
K-ジェトロのパーツの一つ。
冷間時のエンジンスタートの際の燃料噴射バルブ。
スタート専用のインジェクションですね。
サーモ・タイム・スイッチなるサーモセンサー接点で制御されている。
エンジンが冷えてる時はサーモ内部の過熱用ヒィラメントで8秒後ー20°で噴射を停止、それ以降はエンジンの温まった温度で噴射の停止を継続する単純な仕組みのようです。
絵から見ると、サーモ・タイム・スイッチを短絡状態にして導通状態を作ればコールドスタートバルブは燃料を噴射し続ける状態に持っていけることになるんだね。
#1の端子の内あったまると#2と導通が無くなる方が#3のバイメタル側の端子ということですから、最低検電器かテスターがあれば判別は出来そう。
絵を見ると#1の端子の2本線をSWで短絡ON/OFFさせれば、ONで常時噴射可能になりますね。
テストは、サーモ・スタート・スイッチからカプラー外して、配線側で短絡させればすぐにいけそう。
ウォームアップレギュレータ―のへたり分もカバー出来れば、冬場なんかは暖気が安定出来るかも。
と、単純に考えましたが、サンクのサービスマニュアルと照らし合わせると、電源はセルを回した時、すなわち、セルモーターから電源を分離してコールドスタートバルブとサーモ・スタート・スイッチにいってます。
次の日記でサンクの配線図載せてます。
ということは、常時噴射は配線を工夫しないと無理か?サーモ・スタートスイッチを無視してセル起動時にいつも噴射させることは簡単かな。
セルモータから電源→コールドスタートバルブ→サーモ・スタート・スイッチにいってアースに落ちる所をコールドスタートバルブから出てアースに落ちるようにしてSWかませればいいってことかな。
やってみる価値は有りそうですね。
Posted at 2017/09/27 22:23:26 | |
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