み激戦区の中、三菱500は撃沈、大幅MCで質素過ぎた500を反省し1962年には初めて三菱の代表的ネーミングであるコルトを名乗る『コルト600』にバトンを渡し500は僅か2年2カ月という短命に終わっています。

その後のコルト600も3年5カ月で終わりますが500-コルト600通算でも5年2か月と決して長い期間ではなく商業的には成功とは言い難いモノがありましたがその後の三菱乗用車の基礎を造った事には相違なく三菱にとっては歴史的価値と貢献は見過ごせません!

【マツダアンフィニMS-9】
alt
発売1991年10月
製廃1993年12月(生産期間2年2カ月)

このMS-9も5チャンネル政策の被害車?長年マツダのフラッグシップを務めた『ルーチェ』から改名&FMCされた『センティア』=ルーチェ時代からのマツダ店モデルであり新店舗のマツダアンフィニ店向けにセンティアの顔やテールをリ・デザインした双子兄弟がMS-9でした。

ユーノス300/テルスターⅡの項でも触れたようにこの時期のマツダはバブルに浮かれ数えきれない程の派生双子兄弟を乱発、MS-9もその1台…

本家センティアは旧ルーチェユーザーからの代替え需要、そして時代にあったルーチェ以上の高級路線化、マツダらしいセンスある上品な佇まいでそこそこ好評、これによりMS-9もそのおこぼれに多少預かりますがバブル崩壊と共にマツダの経営悪化=5チャンネル政策見直しの煽りを受けて僅か2年2カ月で廃盤、センティアはその後も継続されますがやはりMS-9も派生車の悲運を味わう事となった訳です。

【ホンダジャズ】
alt
発売1993年10月
製廃1996年12月(生産期間2年2カ月)

メーカー同士が互いに足りないジャンルのモデルを融通し合う”相互OEM”その一環でデビューしたのがホンダジャズでした。

当時ブームが来ていたクロカン/RVを持たないホンダと乗用車自社開発を諦めたいすゞの相互OEMでホンダはアコード/ドマーニを供給していすゞアスカ/ジェミニ、ホンダはこれの代わりにいすゞビックホーン/ミューの供給を受けそのミューがジャズになります。

本家ビックホーンは時代を反映して人気も高くそれなりに生息しましたがRVのミューは本家でも人気薄、それがホンダバッジになろうとも変わらずでホライゾン(ビッグホーンのホンダ版)含めディーゼルエンジンに慣れていないホンダディーラーも売るのを躊躇、セールスも売りたがらないという中で積極的アピールすらなされず人知れず産まれ消えて行った印象、結局この相互OEMはいすゞ側に多少理があった程度であまり効果があったとは言えない感じ、結局ジャズは国内では売れ行き不振から2年2カ月(ホンダブランドでの輸出は継続)の短命、ホライゾンもジャズよりはマシ程度で約5年で生涯を終えています。


☆☆☆~今週のスポットライト!!~☆☆☆
今一歩、惜しくも(?)ベストテンに入らなかった じゃない方 はこちら!

【日産ピノ】
alt
発売2007年1月
製廃2010年2月(生産期間3年1カ月)

失われた20年?30年?長引く不況から登録車の売り上げに肉薄→逆転するという著しい軽自動車の躍進、かつて軽を持たず登録車オンリーだったトヨタや日産もこの時代の流れには生き残る為無視できなくなりトヨタは子会社のダイハツ製軽のOEMを受け日産はスズキ、三菱と提携します。

そんな中ピノはスズキMRワゴン→日産モコ、三菱ミニキャブ/ekワゴン→日産クリッパー/オッティに次ぐ日産の軽進出第4弾となるモデルで2006年にスズキアルトのOEM供給を受けて発売、グリルや各部をリ・デザインされた双子兄弟車でした。

バリェーションはアルトから大幅に縮小、アルトの4ナンバー商用は設定されず乗用のみグレードを絞り展開、軽を持たなかった日産がモコ、ピノ、オッティ、そしてこれ以降初代キックス(三菱パジェロミニ)やクリッパーリオ(三菱タウンボックス)と一気に軽バリェーションを拡大して攻めの体制に入った訳ですね!

しかしベースのアルトが2009年にFMC、この後も旧型を1年程販売継続しますがオッティやモコが順調でピノの存在も不要との判断から3年1か月でカタログ落ち、アルトは他にマツダにもキャロルとしてOEMされておりピノの設定で一時はアルト3兄弟化を形成しました僅か3年でEND、アルトとキャロルは現在でも継続しておりますがピノは既に忘れ去られた存在になりかけて来てる様相、10位のピッタリ3年とほぼ変わらないながら惜しくも?目出度く?短命ベストテン圏外でした(笑)

さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!同率で2台ランクイン!

【マツダAZ-1】
alt
発売1992年9月
製廃1994年10月(生産期間2年1カ月)

今でこそ”ABCトリオ”(A=AZ-1 B=ビート C=カプチーノ)の一環として軽スポーツの名車として崇められるAZ-1ですがこれもバブルに浮かれブッ飛んだマツダが放った名車?迷車?…

スズキからアルトークス用F6ハイパワーエンジンの供給を受け2シーター、MR、ガルウィングというスーパーカー並みの装備を持ちデザインもそのまんまスーパーカーを軽サイズにしたような出で立ち、リアルタイム世代としてカッコはいいけど冗談か?と思いましたねぇ、世界最小のピュアスポーツ、ショーモデルや限定車でもなく正規のカタログモデルとして発売されましたしこれは今じゃ絶対出せないし当時のどこかネジが外れたマツダだからできたモノに相違ない、実用性皆無、コンビニ行くにもいちいちガルを開閉って…よほどの目立ちたがり屋じゃにと乗れないなんて言われましたっけ。

案の定ほぼ売れずの状況で逆に2年以上ラインナップした事が驚きかも?しかしこの冒険心旺盛なAZ-1(OEM供給したスズキキャラ含む)はその希少性から現在ではプレミア価格が当たり前に提示さる軽自動車界のスーパースターでもありますね。

【マツダエチュード】
alt
発売1987年1月
製廃1990年2月(生産期間2年1カ月)

エチュード、逆にレア過ぎてマニアには有名な変態車認定でしょうねw

これは当時のファミリアをベースにFC RX-7の雰囲気や高級な内装を施したファミリアのスペシャリティカーとしてデビューしました。

しかし非常に中途半端なイメージでRX-7程のスポーティさもなければファミリアに比較してそう高級感が高い訳でもない、値段は当然ファミリアより高額でありそれならファミリアの高グレードで充分という事で全く売れずの状態、2年1カ月で終焉となっています。

いよいよ上位に行きます、第4位!!

【ホンダ145】
alt
発売1972年11月
製廃1974年10月(生産期間1年11カ月)

本田宗一郎氏の空冷エンジンへの強い拘りから産まれ鳴り物入りでデビューさせたホンダ1300が不発、ホンダらしい工夫と意欲は解るもこれが空回りして市場では全く受けずこれの見かけや機構はそのままに最大の欠点とされた重量級の空冷エンジンをシビック用に開発された水冷エンジンをスケールUPし置き換えたのがホンダ145、セダン/クーペのボディを持ち当時は珍しいFF方式は1300を踏襲しましたが一応別モデルとしてラインナップしました。

まだ稀少だった機械式燃料噴射装置の採用、水冷化により重量バランスの改善など意欲的な仕上がりだった145ですが元々が不人気、売れ行き不振の1300と見かけは同じだった事から販売テコ入りとはならず1年11カ月の短命で終わりました。



ベスト3に入ります!今週の(もうええって)第3位!!同率で3台ランクイン!

【マツダオートザムクレフ】
alt
発売1992年5月
製廃1994年3月(生産期間1年10カ月)

これもバブル期の狂乱マツダの放った”クロノスの悲劇”の1台、マツダオートザム店向けのクロノス派生モデルでした。

軽や小型メインのオートザム店初の3ナンバーモデルでしたが店舗展開やユーザー層にマッチしていたとは思えず最初から地味な存在、数多い兄弟を超えて僅か1年10カ月の短命で終わり当時も今もその存在を知る者はマニアと言ってもいいでしょうね(笑)

【スズキキャラ】
alt
発売1993年1月
製廃1994年11月(生産期間1年10カ月)

5位のAZ-1のスズキ版であるキャラ、エンジンを供給したスズキにマツダがOEM供給していました。

しかし積極的販売展開がスズキではなされずAZ-1以上に生産/販売台数は僅少でほぼ売れず、これもAZ-1同様に逆に1年10カ月もカタログモデルであった事を褒めたいですね。

【いすゞビークロス】
alt
発売1997年5月
製廃1999年3月(生産期間1年10カ月)

当時はまだまだ乗用車分野にも意欲のあったいすゞが放った今で言うクロスオーバーSUVがビークロス、開発(ショーモデル)段階では乗用車も自社開発しておりジェミニのシャシを使い企画されるも市販化の段階ではビッグホーンやミューといったRVモデルのみになっていた為、ビッグホーンのシャシを使用してエキサイティングなデザインを纏うRVスペシャリティを訴求しました。

いすゞのデザインは117にせよジェミニやピアッツア等先進性が高いのが特徴でしたがそれが悪い方向に転ぶと市場に受け入れられない?なスタイルと採られ販売不振になる部分がありビークロスも見事にそれにハマった感じがありました、元々ジェミニベースで意図されたスタイリングはビックホーンベースとなり間延びしたような印象となり一時は変態車扱いされた時期もあります、しかし現在ようやく時代がビークロスに追いついた感がありまた、生産期間、台数の少なさもありこれも今ではプレミア価値化、往時を知っていると驚愕プライス展示も見かけられるモノも出始めています。

パーソナル性の高いモデルとしてメーカーも多くの販売台数を見込んでいなかったもののその想定の1割程と低迷、これも1年10カ月で姿を消す事になりました。


とうとう来ました!第2位!!

【トヨタヴォルツ】
alt
発売2002年8月
製廃2004年3月(生産期間1年7カ月)

トヨタとGMの共同開発されたモノで製造は米国で輸入販売だったヴォルツ、シャーシやパーツを当時のE120系カローラ系を用いエンジンも1ZZ/2ZZエンジンを採用。

国内では廃盤となったスプリンターカリブに代わるRVモデルとしてラインナップされましたがカリブからの価格上昇と同時期の悪評高き三菱ブーレイ顔を彷彿させる顔付から販売不振となりトヨタには稀に見る短命と希少度となっておりメーカー想定の月販ノルマを達成するどころか採算割れレベルの販売台数から1年7カ月で終焉となっています。


さっ、オオトリですね!!第1位はこれでした!!

【三菱ビスタチオ】
alt
発売1999年12月
製廃2000年2月(生産期間0年3カ月)

栄光の第1位はブッチで我が三菱のビスタチオが獲得!!!!

これも少量・短期間生産としては超有名ですが2位以下と同じに語るのが無理があるモデル…

ビスタチオは当時の三菱、環境エンジンとして鳴り物入りで他社に先駆けて開発した量産直噴エンジン(GDI)のアピール的存在でラインナップ、軽自動車のH40系ミニカのボディに登録車となる1.1L 4気筒DOHC-16バルブのGDIエンジンを搭載、環境アピールから自治体を対象に50台のの限定生産で発売したモデルでした。

当初から台数限定なので生産期間は短くなって当然でありこの事から2位以下の事情と異なりますのでブッチ1位にはこうし理由があってこそです。

実際には自治体対象とは言え軽自動車ボディの乗用車という事から実用性が低く販売実績は40台との記録、生産期間は僅か3カ月という内容ですが戦前や戦後間もない頃のような10台程度の試作車とも異なり一応カタログモデル、積極的セールスはなされないまでも一般人も購入可能だった点を鑑み栄えある1位と致しました。


ランキングは以上となります、4年以下短命12~20位は下記の通りです!

12位:マツダクロノス(1991/10~1995/12 3年2カ月)
13位:スズキX-90(1995/10~1999/1 3年3カ月)
14位:ホンダMDX(2003/3~2006/7 3年4カ月)
15位:三菱コルト600(1962/6~1965/11 3年5カ月
同率:三菱カリスマ(1996/10~2001/3 3年5カ月)
16位:ホンダロゴ(1996/10~2000/4 3年6カ月)
17位:日産バサラ(1999/11~2003/6 3年7カ月)
同率:トヨタプロナード(2000/4~2003/11 3年7カ月)
同率:ホンダラファーガ(1993/10~1997/5 3年7カ月)
同率:スバルトラヴィック(2001/8~2005/3 3年7カ月)
18位:ホンダキャパ(1998/4~2002/2 3年8カ月)
19位:スズキフロンテ800(1965/12~1969/10 3年10カ月
同率:トヨタタンク(2016/11~2020/9 3年10カ月)
同率:三菱エメロード(1992/10~1996/8 3年10カ月)

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

如何でしたか?こうして振り返ってみるとやはりアンチョコさが拭えない双子兄弟車や海外モデルが多い、海外で好評でも日本でウケるとは限らずまた、マツダのように一粒で何度美味しさを求めるのも無駄という点が改めて解ります、マツダの5チャンネル時代はバブルで景気も良く造れば売れる!ラインナップすれば売れる!という時代ではありましたがそれは大メーカーのみにで当てはまる事(当時はトヨタ、日産、三菱、ホンダ)…

マツダのアンチョコな政策が色濃く反映されたベストテンになった事は意図したモノではありませんが短命車、あの狂乱の時代を思い出し人間もクルマも浮かれていたなぁ…と再認識した次第です!

長文読破、お疲れさんでした(^o^)/
Posted at 2021/12/17 17:54:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ

プロフィール

「クルマ・バイク弄り記 2025.9/23 http://cvw.jp/b/2682511/48672797/
何シテル?   09/23 14:45
元GureのHNで活動、かつて二拠点生活していた時代や現在の本拠でののクルマ弄り記、また自己満全開の独自の企画モノをUP! 社会に出てディーラーメカ→営業...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2021/12 >>

    1 234
5 6 7 8910 11
12 1314 1516 1718
19 2021 22 232425
26 2728 29 30 31 

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation