マイサンクは購入時より、RECAROのバケットシートが付いています。
シートを車体と固定するために、RECAROシートに合うシートレール(ベースフレーム)が必要です。
バケットシートが購入時より装着されているので、当たり前にシートレールは付いています。
が。。。。。。。
前オーナさん時代、サンクターボ専用のベースフレームを使って製作された物では無く流用加工して装着されていました。
装着されていたシートレールですが、左右のシートスライドレバーが独立式の物。
余り見たことが無いタイプです。
取り外してみると、こんな感じ。
片側は、レバーのスプリング力でレールのノッチに嚙み込みます。
もう片方は、ダイヤルを回してレールに噛み込ます方法。
元々は小さなダイヤルが低い位置で付いていた為作業性が悪かったのでロングボルトとボルトノブを使って回しやすくしています。
片方は締め上げるタイプの為確実に固定しますが、シートスライドさせるためには、約10回転ほど回さなくてはいけません。(笑)
まぁ、それでも購入時から約12年チョイ使用してきましたが、気になるのはこのシートスライド「機能」がレールの「外側」にある点。
前オーナーさん時代にこの「レール」を使った事で、サンクのセンターコンソール部とドアウィンドウスイッチボックスの左右側面に当たる状態だった為、部分的にカットされている状態です。
ちなみに、シートが取り付けられている下は、左右合わせて93Lの燃料タンクが鎮座しています。
すなわち燃料タンクの上に座ってドライブしている状態。(笑)
外してみると、こんな感じにカットされています。
殆ど見えない場所なんですが、いけてません。(笑)
工場にある他のサンクを見てもこのような「加工」はされていません。
で、この度苦節約12年やっと、重い腰を上げてシートレールを交換しようかなと。
約38~40年前の車種のシートレールベースがRECAROの検索で出てくるわけは無く、流用出来そうなものをヤフオクでしばらく検索。
「今どきの車用」と違ってシートベルトステー等の「余分な物」が一切付いていない物がベストです。
今年に入って探していると、「Z20ソアラ用左右セット」が出品されました。
シートスライド部に何も付いていない物を探していました。
価格も安く、古い機種の為、競合も無く落札です。
先ずは、サンク用にするために、不要なZ20ソアラ用の固定ステーを取り除いていきます。
スライドレールの前後の、ステーを左右1か所づつ(4か所)カットすればOK。
サンク用のベースフレームに溶接で取り付ける部分の、カチオン塗装を剝離剤で落としておきます。
ここから先は、工場の作業です。
シートを外して、シートレールを外して、同形状に製作。
お昼頃から製作し始めて、19時頃完成ですが、塗装までは行きつけず。
翌日自宅にて、塗装仕上げを行いました。
せまっ苦しいガレージで、ギリ右寄せして、運転席より左右のシートを取り出します。(笑)
シートレールも外して、工場からの帰宅後はここまで。
翌日、塗装。
塗装完了後、サンクに戻していきます。
マイサンクのセンターコンソールは、数年前に予備品として「新品」をストックしてあった物と交換しておきます。
今回は、無加工で綺麗に収まりました。
変な所でM7サイズのボルトが、サンクには使われています。それもトルクスタイプ。
今回シートを戻す時、左右のシートステーとスライドレールとの間に8mmほどのスペーサーが入っていたのを外して取付。
ポジション的には8mm着座が下がっているのですが判るか?といえば判るし、同じといえば同じ。(笑)
ただ、前の状態で、私のシート位置でリバース操作をするとシフトレバーの棒がシートにギリ当たる感じで入ってましたが、ここに「隙間」が出来た感じ。
リバース操作時に干渉しなくなりました。
ん~いい感じ。(笑)
また一つ、マイサンクの「不満」な部分が解消されました。(笑)
それと今回、また「予備品」のストックが増えました。(笑)
サンクの後部サイドグリルセット、当時物純正新品。(笑)
取付の「爪」が折れやすいんだなぁ。
たまにストック品を出してくる、どっかのオークション品よりか、数段お値打ちでした。(笑)
工場に無くても、不思議と、ふら~っと部品が寄ってくるタイミングがあるみたい。
プラス、「有れば欲しい」アピールも大事。(笑)
感謝です。
数年後にできるかなぁ~?
外装レストアプロジェクトに向けて準備中。
未だ「大物」が、海外より届かない。
もう1年越しだぞ?(笑)
まっ、のんびりいこまい。