慣らしの旅 2017 その③

南に行ったなら，次は北という事で，今度は埼玉方面へ．

箱根の時と違って，少し暑いくらいの良い天気だったので絶好のドライブ日和ではありましたが，あくまで「近場で，走りやすく」を探すのが目的なので，100km圏内で色々調べてみたところ，埼玉の53号線が走りやすそうだったので向かってみる事にしました．

53号線の頂上は「山伏峠」というのですが，この名がつく峠は全国各所にあるので，こちらのキーワードだと検索に引っかからず，ルートに悩まされましたが，53号線の始まりに「フォーミュランド・ラー飯能」があったので，これを目印に向かいました．

向かう途中，「折角近場まで行くんだし，ラー飯能でも遊んで来ようかぁ～」と思っていた矢先，先輩から前触れもなく，こんな写真が．


（↑JAPAN TOURの最中のようです）

これは「デフの次は足が待っているんだからな！ 足！」という，早く慣らしを終わらせろコール(笑)だと勝手に解釈し，ラー飯能は諦めて，一路，53号線へ．

53号線（前半）
入間川に沿って，路面もキレイな道を約10.4kmほど北上．最初はサイクリスト達が結構いましたが，徐々に道幅が狭くなり，ライダーの方が増えてきます・・・．


© OpenStreetMap contributors


53号線（山伏峠）
バスの転回場を抜けて，ここから山伏峠の頂上までが本番．


© OpenStreetMap contributors

走りやすいと聞いていましたが，所々で2車線区間はあるものの，ほとんどがセンターラインのない1.5車線区間．確かにヘアピンのアウト側には広い退避スペースがあるので，すれ違いに苦労する事はありませんが，それでも所々で譲り合いをしないと通れない箇所も．


53号線（後半）
そんな約4.1kmのヒルクライムを終えると，正丸峠との分岐を越えて，今度は緩やかなダウンヒルを約3.7km．
（左側の横瀬側沿いが53号線，右側の白い道が正丸峠）


© OpenStreetMap contributors

正丸峠に比べれば，全くクネクネしていないので，何てことはない道ですね．


一度，299号線まで走破して引き返し，今度は上りと下りを入替えて山伏峠麓まで再び計7.8kmを駆け抜けます．上りと下りで特に印象が変わる事もなく，ソレっぽいクルマ達とすれ違いながら，またバスの転回場付近まで来て，折り返し，再び上って，正丸峠との分岐先にある駐車場で休憩．



「正丸峠も走ろうかなぁ～」と思いましたが，ほぼ目標の慣らし距離になったので，そのまま53号線で299号線まで行き，帰路に着きました．


オイル交換後，LSDの効き的には「少し変わったかな？」程度だったので，もう少し慣らしが必要なのかなぁ～とも思いましたが，そろそろ全開で走りたいので，デフの負荷が低目の（ヘアピンが少ない）サーキットで試してみようかと思っています．