リアバンパー と
トレーリングアーム をアップデートしたので,効果確認のためにTC1000へ行って来ました.
7~8月は路面温度が高過ぎてテストにならず,筑波から足が遠のいていたのですが,その結果,8期連続で守っていた筑千職人のクラス周回王の座を遂に失ってしまいました.8月最後のファミ走を走れなかったのが痛かったですが,まぁ,トラブルなのでしょうがないですね・・・.
さて,予報ではちょうど今日から気温が下がり始めるとの事で,「ようやくまともなタイムで走れるかなぁ~」と期待しつつベッドにもぐったのですが,翌朝,目覚ましのアラームを寝ぼけ眼で見てびっくり!
「えっ!? 起床予定時刻を30分過ぎてる・・・」
(´•ω•`; )
そんなに疲れてはいなかったはずなのですが,どうやらアラームを5回ブッチして,6回目のスヌーズでようやく気づいたようです.
「うぉぉ・・・ヤベェ~!」
ヽ(д`ヽ)。。バタバタ。。(ノ´д)ノ
と大急ぎで支度して,首都高に上がると何だかいつもよりクルマが多くて全体のペースが遅い.「出発が30分遅れたせいで通勤ラッシュに巻き込まれたか?」と思いましたが,周囲はトラックが多く,常磐道に入っても同じ状況.遅々としてペースが上がらず,反対車線を見ればそちらも大渋滞.「なんか変だな?」と思いつつ,そんな事は気にしてられないので,出来る限りスムースなドライビングを心掛けて筑波サーキットに到着.
ココの走行会は最近ホント台数が少ないのですが,店長がいなくなった事で今後益々過疎化が進むんでしょうね・・・.
そんな感慨にふけりつつ,テキパキと作業を進めて準備完了.
この新たなリアが一体どんな動きをするのか? 期待半分,怖さ半分といった感じです.
停めたお隣は,AT使いのBB6.
車高調とマフラーを新調したとの事で,後ろに回ってマフラーの写真を本人がパシャパシャ撮ってました.
「そういう時は,静止画ではなく,アクセル煽っている時の動画を撮って,YouTubeに上げるんですよ~」と横からチャチャを入れてみたのですが,「そういうのはいいから!」と拒否するので,走ってる時に勝手に録音して上げてやりました(笑).
VIDEO
以前よりチョット勇ましい音になったかな??と思いつつ,この後,AT使いから反撃のDOS攻撃を喰らいました(泣).
そうこうしているうちに1本目(9:00~).
路面温度は31℃.ここのところ40℃オーバーが当たり前だったので多少マシになった感がありますが,湿度が高いせいで蒸し暑い.タイヤが良くなってもエンジンがダメかもなぁ~?と思いつつ,いつもの通り計測1勝負!
VIDEO
結果は
41.705 .
ここのところ,ずーっと42秒台だったので41秒台が出て一安心ですが,やっぱりエンジンがチト遅い.
最高速は126km/hに留まり,コンディションを考慮しても今一つ伸びが足りない(128km/hは欲しい).ただ,ストレートで伸びがないせいなのか? アップデートの効果なのか?は分かりませんが,クルマの動き自体は悪くなく,立ち上がりでかなり手前からアクセルを開けられる.今まで新品タイヤの一番オイシイ時じゃないとこの位置からアクセルは開けられなかったので,これはかなり予想外の動き.そんな予想外に良い感触なのにタイムは41.7秒と振るわず,これがかなり解せない・・・.
前年同時期のタイムはどうだったっけかな?とブログを見返してみると,
オルタブロー によるブーストが掛かっていますが41.5秒.やっぱり0.2秒くらいは遅くなってる気がするな・・・.
タイヤなのか? エンジンなのか? 車重増の影響なのか? 原因は分かりませんが困りましたねぇ.
困りましたねぇ~と言えば,ヘアピンでの
不意に来るオーバーステア .今回も登場し掛かりました(↓).
VIDEO
やっぱり突っ込み過ぎになった時に出るっぽい.何とか自由自在に出せないか,色々試してみたのですが,上手くいかず・・・.単純に突っ込めば出る訳ではなく,ブレーキの踏み方やステアを入れるタイミングも関係していて,狙った時に出せない.ここは要修行ですね.
続けて2本目(10:00~).
1本目と比べ,気温・路面温度共に上昇しましたが,8月と比べれば上がり幅は穏やか.それでもやはりベストは計測1でしか出ず,そこからタイムはズルズル落ちていく一方だったので,2本目も計測1が勝負.気合を入れて「さぁ,行こう!」と思ったら,AT使いが寄ってきて,
「カメラの電池,ないよ?」
はい~? 前日にフル充電したのに15分程度でなくなる訳ないでしょ~と思いましたが,実際この後5分程度で切れました.確かにカメラが何だか熱いし,まさか電源が入りっ放しだったのか?とも思いましたが, 映像を確認したら,ちゃんと1本目終了時点で終わってました.なんだこりゃ?と思いましたが,どうやら先程のAT使いのDOS攻撃の標的がこのカメラだったようで,まさか遠隔操作でこちらのバッテリーを消耗させて映像を撮らせない手段に出てくるとは・・・.恐るべし(泣).
そんなやりとりもありましたが,2本目もやはり計測1がベストで 41.810.インターバルが45分じゃ,タイヤの熱も抜け切らないのでどうしようもないですね.その後,ピットに戻って泣きながらカメラの電池を予備に入替えつつ,AT使いの走行時間だったので,新しい車高調の動きはどうなのか? 1コーナーで定点観測.
VIDEO
こちらの撮影は本人に気づかれてないのでDOS攻撃は受けず(笑).この撮影した周はそれほどでもないですが,この翌周はリアがかなりイイ感じの動きをしてました.実際,本人も「よく曲がる」と言っていたので,車高調の仕様変更は成功したようですね♪(いつぞやの
アドバイス が大外しじゃなくて良かった・・・)
ラストの3本目(11:00~).
2本目の状況から,タイムが右肩下がりになるのは目に見えてましたし,アップデートのチェックも終わりましたし,オーバーステアはコントロール出来ないし(苦笑),雨降ってきたし,走るの止めようかなー?とまで思いましたが,タイヤのデータを見返していて,ふと思いついたのでフロントタイヤの内圧を5kPa上げてみる事にしました.
多分タイムは落ちるだろうけど,良くなる部分があるかなー?と走ってみたところ,
「おおっ! ストレートが伸びる!!」
∑(゚Д゚) !!?
ロガーで確認してみたところ,気温・気圧・路面温度は全て1本目より条件が悪かったにも関わらず,最高速は1本目を上回る128km/hをマークしていました.
そうかー.この夏ストレートが伸びなかった原因はコレだったのか.
高い路面温度に対応するためには内圧は下げた方が良い と考えていたのですが,どうやら逆方向だったようですね.ただ,タイム自体は順当に 42.229 と落ちていたので,やはりコーナーは遅くなってる. この辺り,どこを妥協点にするのか? 探らないとなーと思いつつ,その後,雨が酷くなってきたので早々に切り上げて終了となりました.
以上,ピークを過ぎたと言ってもまだ暑いTC1000でした.
やっぱり実際に走ると色々気づきが得られますねぇ~.ただ,「困りましたねぇ」な方は早々に対策を講じないとマズイので,データを見返して,分析して,調べ物して,考えて,答えを見出そうと思います.
本日お会いした皆様,蒸し暑い中お疲れ様でした! <(_ _)>