Ｚチャレンジについて

昨年初めて参戦させてもらった頃、和やかな雰囲気でホビーレース、ジェントルマンレースという言葉がぴったりだった様に思います。

レースの後はチーム関係なく皆で飲んだり同じ屋根の下寝泊りしたり、新米者の自分にもホント仲良くお付き合いしてもらいましいた。

ＧＴ－Ｒで常に勝ちを意識して乗ってきた自分には、新たな世界を発見したように思いました。

でも最初に感じていた気持ちとは裏腹に、周りがエスカレートしていくような気がしてなりませんでした。

僕は０９年の後半戦～ニスモフェスティバルなどを境にちょっと心境に変化がありました。

ＧＴウイングを外して現地まで来て現地で装着する車両。

明らかに触媒を装着していない車両。

爆音の車両。

「何か違うよね？」

と個人的には違和感のようなものを感じました。

Ｚチャレってそうじゃないよね？

Ｚチャレはラジアルタイヤで自走してサーキット入り、レースが終わって走ってそのまま帰る。

そういうところもジェントルマンレースだし、ナンバー付車両でレースする良いところだと思ってました。

街乗りしている愛車でレースも楽しむ。

ちょっとお洒落で、ちょっと自慢で、ちょっと運転上手くなったような気がして。

そういう部分をもっともっと大事にして欲しい。

（ＪＡＦ戦は未経験ですが）ＪＡＦ戦はレギュレーションの抜け道を掻い潜ってでも失格にならなければ良いのかもしれません。

でもＺチャレンジは個々のモラルが一番大事なんだと思う。

以前主催者側に違反車両の失格処分や注意喚起を行わないのか？と問い合わせをした事がありました。

返答は「個々のモラル」「紳士協定です」と返答が来ました。

おそらく本音には「安いエントリーフィーで走らせているんだし、時間的にもそこまで出来ない」という部分もあると思います。

車検を参加車両全台に、触媒の中見たりそういうレベルでやるにはもっと費用と時間がかかると思います。

数年前のＺマスター時代は今とはレギュレーションも厳しく触媒を外して中を確認してました。

ＭＣＲもフェンダーからタイヤの下部が１～２ｍｍ出ていただけで、予選失格、嘆願して最後尾スタートということもありました。

そういうレベルでやるか、今まで通りでやるのか？

モラルが維持できないのであれば、前者でやるしかないです。

やはり今のレギュレーションは甘い部分が多く、ほころび易い弱点はあったと思います。

しかしその分、参加者の増加など良い方向に作用したことも触れておかなければならないですが。

他のブログなどではその辺の意見交換なども行われていて、良い方向に進んでくれたらいいなぁと切に願います。

ただお店関係や経験豊富な人の意見が多かったので、経験の浅い参加者や他の参加者の意見も聞いてみたいです。



勝てば何しても良いという方向に進むことだけは絶対にやめて欲しい！

それはＺチャレに一番似合わない事だと思います。

また「走りたい！」と思えるＺチャレンジになって欲しいです！