フランスに注文していた部品が入荷したとの連絡をいただいたので、工場にお邪魔します。
今回の部品は、ブログに書いていたように、ウォッシャーポンプとブレーキマスターシリンダーを交換します。
先ずは、ブレーキマスターシリンダーから。
マイサンク、約9年前に購入した当時、なんかブレーキの踏み込みの感じにに違和感を感じつつ、当時のラクーンさんとは、まだ面識も浅く、いまいち「不満」な点も伝えにくく(シャイなもんで(笑)。
その数年後の車検でマスターシリンダー内部のカップリングゴムを交換して、タッチも改善していましたが、何かの拍子にブレーキのタッチが(踏み込み量)が悪くなる時が出てきていました。
純正のブレーキマスターシリンダーには、エアー抜きのニップルが付いていますのでそこを少し「解放」してすぐにブレーキフルードが出てこなければ「エアー噛み」している事になります。
このニップルからブレーキフルードが出てくるまで待って閉じれば、ブレーキのタッチも元の状態まで回復しますが、カップリングゴムを交換してもこのような症状が発生してきているということは、何か「対策」をしていこうかなと。
本当は、今年の12月に「車検」があるのでその時まで引っ張るつもりでしたが、想定外のウォッシャーポンプのご臨終の為、今回まとめて部品調達になりました。
さて、交換品ですが、マスタシリンダーの大型化もありますが、純正サイズの純正では無い物へ交換です。
純正の物から、少しシンプルな形になってるもので、純正のようなマスターシリンダーからのエアー抜きニップルが存在していない物になります。
このシリンダーを装着されている方は、数名いらっしゃいますので、その実績に基づいて交換しています。
作業的には、ブレーキタンク内のブレーキフルードを抜いて、ブレーキマスタータンクを外して、フロントブレーキ用パイピング2本とリアパイピング1本を切り離して、マスター交換後エアー抜きを実施すれば完了となります。
交換後。
エアー抜きの際リア側のニップルの「固着」があり少し手間取りましたが無事終了。
ブレーキのタッチも普通の状態から普通の状態になっただけで、「悪化」が無くなるだけですので変化はありません。
作業としては翌日に少し持ち越しのなるのですが。
さて、ブレーキよりかは「簡単?」なウォッシャーポンプの交換に入ります。
純正はこのような向きで固定、配線、パイピングされています。
フロント側のウォッシャーポンプを外した写真。
M6のボルト2本で固定されていますが、ナットは車体側に「袋状」の中にナットが入っている状態で固定されていなく、締め付けて固定されるようになる仕組みの物です。
さて、ここからリア側のポンプを外した所、上側のナットが「袋状」の中から落ちてしまいました。
1か所での固定も考えましたが、やはり正規の2か所にしておくべき。
サンクの助手席側のグローブ棚を外してナットを「袋状」所へ戻して問題は解決しました。
とりあえずラクーンさんの所で「取り付け&チェック」したまでの状態の写真。
純正ポンプ用に配線をまとめ上げていたので、まったくもって見た目が宜しくありません。(笑)
翌日、自宅にてこの辺りを整えていきます。
先ずは、「配線」。
新しいポンプは、トップの写真のような向きだと上側が「+」下が「-」となります。
で、フロント、リア共「同じポンプ」で端子の差し込み形状も「同じ」。
「-」側はフロント、リア側とも共通でグランド(バッテリー「-」側)で良いのですが、「+」側は、フロント「赤色線」、リア側「白色線」の「+」コードとなっています。
ウォッシャーポンプの配線なんかめったに外す事は無いでしょうが、赤と白と「逆」に接続すると、フロントウォッシャー動作で、フロントワイパーが動いて、リアのウォッシャーが吐出する状態になります。
大した「問題」ではないですが、配線をまとめておくことで同じポンプでも、「専用」の配線と「認識」できるようになります。(そこの接続端子にしか届かない状態)
「タグ」などを付ける方法もありますが、めったに外す事ない「配線」且「見栄え」も良くしておきたいかなぁと。
配線をまとめ上げる時にコルゲートチューブとテープを使っていますが、このテープ、ビニールテープなど色々ありますが、色々アドバイスをもらって試した結果、「アセトテープ」に落ち着いています。
素材として、「布テープ」に近い物ですので「伸び」もなく経年での粘着糊のベタツキなども無く、ハーネスの「まとめ」からターボチャージャーのゴムホースやシリコンホースの上に巻いての「圧力損失低下」の防止にも使える物です。
また、新しい「素材」なんか色々出てきますから、「アンテナ」を張っておくことは大事かなと。
次に、ウォッシャー液のパイピング。
これも純正とは向きが変わる為、取り回しを調整しておきます。
「配線」の写真でほぼ「完成」していますが、「スペアータイヤ」を搭載した際、万が一にもタイヤでウォッシャーパイプをつぶさないように調整しておくことに。
インシュロックで、パイピングを固定しておきます。
純正のウォッシャーポンプの時よりもコンパクトにまとめれたのではないかと思います。
ここから、ウォッシャーの「噴射」調整に。ポンプが「元気」になったので若者のように?良く「飛ぶ」状態に。(笑)
停止状態での噴射と走行中の風圧時の噴射を「考慮」して、自分なりの調整で完了です。
今回からマイサンクに入れるウォッシャー液は「超純水使用」という乾いても白くなりにくい物を入れておくことに。
ウォッシャー液もはっ水コーティング専用の物やら、一番安い物とか色々試してみた。
めったに「使用」することは無いのですが、それゆえになおさらの事。
大した金額の物ではないですし。
どちらもホームセンターで販売されている物です。
実際、謳っている通り「白く」なりません。(笑)
お試しあれ!。(笑)
さて、ブレーキですが、自宅ガレージ内でブレーキペダルをしばらく踏み続けると、リアのエアー抜きニップルより、フルードの「漏れ」を発見。
ニップルの増し締めをして、ブレーキペダルをしばらく踏みつけた「状態」にして様子を見たいと思います。
運転席にじっと座って、踏み続けるのも大変ですので、「つっかえ棒」で代役してもらいます。
角材とパンタジャッキを利用して、ブレーキを踏ん付けた状態に。
約6時間くらいこのまま「放置」で「漏れ」は発生しなかったので、大丈夫かなと思います。
どうもサンクの純正ブレーキキャリパーのニップルねじ部は傷みやすいようです。
さて、マイサンクの「今のところ」の作業はこれにて終了です。
今の所、これ以外に向けて、色々、あれこれ、etc.
既に動いていたり、妄想したり、チェックしてみたり(笑)、忙しいです。