今日は表題のミーティングにお誘い頂いたので
近場という事もあり遊びに行かせて頂きました~♪
ただ国一をだらだら東に向かうのではツマランし、混んでるし、、、という事で
国一を途中で折れて、グーグルマップで見つけた面白そうなルートで向かいました(笑)。
その途中、信号待ちをしている時にふと傍らの建物をみると、
あれっ?ここってもしかして、、、と思ったら、
やっぱり何年か前に訪れた事のある、ある方の秘密基地でした。
こんなことでも場所バレするとイカンので、どなたの、、、とは書きませんが(笑)。
んで、出発が思っていたのよりも15分程遅れ、わざわざ知らない道を走っている事もあり、
9時までに着かないだろうなぁ、、、と思いつつも山道をぶっ飛ばしていくと(笑)、
何とほぼ9時に到着。
会場はクレマチスの丘第二駐車場という事だったのですが、あれっ?
見事に誰も居ません。
まさかの部外者一番乗りって奴です(爆)。
どんだけ前のめりしてんだよって感じ(大笑)。
で、小用に行きたかったのでトイレを探しに行こうかと思って駐車場を出たのですが、
通過した交差点に近づく旧車っぽい音がします。
ん?到着か?と振り返ると、おいでなさいました(笑)。
あらっ、私が好きな2000Cも居るのね。
慌てて引き返すと、もう一台。
うひょ~、緑好きの私には溜まらない、カッチョイイCSL!!!
で、とりあえずこんな感じになりました。
って、これじゃ小さすぎて見えん!
ってなわけで、後から到着した車両も含めて
ここで全車(多分)アップしちゃいましょう。
車名に間違いがあったらゴメンナサイ。
CSi
2000CA
CSL
CS
CS
CSi
CSi
CSi
CSL バットモービル
CSi
CSA
CSA
CS US version
某所で良くお見掛けするCSL
CSA
一応確認しながらアップした積りなので、多分会場に来ていた車は
これで全てだったと思いますが…(汗)。
因みに本当は前泊で来ていた一台があったそうなのですが、
ホテルでエンジンが掛からなくなってしまって
とりあえずオーナーさんだけ会場に来られたそうです。
15台中、7台が33か34ナンバーという長期ナンバー継続車揃い。
私のがギリギリ二桁を逃している事から、33か34が付いていれば、
少なくとも24年位はナンバーを切っていないという事になります。
誘って頂いたHさん(仮名)によると、数十名のレジストリーメンバーの中には
40年以上の所有者が5名、30年以上が6名いらっしゃるのだそうです。
ここからは話があっちこっちに飛びますが、細かい話に行きましょう(笑)。
先ずは私の好物の2000Cから。
ついにこの日が~。
MXVの185HR14のホワイトリボン付きを初めて見ました~。
これ、流石に上品でリボンのバランスがドンピシャでメッチャ雰囲気が良かったです。
皆様にお薦めしちゃいます(笑)。
年式は~、、、
20年の24週。
HPでは20年10月21日に国内発売が発表されていますから、
多分、国内に入っているMXVのホワイトリボンのファーストロットに近いものでしょうね。
イイナァ、コレ。
2000C系の魅力は何と言ってもE9よりもウッドが多用されている事ですよね。
見えにくいけど、ダッシュボード。
ステアリングのスポーク上にウッドというのはMBには無いアイディアですよね(笑)。
これも見辛いですけど、ステアリングコラム上にもウッド。
あと、ウッドではありませんが、
ドアのアームレスト下にはビッシリと分厚いクロームでのデコレーション。
細かく見ていくと、思った以上にE9と造りが違うのですね~。
で、驚いたのは同じだと思っていたテールランプが実はE9と別物だったこと。
2000CA
CSi
オーナーさんが手を広げた親指と小指の先で測ってみてくださいましたが、
前者は2回分なのに対して後者は明らかにそれ以上ありました。
知らなかったのですが、2000C系の方が全幅が狭いのだそうで、
それでこういう違いがあるらしいです、、、
いやいや、普通はそういう事情があった場合、
テールランプは共通にして、その間のガーニッシュで調整するもんでしょ(笑)。
なんてお金の掛け方をしているんだ!って感じです。
でもそういうの好き(爆)。
で、全長が違うのは判っていたのですけれども、
それは4気筒を収めるか6気筒を収めるかの差で
スカットルから前だけ長さが違うのだと思い込んでいたのですが、
何と、トランク長も違うのだそう。
反対隣りでトランクを開いていたCSiと比べたら(画像は見切れてるけどなし)
これでも十分広いけど、確かにあっちの方が長い!
つまり2000C系は一部がどうこうではなく、全体に一回り小さいのだそうで、
なるほど、それだからノイエクラッセとE9って形で区別されるわけか、、、
と納得したのでありました。
バンパーのオーバーライダー
これをボディ側に密着させるってデザインは独特ですねぇ。
ナンバー灯も味があるなぁ。
これはE9と共通なのかもですが、七宝焼きのエンブレムはやっぱり雰囲気が良いですよね。
あとねぇ、MBマニアとして気になったのがコレ。
合皮らしいのですが、シートの型押しのパターンがMBそっくり。
オーナーさん曰くリアのバックレストだけオリジナルだとの事で、
それとはほんのちょっとだけ雰囲気が違うけれど、基本的には同じ型押しデザイン。
当時のドイツの流行りだったという事なんでしょうかね?
私のは型で押していない部分が一寸盛り上がってしまって、
それがちと残念なのですが、これは合皮とはいえ、本当に丁度良い型押し感です。
イカン、2000CAだけでこれだけ書いちゃった(苦笑)。
ってなわけでここからはE9のお話で行きましょう。
先ずはCSとCSiのエンジンルーム比較。
CS
CSi
MBの場合は280と280Eではそれほど見た目の新しい古いは感じられないのですけれども、
3.0の場合はCSiのそれはメッチャ新しいものに感じますね。
今となってはキャブの吸い込み音が~って話になると思うのですが、
当時の人達は性能的にも見掛け的にもさぞCSiに憧れた事だろうと思います。
914でインジェクションエンジンのキャブ化を経験している身としては
まぁ、セッティング云々の問題もあったろうとは思うのですが、
乗りやすいと言えば絶対にCSiの方が乗りやすいんだろうなぁと想像してしまいます。
ただ、軽いボディに3ℓものエンジンが載っていればどっちにしても速いんでしょうけどね。
今回のE9の中での一番のお気に入りはやっぱりこれかなぁ。
もう、完全な色の好みですが(笑)、
派手なカラーにボディデザインが全く負けていない所が素晴らしいですねぇ。
この時代のBMWはこの線の細さが好いのですよねぇ。
後の世代になると一寸MBを意識しているせいなのか、
私の感覚で行くとこの繊細さが薄れて行っているような気がするのですよね。
この車、よくよく見ると右ハンドルだったのですが、
なんと、ブレーキブースターが左側に。
まぁ、ここまではBMWではそういう車種もあると聞いた事があったのですけれども、
更によく覗いてみると、、、
何と、ブレーキブースターが2個付いているのですよね(汗)。
一体どんな配管になっているんでしょうかね???
残りの2台のCSLもやはり右ハンドル(何故?)で
これに気付いた後、
バットモービルの方のエンジンルームを覗くチャンスがあったのですが、
やはりそちらもブースターが2個になっていました。
バットモービルが出てきたのでここで書きますが、
これって2.5-16エボⅡを彷彿させる凄い羽根ですねぇ。
因みにバットモービルってのはバットマンには関係なくて、
バットはバトルの略なのだそうです。
も一つ因みに、この車、英国仕様なのだそうですが、
この画像で判るか微妙だとは思うのですけれども、
英国仕様の場合は2000C系張りにウッドパネルの量が増えるのだそうです。
仕向け地好みにするってパターンがあるのですね(笑)。
お気に入り次点はソリッド緑の車両。
agaveという色だそうです。
縦目MBでならば、私的にこっちの緑が上位に来ただろうなぁって思います(笑)。
そうそう、そのソリッド緑の車両、内張りが他の車両と違っていました。
こんな感じ。
私があれっ?と思った後にどなたかが話しておられましたが、
73年までがこの柄で、それ以降からはパンチング柄になるのだそうです。
因みにベロアシートも74年以降はシートセンター部に入るラインが横線で、
73年以前では縦線になるのだそうです。
同じE9でも少しずつ変更があるのですねぇ。
因みに極上状態の74以降のベロアシート。
何と実走41700キロだそうです(汗)。
因みに海外の売り物件情報から拾ってきた73年1月の車両のシート画像。
なるほど、確かに縦になっていますね~。
私のブログを見て下さっているHさんが、こういう感じ好きでしょ?
と見せて下さったCSiのエンジンルーム。
正に大事に保たれてきた感のある、磨き過ぎない自然で且つ清潔感のあるエンジンルームですね。
結構込み入っているエンジンだけれど、どうやったらこんなに綺麗に保てるんだろうか?
これを覗いていた時にお聞きしたマニアックネタ(笑)。
当初のクーリングファンの羽根はこのように角が立った長方形だったそう。
音は煩いらしいですが、これがスーパーオリジナル(笑)。
で、それが音対策で一辺の先が湾曲したタイプに部品が変更となり、
最終的には赤い羽根ではなくなってしまったそうです。
個人的にはメーカーには色だけは死守してほしかったナァって気がしますね(笑)。
そうそう、上の車両紹介の中の11枚目と13枚目の車両、
色が微妙に違うなぁとは思ったものの、ひょっとして同じ色?
と思って調べてみると、、、
11枚目の車両
13枚目の車両
同じフィヨルドという色だったのですけれども
前者はポリ塩化ビニルフリーとありますね。
車体番号からすると勿論前者の方が新しいわけですが、
それと色の違いに何か関連があるのかは私にも『?』で御座います。
何か言い残したことがありそうな気もするのですが、
とりあえず細かい話はこの位にして(笑)、
うちのお駄弁り会のように皆様の歓談の様子をばお届けいたしましょう(笑)。
とにかく、何処で交わされている会話に聞き耳を立てても全ての話がほぼ車の話。
自分達の車について、教えられたり、教えたり、比べっこをしたり、苦労自慢をしたりと、
こういうのが本当の車の集まりの醍醐味だと思うのですよね。
私もそれがやりたくてお仲間の方達とお駄弁り会をやっている訳ですけれども、
車種をかなり限定していながら、
こういう規模で安定してミーティングが出来る事が本当に羨ましいです~。
まぁ、これはやっぱり代表の人徳の差が大きいんでしょうねぇ(恥)。
私は偏食王につき、参加は辞退したものの、
この後に昼食会があって、参加費はその実費の3000円のみ。
それで部外者の私が居ても十分に楽しいのですから、
お金を掛ければいいってもんじゃないんだなぁというのがよく判りますよね。
一寸話が変な方向に行きそうなのでこの辺でこの話は止めにして、
いよいよ昼食会の時間という事で皆さんとお別れ。
後ろ髪惹かれつつ、ワタクシは駐車場に残って、
最後の最後に(一部途中で帰られたのでその残りの)参加車両の写真を撮って、、、
家路に就きました。
皆さんとお話していたくて、小用も結局行かずに済んでしまいました(爆)。
ってなわけで、往きに来た山道を帰ります。
でも、ナビで上手い事誘導してくれるわけではないので
散々道に迷って(笑)、時には牛さん地帯に迷い込んで(爆)、
それでも何とか軌道修正しつつ、
且つ、帰りは国一を全く通らないルート(平面交差も無し)を考えて帰りました(笑)。
ホントのことを言うと、今日は東京に行く積りでいたのですが、
Hさんにお誘いを頂いてこちらの集まりに行く事に決めた後で、
米国大統領の訪日が今日だったと気付いたので、
東京方面は色んな混雑も考えられるところでしょうし、
そういう意味でも、あぁ、お誘い頂いて助かったなぁと思ったのでした(笑)。
とにかく、半日思いがけず楽しく過ごせて良かったです~。
Hさん、本当にありがとうございました!!