5馬力となり移動範囲が増えたのは良いのですが、万一に船外機がウンともスンとも言わなくなった時に手動(オール)のみでどれだけのポテンシャルで移動できるかのテスト。
まず目指すは2つ並んだ島の水道部分。
ここから手漕ぎで戻ります。
まず当たり前の事ですが艤装はしていても、オールを使用する際に充分可動域が保たれているのかどうか?
オールの稼働域やアンカーにロープ。 絶対に積んでおかなければなりません。
さて母港に戻るには西に向いて戻らなければいけませんが、軽めの西風がそよそよと吹いております。
これだけで結構なアゲインストになるので爆風なら更に大変ですね。
気象判断によっては、避難できる一番近い港に着けるってのも一つの策です。
手で漕ぐより陸上に戻る方が後から何とでもなりますから。
ちなみに私が模擬遭難した母港より3km先の場所でも途中に2つの小さな港湾施設がございます。
本当にやばい時はそこへ避難するのもアリですね。
で、実際オールで漕いでみますが.....
やはり向かい風では人の歩く速さよりも遅い進み方となります。
手も痛くなってくるのでグローブなどもあればした方が良いです。
途中水分を補給、軽めに休憩とちょっとした休みであれよあえよと風で戻されます。
この日は陸側に戻るような潮と風でしたが、これが沖に流される向きだとアンカーで止めることも必要となりますね。
とりあえず30分ほどで岬の比較的潮の緩い日陰に来たので体力温存で休憩。
パッと見こんなベタ凪であっても少し沖に出ると風波が出て影響を受けます。
そこから体力勝負で友人が来るまでどこまで戻れるのか挑戦(笑)。
結局1時間で進んだのが1kmほど。
向かい風と逆潮と言うのもありますが、やはり遠くに行くときは身の安全を担保するのに相当注意が必要である実感をいたしました。
場合によっては118(海上保安庁)への連絡もしかり。
但しこの場合、凡ミスでの整備不良は違反案件となりますのでご注意ください。
かと言って違反を恐れて取り返しのつかない事態まで進行するのもこれはこれで良くない事。
冷静な判断が常に求められますので、逆に言うと安全を担保した上で様々な経験を積んでいく事お勧め申し上げます。
特に私のように独りでボート乗ってる皆さん、中々このような模擬遭難て出来る機会も少ないでしょうが一度やっておいた方が良いと思いますよ。
その後友人も来て合流!
いやぁ、良いですなぁwww。
船体はYAMAHAの25フィートもある本格的なフィッシングクルーザーです。
デビューおめでとうございます!!
心よりお祝い申し上げます。
これでこれから色々と連れてってもらえるなwww。
まずはタチウオあたりから期待しております(爆)。
まずは一旦港に戻って....
係留場所に私のボートを置いてそちらのボートに早速乗り込む(爆)。
いやぁデッキも広くて楽しいわ。
当たり前だけど安定感が違います。
ちなみにオーナーは免許取り立てホヤホヤ!
今回は釣り目的は度外視で、まずは装備の確認や近所の散策を行います。
船外機は4スト115馬力。
ここまで来ると整備なんかも当然ボートを上架しないとダメなのですが、色々とDIYでするとの事。 私も勉強がてら今後色々と見させてもらいます。
が、やはりこのクラスを乗るとなると維持費が相当なモノとなりますので、今のところここまでデカイボートは一切考えておりません。
ただ中々このクラスのDIYは見たことも無いので絡ませて頂きますよwww。
そんなこんなで瀬戸内海の島周りをウロウロ。
チャラン棒の常設されたチヌ釣り場もあります。
魚信さんが降り立ったら似合いそうな磯ですねwww。
この後15時くらいまで色々と鯛ラバを落としたりしましたが、残念ながらアタリも無くこの日はクルージングのみとなりました。
高知県での釣行からのこの流れ....
身体にはかなり応えましたが、中々面白く興味深い1日を堪能する事が出来ました。
とまぁ、こんな感じで当面四国を離れることは出来ないな(爆)。