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2025年05月15日 イイね!

リアタイヤ交換

リアタイヤ交換現在リアに装着しているのはブリジストンのPOTENZA RE-71RS。俗に言うハイグリップタイヤというやつです。
同社のラインナップの中ではラジアルタイヤとして最強に近い位置にいます。ただし、すべてが最強ではなくあくまでドライ面でのグリップのみ。雨の日の走行は普通以上にに注意しなければなりませんし、ライフの短さも他の一般的にラインナップされているタイヤの比ではありません。


NSXに乗ってとにかくびっくりしたのがZとは比べ物にならないくらい短いリアタイヤの寿命でした。最初に装着したRE-11やRE-11A(RE-71Rの前モデル)でサーキット走行をたまに行って5000kmから7000km。RE-71Rに至っては街乗りだけで3000km。北海道へ旅行に行って途中ですってんてん。びっくりしました。


途中で走りにそこそこ振りつつ排水性能もいいと謳われるS001に逃げてみたら13000kmとライフは長め。が、なんか負けた気がする引け目を感じていました。高級スポーツカーが標準で装着するタイヤ、ということで面目は保っていたものの走りのマインドはありませんでした。ブリジストンの中ではNSXのリアに付ける最低限レベルのタイヤというイメージでしょうか。


S001を2セット使い切り、2020年には現行のRE-71RSが発売。グリップは向上、耐摩耗性も5%向上ですってよ奥様!もうこれは、ちょっとライフも期待できるんじゃない?と思いました。


しかし、5%なんて誤差ですよ誤差!2セット履きましたが3000kmでスリップサインが出現。3万キロじゃないですよ、3千キロです。
3000kmから大人しくおよそ1600kmほど走ってこのくらい。溝がかろうじてあるくらい。車検にはもちろん通らないですし、道路交通法違反です。雨の日にはどうなるか、想像もしたくありません。


そんなわけで3セット目のRE-71RSを装着しました。上の写真と比べれば溝の力強さがはっきりと分かると思います。問題なのはハイグリップタイヤがお財布にやさしくないところです。


2本でおよそ9万5千円。定価は1本あたりおよそ8万円なので、かなり安くしていただいていますがそれでも、3千キロ程度でこの金額が毎回必要になるのはネガティブな感情になってしまいます。

なので今後は前向きに今まで装着したことのないタイヤを積極的に選んでみることにしました。元々ブリジストンのショップに出入りしていたせいかブリジストン一択という固定観念でした。が、よくよく考えてみると今はどこの銘柄でも選び放題。
というわけで、今後はYOKOHAMA ADVAN NEOVA AD09、MICHELIN PILOT SPORT Cup2など名だたるハイグリップタイヤを試し、色々と経験していこうと思います。こうなると、次のタイヤ交換が楽しみでなりません。
Posted at 2025/05/15 18:05:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | NSX | 日記
2025年05月07日 イイね!

千里浜なぎさドライブウェイで砂浜を走り富山で海鮮食う

千里浜なぎさドライブウェイで砂浜を走り富山で海鮮食う歳とともに暑さ寒さの耐性が低くなってきました。特に暑さがきつい。プライベートで真夏の日光に照らされてドライブというのは割と苦行になってきました。

また、昨今は気温的に春や秋といえる時期が非常に短くなっています。秋なんて無くなった気さえします。5月も調べると来週以降は5月もまだ半ばだというのにもう27℃や28℃が続きます。これはもう事実上夏ですよ奥さん。

こりゃあ、気持ちよく走るには今週が今季のラストチャンスやなあということで日帰りでここ最近行ってなかった石川県は千里浜なぎさドライブウェイを目指すことにしました。タイヤ交換もしてないのに。


なんて書いてますが夜中は2時くらいまで大阪でも土砂降りで、現地も同じ天気。前日の夜にもずっと天気予報とにらめっこ。夜は雨、ただし7時くらいから晴れ、という状況で天気だけが心配でなりませんでした。最悪は海鮮だけでも、という保険を掛けたのはこれまでの経験の大きな進歩です。
本当なら前の夜から走って朝一番にということも考えていたんですが、予報を見る限り朝一番は曇りだったり砂がベタベタでいいことが一つもないので10時過ぎには着けばいいやという計画で行くことにしたのです。



千里浜なぎさドライブウェイは世界でも有数のクルマが走ることができる砂浜です。イギリスBBC放送の自動車番組トップギアでは「GT-R対新幹線」でのスタート地点にも採用されていました(紹介は0でしたが)。
現代ではYoutubeに翻訳機能も備わっていますので日本語訳がなくてもそれなりに楽しむことができます。よろしければどうぞ。


さて、南大阪の自宅からはおよそ368kmの位置にあり、西は広島県の広島駅、東は静岡県の富士市へ行くのとほぼ同じ距離になります。遠からず近からずといったところです。


そんなわけで朝は4時に起き、洗車で使うマイクロファイバータオルとグラスターゾル(なんのために使うのかは後ほどわかります)を携え4時半すぎにいざ出発です。

が、この写真、ガソリンを入れて帰ってきたものです。ガソリンスタンドで写真を一枚、と思ったらスマホを自宅に忘れているのに気づきました。あぶないあぶない。再び自宅を出た時間は4時55分でした。なにやってんだか。
ちなみに天気が心配と書いていましたが道路の濡れっぷりをみてもそれが想像できると思います。


最初は近畿道を走り名神へ。走り続けることおよそ1時間半。朝食も取っていなかったので適度な位置にある滋賀県の大津サービスエリアでモーニングセット(580円)を美しく広大な琵琶湖を見ながらいただきました。
なお、マーガリンの塊がなかなか解けなくて難儀しました。コーヒーコップの底で温めるべきだった、という後悔が未だに残っています。(経験不足)


後悔といえば、まあ大丈夫だろうと思っていたモーニングセットのコーヒー。想像以上の尿意に苦しめられました。おかげで趣味はサービスエリア巡りと言わんばかりのように1時間に1回はトイレの状況が続きます。
ちなみに、9時過ぎには石川県に入り尼御前サービスエリアで「鱒(ます)の寿し」と「焼き鯖ずし」を夕食(or明日の昼食)として購入しました。鱒の寿しは富山ということは知っていましたが、焼き鯖ずしが福井県とは知らず、ちょっとは石川のものを買うべきだったと後悔しました(後悔ばかり)


ほぼ6時間ジャストで千里浜なぎさドライブウェイに到着です。結構時間かかってますが100km制限の道も80km~90kmくらいでずっとトロトロ走ってたので制限速度かそれ以上で走る方はもっと到着時刻は早いと思います(Google上では4時間49分)。当日は未明まで現地は雨でしたので早く到着するメリットもなかったんですよね。ちょっと天気は不安だったんですが、見事に快晴です。


誰もモニュメントにいなかったので記念撮影です。ラッキーです。休日には撮影待ちができるとか(噂なので真偽はしりません)誰か並ばれたらすぐにどける心づもりでしたが割と興味持っている人は少ないのかみなさんスルーしていかれました。


ちなみに千里浜なぎさドライブウェイに入ることのできる道は数カ所あります。どこから入ればいいのか。そもそもどこに出入りできる道があるんだ、とか調べてもわかりにくいです。さて、千里浜マイスター(ウソ)の私がオススメするのは最も南側の今浜口です。今浜インターチェンジの出口を出て左・左・右・B・Aです(B・Aはウソ)。
まず、モニュメントが心のファンファーレを掻き鳴らしテンションを盛り上げてくれます。そしてここは車高が低いクルマでもフロントバンパーを擦りにくいです(地味に重要)。北側の終点である千里浜なぎさドライブウェイ千里浜北口までおよそ6kmをフルに味わうことができます。


ここの醍醐味は言うまでもなく海辺を走ることができるという世界でも数少ない特殊な環境ですが、愛車を波に寄せることができるというダイナミックな演出が車好きにはたまらないと思います(干潮や満潮もありますので長時間の駐車にはご注意ください)。


千里浜なぎさドライブウェイは開放感がすばらしいです。目の前の海は遮るものはなにもなく、陸側にも建物などはほとんどありません。

この場所は南側です。道幅はやや狭いと思う人もいるかもしれませんが、北側へ行くと倍くらいの道幅になります。ただ、クルマも多くなってくるのとそれに加えて道の質が悪く凸凹を感じるので気分に浸りたいなら個人的に南側をオススメします。


千里浜なぎさドライブウェイの良い点としてやっぱりカッコいいクルマを心ゆくまで愛でることができる環境がここにはあります。自宅の前にクルマを置いてじっと眺めていたら変人扱いです。一般的な人にはクルマを眺める続けることができる環境って意外に少なくて、せいぜいコンビニでコーヒー買って眺めるくらいが関の山じゃないでしょうか。何時間クルマの前や横に座っていてもそれは他人から見れば変人ではなく素敵な風景の一部になるのです。
パークキャンプを楽しむようにクルマの傍らでコーヒーを沸かして飲んでいる人とか見ていて素敵だなあって思えます。そういう世界です。




ゲーマーなら誰もが憧れるであろうアウトランのLAST WAVEと自称テスタロッサとの組み合わせ。現地で編集して1本アップしましたが、Xではわかってくれる人が多くて嬉しかったです。
チェアリングしてゆるやかな海風を感じながらSNSしてたり、ちょっとウトウトしたり。運転しているだけでは感じられないクルマとの距離。それが、傍らに座っているだけで身近に感じられます。
日差しはキツめで暑さを感じたけどちょっと涼しいくらい(気温16℃)で非常に気持ちよかったです。


タイヤの向きを買えてみたり、前からも後ろからも色んな角度から撮影したり。そして疲れたら椅子に座って眺めて悦に入る。そんな姿を見られてもきっと誰ももう私を変人と呼びません(もう?)。


ここにその成果を全部貼り付けてやろうかと思いましたが、1時間くらい撮影したりしていたので写真フォルダーが火を吹くことになりそうだったのでやめました。一人眺めてグフフっていってます(再び変人へ)


アウトランのLAST WAVEといえば夕日というイメージもありその後意見も多くいただきました。わかります。しかし、遠方から天候を狙うのはすごく難しいことです。夕日と愛車の千里浜なぎさドライブウェイは成功したのは1回だけです。これは追々チャレンジしていきたいですね。体力的にもう泊まりがけ以外でできそうにありませんが。


冷静に考えればわかるのですが、行こうと予定していても現地が晴れているかどうかはわからないんですよね。今晴れていても到着の5時間後のことなんてわからない。行ったら雲一つしかなかった、なんて経験もあります。


おまけに夏だったので過剰な量の標識が立っていたり、ワイヤーが張られていたりで自由に走り回ることもできません。写真を撮るにしても邪魔でしかありません。夏は海に来る人もべらぼうに多くなり道の整備が追いつかず凸凹も増えます。夏をオススメしない理由はこれらのこういった経験からです(海遊びがしたいことがメインなら変わってきますが)。


ちなみに砂浜が侵食されて狭くなっていることはニュースなどでそれなりに知られていますが、道自体もこうやって整備されていることはあまり知られていないかもしれません。毎日行っているのか、それとも数日おきなのか頻度はわかりませんが。


ある時なんかは波が高くて通行止めなんてときもありました。パーキングから海を眺めてむなしかったあの日を思い出します。
曇りくらいの天候ならまだいいのですが雨だったらチェアリングで楽しむなんてことはできません。自販機もない真夏の太陽の下で干からびそうになりながら、日本海の寒風にさらされガタガタ震えながらのチェアリングも現実的でありません。風が強いと椅子が飛んでいくんですよね(経験談)。


割と多くの意見を寄せられて驚いたのが「潮風で錆びが」とか「砂が」というもの。真冬には割と多くの地域で凍結防止剤が巻かれています。あれが何か調べてみるといいでしょう。
また海岸線を走れば潮風は普通に受けます。一生潮風にさらすわけでもないので一般車では心配する必要はないでしょう。それがいやなら海岸沿いのドライブはもちろんのこと伊勢湾岸自動車道も明石海峡大橋もクルマで走らないことですとしかアドバイスできません。


砂の汚れ。ボディーに砂が付着しているイメージはないのですがタイヤには結構付着します。下回りはどうなんでしょうね。走行直後に覗いたことがないのでわかりません。少なくとも雨の日に普通の道を走るほうがボディーの砂汚れはひどいです。
あと、靴についた砂がカーペットに結構つきます。砂浜用の靴を持っていくのもありかもしれません。私はちょこちょこクルマを移動させたりするのと、後でパンパンすればいいや、くらいの心持ちなので用意していません。


そんな神経質な方々(失礼)のために、千里浜ICすぐ近くにある道の駅「のと千里浜」にタイヤシャワーが設置されています。「のと千里浜」は2017年と近年にできた道の駅です。無料で使用できる申し分ないシャワーです。井戸水を使用しているので気になる人は使わないほうがいいでしょう。
平日で見ていた限り利用頻度はそこまで多くないようです。恐らく多くの人は知らないんだと思います。

さて、開始前のボディー状況ですがこんな感じです。砂の汚れは見当たりません。前出のトップギアでジェレミーが行ったようなホイールスピンさせるような豪快な走りをしなければそうそう大丈夫ということでしょう。タイヤの砂も取れちゃいましたね。


以前使用して大失敗したのが窓をちょっと開けていてもう車内はえらいことになったことです。タイヤシャワーと言いながらボディーの下回りから、側面まで放出されます。NSXは車高が低いので天井までびっしょりです。


家を出るときにマイクロファイバータオルとグラスターゾルを持ってきたのはこのためでした。前回に使ったときはボディー全面に水で洗われると思っていなかったので車内にあった1枚のタオルで必死に拭き上げた苦い思い出があるのです。
今回はタオルもたっぷり持ってきていたのでしっかりと拭き上げました。
苦い失敗や経験は自分を成長させてくれるのも実感できます。これが旅の良いところです。(いいこと書いたつもり)


次はお昼ごはんです。以前から気になっていた富山県の「氷見港魚市場食堂」を訪れることにしました。なんでもこのゴールデンウイークには待ちが163組(4時間待ち)にも達したとか。この食堂は寒ブリで有名な食堂ですが、とにかく一度は訪れておきたいという悲願を叶えるべく計画していました。


石川から富山というと時間がかかりそうな気もしますが、実際には40分程度でした。ウチからなんば駅へ出るよりも早いです。
朝一や昼食といった混雑時を避けた時間に到着したので待ちは私のみ。1組出てきたらすぐに店内に入ることができました。


ちなみに、ここは駐車場所ではなく撮影のために停車させただけです。駐車場所は指定されていますのでご注意ください。
食堂出入り口ののれんをくぐると店内ではなくいきなり2階へ上る階段です。1階は漁港の市場になっていて上から眺めることもできます。


メニューはこんな感じです。氷見ということでブリを期待してくる人が多いのか「ブリは入りません」と注意書きが書かれています。
食堂という割にはハイテク化されていて、注文はタブレットだし、持ってくるのはガストでお馴染みのネコ型配膳ロボット「ベラボット」でした。


海鮮漬丼定食にしようかと迷ったんですが、初めてなので王道の氷見浜丼定食を選択。ネタはその日に水揚げされたものになり、レジ横のホワイトボードに手書きで記されています。
海鮮丼なんだから美味しくないわけもなく。印象に残ったのは醤油の味。これがすごくいいアクセントでした。実はただのキッコーマンだったのかもしれませんが、きちんと見ておけばよかったです。


土鍋で漁師汁が付いてくるのも贅沢。魚のあらの出汁はもちろんのこと、あらにも食べられる身がぎっしり。たまりません。
この季節ですが身体がポッカポカで汗だくです。


帰りものんびり帰ろうと思い、同じ道を帰るのではなく滋賀県の大津あたりまで下道で帰ることに。町の風景や山間を走るのも悪くない、と考えたんですが石川県の小松市でギブアップしました。白山市とか信号2つごとに引っかかるのが続いてもうかなりグロッキーになりましたよ。


大丈夫な気もしましたが高速に乗る前にガソリンを入れておきました。サービスエリアでガソリンを入れるのは超もったいないですからね。
ちなみにこのときで燃費は13.7km/Lでした。よく燃費が悪いんでしょ、みたいなこと言われたりしますがホンダはそんなことありません。NSXに限ってはむしろタイヤのほうが大変です。なんせガソリン70Lを5、6回入れたらタイヤのライフは0、はい10まんえんみたいな世界です。(RE-71RSは4回でした)


加賀インターチェンジから北陸道に乗り走行車線を80~90kmくらいでチンタラ走っていたわけですが1時間もすると猛烈な睡魔。朝4時起きなのにほとんど眠らなかったツケがきました。
なんとか意識を保とうとするのですが右にクルマが寄っていきます。せめてサービスエリアまで、と思ったんですがそんな状況ではなく、福井県の北鯖江パーキングエリアにクルマを停めて爆睡。この睡眠が気持ちのいいこと。フルバケですが関係なく熟睡できました。


1時間ほど寝たのですがすっきり、とはいかずまだ眠気は残っています。18時半に出発し、その後は妙な睡魔に襲われることもなく淡々と運転し続け、東大阪パーキングエリアでトイレに行ったくらいでほぼ休みなく帰宅しました。
仮眠を挟んだとはいえ氷見からおよそ8時間。14時に出て22時着ですからまあまあかかりましたね。
Posted at 2025/05/08 17:45:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | NSX | 日記
2025年04月16日 イイね!

そうだ、熊本から帰ろう(3日目)

そうだ、熊本から帰ろう(3日目)今日は自走で帰宅するということで1日を使った予定を組んでいます。
とはいってもいきなり帰るのもなんなので組んでいた予定は久々の「熊本城」。
2回目の熊本で訪れて城の中にも入っているはずなんですが、城を外から見た記憶しかない。偶然にも熊本城が被災した熊本地震から9年目の日なんだそうです。

熊本城は9時オープン。二の丸駐車場は8時から、ということで8時半につけば十分ということで汚れたボディーをグラスターゾルで拭き上げた後、ゆっくり出発。


途中でガソリンスタンドがあったので帰りの長距離に備えて給油。レシート見て174円て安いやん!と思ったけど、計算が合わない。よく見ると税別やん。計算し直すと191円。噂には聞いていたけどせこいぞ九州。
394km走って燃費は10.26km/L。NSXとしては良くもなく悪くもない結果です。


熊本城の二の丸駐車場には8時40分過ぎに到着。トナラーされないように一番離れた場所に駐車しました。


ちなみに、地震以降車両通行止めが2箇所できました。カーナビによってはこっちからの進入を指示されたりするので注意が必要です。


平日の朝一だったらまだ空いてるかな、と思ったんですが結構な混み具合。インバウンド客も多かったですが、阿蘇と異なり中国韓国系ばかりです。朝から暑くてチケット買うのに並んでいるのを待っているだけで汗が出ました。


もう完全に修復できているかと思っていたんですが未だに至るところで修復が行われていました。石垣などは修復した部分だけ色が明らかに違います。
地震後には耐震ダンパーが組み込まれたり、バリアフリー化、エレベータの設置などが行われたようです。


内部の記憶が全く無かったんですが、中は資料的な展示物や解説で、当時の城再現ではなく悪くいえばハリボテでした。資料は海外向けの解説もないので海外の方も見どころがないのか大声で話しながら足もほとんど止めず早々に歩いていくインバウンド客ばかりで少々アレでした。


天守閣の一番上はお約束の展望台になっています。二の丸駐車場を見ると…トナラーされてるし!前も出過ぎでどんなけ駐車下手なんだよ!この上なしに狙撃して爆破したいものです。


さて、あとは帰るだけです。駐車場へ戻ったときには10時半。なんとなく調べてみましたが自宅までの距離はおよそ750km。ノンストップで9時間ほど。トータルの料金は15670円と想像以上に安いです。


意気揚々と最寄りのインターチェンジへ向かいますが、想像以上に遠かったです。およそ30分も走り、インターチェンジに辿り着いたのは11時03分でした。ここからは一旦北上し久留米を経由して福岡、北九州を経て本州へ。過激な走りをせず、まったりと走行車線を走り続けます。なんせ明日も休みです。急ぐ必要はありません。これが大人の旅というやつです。


そろそろ小腹も減ってきたしということで最初の休憩に選んだのは山口県美祢市の美東サービスエリア。到着時刻は14時10分。熊本城を出てからおよそ3時間半。時間にて3分の1は消化しているのですが、距離は進んでいる気がしません。


山口県ということで超有名なグルメを食べることにします。そうです、「瓦そば」です。美祢ではなく下関の郷土料理ですが。テレビなどで見たことは何度もあるんですが山口県に来ても食べたことは無かったんですよね。熱い蕎麦を天つゆに付けて食うわけです。おねだんは1300えん。イベント飯と考えればお安いのではないでしょうか。


一応クルマと記念撮影です。ここでなにかに気づきませんか?
そうです左奥に見える軽四の運転席です。


オカメインコがハンドルをにぎっておりました。
さすがに覗き込むわけにもいかず。中にドライバーがいたのかいなかったかは謎です。


そのあとも走行車線でまったり走るトラックの後ろをカルガモ走行。100km制限の道ですがほとんどを80km~90kmくらいで走っていました。安全運転というより漫然運転。2度目の休憩は岡山県…といいたいところですがまだ広島県。小谷サービスエリア(広島県東広島市)です。時間は17時すぎ。もともと19時30分くらいに到着する予定が21時過ぎになっています。休憩時間以上に遅れています。


今日の気温はそこまで高くないもののクルマは直射日光で脱水症状。アイスコーナーで見つけた名物「大山 おいしい牛乳モナカ」をチョイス。おねだんなんと345円。モナ王3本分です。問題があるとすれば、ここは広島県であり大山となんの関係もない場所であるということです。


食い終わったモナカのゴミをゴミ箱へ捨てクルマへ戻ろうとしたときに新型スープラがやってきたので記念撮影。こういうトナラーは大歓迎です。
しかし、当初の到着は19時だったわけで、あと2時間も走れば到着のハズですが…何度も書きますがまだ広島県なんですよね。ダラダラ走りすぎてるんでしょうね。


前を走る西濃運輸のトラックが75kmくらいでビシーッと走るのでこっちもバシーっとカルガモ走行。3回目の休憩を迎えたときには日がとっぷり暮れていました。
時間は19時50分。2時間走って姫路よりちょっと西にある龍野西サービスエリア(兵庫県たつの市)に到着。


これが最後の休憩になるので流石に飯を食おうと思いましたが、腹が減ってないんですよね。ぼさーっと座ってるだけなんで腹も減りにくいか。館内にはご当地グルメもなくカレーで妥協です。本当はセットのコーヒーを頼みたいところでしたが、コーヒーを飲むとすぐトイレに行きたくなるので涙を飲みました。


さて、ここからはラストラン。兵庫県を駆け抜ければ大阪です。


これだけまったりとした走行を続けてこられたのは「水曜どうでしょう」を流していたからでしょう。原付西日本、サイコロ1などが流れ、ここでどうでしょうラストランの原付ベトナム横断が流れたシンクロ具合にシビレました。


宝塚などを経由して近畿道へ。自宅到着は22時40分。休憩時間はトータルでも1時間くらいしかとってないのになんやかんやで12時間かかってしまいました。


貧乏ランプも点灯していない状態ですので14km/Lくらいは行ってるんじゃないでしょうか。知らんけど。
Posted at 2025/04/18 20:30:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | NSX | 日記
2025年04月15日 イイね!

そうだ、熊本に行こう2日目(上陸)

そうだ、熊本に行こう2日目(上陸)阪九フェリーは九州の門司港へ入港します。門司港がどこにあるかというと本州と九州をつなぐ関門橋のあたりです。(ざっくり)

やまなみハイウェイが別府から始まるということで別府に到着するフェリーはないのか?という話ですが、あります。
商船三井さんふらわあです。ただ、ちょっとお高いんですよね。(阪九フェリーが今回23800円ですが商船三井さんふらわあは37850円)別府までまったりはしれば3時間位。14000円あればおいしいものいっぱい食べられるよ。その差額でいいもん食いまくろうぜ。そういう旅です。

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さて、フェリーの朝は早い。朝は6時にアナウンス。船内では焼き立てパンの販売が行われます。なんだか焼き立て感はなかったけど気にしない気にしない。

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船から出たら雨。そして雹、雷。
昨日の14日は雹と雷で九州は大荒れみたいなのをテレビのニュースでやってましたが、今日もか。なんてことだ。晴れるって書いてたから傘持ってきてないよ。雹がビシバシ降ってきた時はボディーが凹まないか気が気でなかったです。
写真は門司港からおよそ50kmの道の駅豊前おこしかけで初めての休憩。午前9時前だけどライト点灯して走ってました。クルマも多くて走っててあまり楽しくない道が続きます。

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別府が近づいてきた宇佐市(USA)でやっと雨の止む気配が出てきました。時間はもう10時。門司港を出て3時間。まだ別府に着きません。門司から別府までの下道は面白くもなく、有料道路を使って来るくらいなら商船三井さんふらわあを使うほうがいいなあと思いました。(これも経験)

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別府を経由してやまなみハイウェイを使ってまずは由布院方面へ向かいます。休憩ポイントが狭霧台(さぎりだい)。ここの道が大分県のやまなみハイウェイで屈指のすばらしい道でした。絶景道あるあるなんですが、クルマを停めるようなポイントがないのでゆっくり眺めるということができないのが非常に難点。

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Googleマップでもあの迫力はまったく伝わらない。森の中を抜けると由布岳が眼前にバーーンって広がって圧倒され、その後の道のコーナーの美しさと眼下に広がる風景がそれはもう美しい。雄大な自然とはまさにこういうのをいうのだと。

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道の駅ゆふいんを超え、やまなみハイウェイを暫く走るとそこそこ見かける場所に。飯田高原だ。ここで写真を撮るのが第1ポイントになるだろう。このときはあんまり考えていなかったんだけど、「高原」ということは標高はそれなりに高いんだろう。(調べたら標高800mから1,200mとのこと)

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「飯田高原道標」からほんのちょっと走るだけで「長者原(ちょうじゃばる)道標」に到着する。時間にしておよそ4分ほどだ。

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やまなみハイウェイの代名詞といもいえるのが「長者原道標」だ。検索すればこの場所でバイクやクルマとセットで撮影された写真が腐る程出てくる。
そろそろ辿り着くぞ!壮大な自然と、セットで愛車を撮影しまくるぞ!

この短距離でなんか雪がめっちゃ降ってきたけど。

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どーん!

見渡す限り眼前に広がる山々と平原、その中を続く道路といった素晴らしいパノラマがご覧いただけるだろうか。猛吹雪で私は目を開けるのが精一杯。肉眼で見ることができなかったのだけが心残り。とにかくスマホでシャッターを切りまくって写真で楽しむことにした。

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南が駄目なら北向きだ。(ダメポ)

4月半ばなのにこんなに雪が降るものなの?聞いてないよ。

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ガンガン雪が降ってるので外で撮影するのがつらい。

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停めているとクルマのボディーにも雪が積もってくる。ちなみにこのあと後ろに記念撮影組がやってきたんでどこうとしたんですが、フロントガラスが完全に曇って、ちょっとしかどけれませんでした。

そこからほんの数分走ると道路の電光掲示板に「積雪 タイヤの滑り止め必要」と表示。そう書かれていても実は道路そのものに積雪なんてないことが多いので、まあ大丈夫だろう…こういうのってちょっとした脅しさ。と思っていた時期が私にもありました。

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この写真はUターンしてきたあとのものですが、ちょっと進んだところで道に轍ができるほどの積雪。こりゃあやべえ!となんとか無理矢理にでもUターンできるところで必死に切り返しを繰り返して戻ってきました。溝の少ないハイグリップタイヤで雪道は死にに行くようなもんです。リアが真横に降るんですよね。
ちなみに写真の後ろに見えているフィットUターン組。戦友です。

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後でわかったんですが、Xで同じ日に同じ目にあっている方がいました。同じところで写真撮ってるし(笑

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4.6kmほど先にある牧の戸峠レストハウスの当日のXのポスト。こんなことになっていたので無理と思って諦めました。命からがらという言葉があるけど、このときはまさにそんな感じ。冷静さを欠いてそのまま道の駅ゆふいんまで戻りました。

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大分県脱出失敗です。
熊本のホテルを予約している以上なんとか熊本へ行く方法を模索します。高速を使って久留米経由で行くか、それともやまなみハイウェイのさらに西を通る道で迂回していくか。熟考を重ね、後者を選択。

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優勝しました。こっちは雪の気配とかそういうの一切なかったです。

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一応、ウソップ像。

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やまなみハイウェイを戻って迂回してきたので時間は遅くなったものの14時半前には目標にしていたあか牛丼専門店ごとう屋。阿蘇駅からはすぐです。

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定番の「あか牛丼セット」を注文。朝6時から飲み食いせず、命からがら生き延びたあとの飯が不味いわけがない。きゅうりの上に乗っかるあか牛肉みそをちょっと混ぜるとこれまた絶妙でウマい(ぶっとぶぜ)。熊本名物の1つをこれで消化。この後は阿蘇山の草千里を目指してみます。(道中が最高に絶景)

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最初に開けた場所に出てくる場所がここです。牛馬注意看板。
初めて阿蘇を訪れたときにもここで撮影した記憶があり、思わずクルマを停めました。覚えているものですね。

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こういうところって阿蘇駅とかからはめっちゃ遠くに思われたりするかもしれませんがクルマで5分程度。草千里までもそこまで距離はなく、阿蘇からカジュアルに訪れることができます。この距離での代わり映えと標高の落差が凄いんです。

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2010年3月12日の写真。日帰りで阿蘇時代。当時はナビも未装着でFMトランスミッターでオーディオを鳴らしていた。この頃はパワフルで、翌週には長野県のビーナスライン、更にその翌週には東京の奥多摩、その翌週は石川の千里浜から金沢の兼六園へと毎週のように日帰りでドライブ旅行していた。


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写真を撮っていたら熊本ナンバーの大阪出身のバイクの方と邂逅。地震や水害に被災したとおっしゃっていたので割とこっちの暦は長いんだと思います。そこでいろいろ話し情報を聞きました。ちなみに、阿蘇駅からたった5分程度の距離ですが、かなり寒かったです。そうです、ダウンジャケットとかコートは持ってきていません。だって大阪を出る時暖かかったんだもの。その方には頂上は零下じゃないの?と言われました。零下…。

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阿蘇駅から草千里まではなにげに割とすぐの距離なんですが、その間の道が絶景なのです。難点はこういう絶景ロードにはクルマを停めるスポットが少ないこと。眼科に見える風景と天に向かうような道の勾配が神秘的です。

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同じ場所から別角度。どこの角度から切り取っても絶景です。

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ここがゴールの1つ草千里。お店とかがある広い駐車場ですが500円かかります。以前に来たときと異なり海外の人が非常に多かったです。もちろん、みんな防寒対策はバッチリでした。海外の人に情報戦で負けてるってどうよ。もちろん、寒さで震えてました。一応服を販売しているショップもあったんですが防寒具は売ってなかったです(死)

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以前は入るときに料金所で現金支払いだったのですが、いつの間にかよくある商業施設のようなナンバーを入力してクルマを検索しお金を支払うシステムに変わっていました。

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その後オススメされたので火口まで。ここの道路は有料で1000円。以前来た時はロープウェーがあったんですが、なくなっていました。頂上も海外の人だらけで日本人を探すほうがしんどいくらいです。もちろん普通の長袖では極寒でした。

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その後は米塚の横を通って熊本駅へ向かいます。米塚のいいビュースポットはあったんですがインバウンドのレンタカーがモリモリ停まってて停車できませんでした。無理やり離れたところから撮影しましたが、左の方にちょこっと見えてるだけであの迫力はまったく伝わりません。

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その後、熊本の渋滞に次ぐ渋滞に揉まれてホテルに到着したのは17時半過ぎ。ホテルの駐車場も余裕があってばっちりです。

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部屋も広くてグッドです。ユニットバスではなく、バスとトイレが別になっているところもこういうホテルでは珍しいんじゃないでしょうか。(知らんけど)

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午前9時までハイドラが起動しなかった(サーバーメンテナンス?)ので距離も時間も短いですが、このような結果になりました。

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西熊本駅はホテルの真横という好立地。ここから熊本駅が最寄りの熊本ラーメンを食べに行きます。PITAPAカードが使えるかドキドキしましたけどいけました。ローカルなくせに、高架化されているし駅は新しいし金持ってやがるなあ。JR九州め。

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新型車輌が反対走ってきたんですが、やってきたのは国鉄車両で年期の入ったモデルでした。塗装状態とかなかなかのものです。金ないんかい!

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熊本駅に着きここから東へ10分くらい歩きます。知らない街の遠くの街は知らない空気感でちょっとテンション上がります。このあたりは上着が無くてもまあ大丈夫な気温。

計画通り。

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今回熊本ラーメンで狙ってきたのは、ここ「黒亭」です。熊本ラーメンといえば「桂花」が思い浮かんだんですが、東京でも食べられるラーメンと知って外しここになりました。

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今回オーダーしたのは玉子入りラーメン。と、豆乳いちごぷりん。店員さんからオススメされたのでオーダー。

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ラーメンといえば脂ギトギトというイメージですが、なんともあっさりしたスープ。そこに焦がしにんにくの苦みがインストール。麺も細麺で一気に啜れる。熊本ラーメンを堪能。その後に残る後味を、豆乳いちごぷりんが見事に中和。なんでこんなものがラーメン屋に?と思ったがこれが素晴らしい組み合わせ。
しかし、まあ。今日は雪山の寒さで凍え、ラーメンで汗を吹き出し、私の自律神経はどうにかなっちゃうんじゃないかと思いました。

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帰りも列車。熊本発だけど、会社帰りの大人や学生で御堂筋線を思わせる超満員。熊本みたいなローカル列車で満員なんてあるんだ。(失礼千万)

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この後は熊本西駅から少し離れたところにある駿河屋へ寄って、ホテル前のマックスバリューへ。ホテルのときはついつい風呂上がりのアイスとか買ってしまいます。酒は熊本みかんを使った御当地サワー。風呂の後は食って飲んで酔っ払って寝ました。

旅行をすると食生活が欲にまみれてしまうのであまり長期の旅行をするときっと身体を壊すなあと常々思っているのですがやめられません。旅行というものは心のリフレッシュに良くても健康には良くないですね(ド偏見)。みなさんも旅行はしすぎないように気をつけましょう。
Posted at 2025/04/17 20:43:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | NSX | 日記
2025年04月14日 イイね!

そうだ、熊本に行こう1日目

そうだ、熊本に行こう1日目お久しぶりです。
およそ2年ちょっと間を空けてしまいました。その間に旅行といった旅行もドライブもほとんどしていませんでした。

事は3月の仕事があまりにも忙しくなったので途中で、「ああ旅に出たい!」としば漬け食べたいレベルで久々に思いましたね。ああ、思いましたとも。
そんなわけで、かなり重くなった腰を上げた次第です。久々に九州阿蘇の道を走り、あの風景を再び見たいと計画を立てるのです。

4月14日(月)~17日(木)、合計4日のスケジュールを押さえました。1日目の夕方に船で移動(船泊)、2日目上陸と熊本宿泊、3日目帰る、4日目予備日と計画です。ふと気づけば泊まりの一人旅は10年ぶりくらい。そりゃ歳もとります。40代の若いころはな、日帰りで阿蘇とか東京とかドライブしてたんだぜ(みんカラにはその歴史が詰まっている)。


計画の最初に行ったこととしてフェリーを押さえる必要があります。雑魚寝とかそんなの嫌です。引きこもりたいです。そういう派です。
なので割と近くの泉大津から出ている阪九フェリーを予約しようとしたのですが、個室はすべて埋まっていました。GWならまだしも平日なのに半月前でも空き無して何があったんだ?


仕方がなく名門大洋フェリーで予約したのですが、よく調べてみるとエアロを含む車高9cm以下のクルマは拒否されるとか。Xで調べると結構出てきますね。


最近特に厳しいというのを目にします。ウチのクルマは11cmくらいはあるようですが不安です。どちらにせよ見るからにこういう車種は歓迎はされにくそうで、気分良く乗船できなさそうです。(ちなみに車高は下げていません)


最悪は拒否されたらそのまま高速乗って自走で行くか、と覚悟を決めていたのですが、阪九フェリーが六甲アイランド(神戸)から出ているのに気づきました。調べてみると個室の空きがあります!慌てて名門大洋フェリーをキャンセル(200えん)して、阪九フェリーのデラックスシングルを予約しました。デラックスだぜ、DXだぜ、へへへ。


あとはホテル。熊本駅周りにホテルは割とあるんですが、自前の大きい駐車場を持っているところがほぼ見当たらない。東横インは立体駐車場ですが入れにくそう(以前熊本駅のとこはZで入れましたが)
ホテル選びで最優先するのが駐車場なんですよね。施設共用駐車場とか案内されたコインパーキングなんかにNSXとか置きたくないじゃん。目立つクルマはこういうときちょっと苦労します。

そして見つけたのが西熊本駅すぐ横の「ホテルニューガイア西熊本駅前」。駐車場もあって完璧です。ポリボックスも隣りにあるし、熊本駅まで1駅。しかも前はイオンタウンだぜ。夜アイスたらふく食えるぜ。最高です。


あと決めることはルート。やまなみハイウェイを使って阿蘇まで行って、あか牛食ってラーメン食って熊本城見て、自走で大阪まで帰ろう。そのくらいの計画です。「やまなみハイウェイ」は絶景として有名な道なのに今まで走ったことがありませんでした。絶景パノラマ道マニア(自称)の私としてはぜひ走っておきたいところで願ったりかなったりの道です。


さて当日ですが、こっちも現地もやや天候に不安はあるものの半年以上洗車していなかったクルマをなんとかしました。みろよ、ピカピカだぜ。ピカピカ。
そして15時半に出発。
旅の休み1日がここからなんて過去に比べれば(仕事から帰ったらそのまま出発)非常に優雅です。これが大人、年を重ねるということです。旅は金と時間をおしんじゃいけません。(いやらしい大人になりました)


阪神高速湾岸線を使えば終着点が六甲アイランド。17時半に乗船開始ということですが16時過ぎにあっさりと到着。カウンターで車検証を出したら、何も言ってないのに別枠を案内されました。目の前に見えているのが一般車の通路で、あのくらいの勾配ならいけそうなんだけどなあ。


そして待っている間に雨。割とまとまった雨でせっかく洗車したのにとぼやいていました。とにかく待っている時間が長く感じました。


フェリーの後部からトラックと共に乗船。車高短組は私を含めて2台でした。
せっかくホイールまで丹念に洗い上げ、グラスターゾルで仕上げたボディーはずぶ濡れです。時間は18時過ぎ。到着したのは5番目くらいの速さだったのになあ。
この時間差は後の食事争奪戦に大きな影響を与えるのです。


とりあえず、まずは船内に入り部屋を目指します。さすが令和の新造船、部屋の解錠はQRコードです(私が今まで乗ってきたフェリーでは鍵でした)。ちなみにこの紙は乗船証にもなっていて船にクルマを乗り入れるときにも読み込みが必要でした。
入室のたびに紙をいちいち取り出すのが面倒で、スマホで写真を撮ってそれをかざしてみましが駄目でした。スマホ乗船証だといけるみたいなので、写真が綺麗じゃないとだめなんでしょうね(それとも読み取りが甘いかどっちか)。


室内もきれいです。アメニティも充実しています。確か歯ブラシは無いと読んだ気がしたのですがきちんと準備されていました。なお、「デラックス」という名前ですがトイレは部屋にありませんでした(新日本海フェリーでは部屋に風呂まであった)。マットレスもいい感じの硬さで最高だぜ。


部屋で空調の調節ができるのもポイント高い。以前に乗ったさんふらわあでは調整ができませんでした(暑かったら服を脱げ、寒かったら毛布に包まれというスタイルでした。)。それが選んだ部屋のせいなのか、すべての部屋がそうなのかはわかんないけど。


荷物を置いたらそこからが俺達の戦争です。阪九フェリーはよくあるビュッフェ形式ではなく「毎度おおきに食堂」形式。自分のペースではなくベルトコンベア式に列を進ませながら欲しい食い物を取っていかせて思わず取り過ぎを誘ううまいやりかたです。その中でもラストに控えるオーダーグルメを口にするにはポールポジションを取るくらいの勢いでなければなりません。


オープンは18時30分からでしたが、すでに長蛇の列。待っている時間も長く、オープンしてもなかなか進まない列にオーダグルメの無事を祈ります。ベルトコンベアシステムので最終地点で売り切れと知っても道を戻ることができません。まさにデンジャー・ゾーン。心臓は爆発しそうです(それは多分病気)。


やりました。勝者の証です。ステーキ鉄板(200g2000えん)
妙に真後ろから詰めてきて体当たりしてくるちょっとムカつく謎のおっさんも同じメニューを頼んでいました。しかし「今ので最後です」とか言われて心の中でガッツポーズ!!色々な意味でひさびさのステーキうまかったです。これも旅の醍醐味です。あばよ、おっさん。

ちなみにメニュー写真にあったコーンが丸ごと消えているのとポテトの数が明らかに減っていたのは、「原材料高騰のため」という注意書きの一環なのだろう。(もしくはボーイが持ってくる途中で食ったか)


色々と満足感の高い阪九フェリー「せっつ」ですが、唯一0点の部分を挙げるとすればネット環境です。Wi-Fiにはアンテナビンビンで繋がるんだけど、そっから先がクソ。Xとかほぼ見れません。うまく行って画像を1枚アップするのに5分とか、ダイヤルアップ時代を思わせるスピードです。それでもまだ繋がればマシなほうで、ほぼ繋がりませんでした。陸に近いときに立つアンテナ狙いしかありません。が、それもかなり無理ゲーでした。


明日のルートはほとんど調べてきていないので夜のうちにネットで調べよう、なんて思っていましたがそんなどころではありません。クルマには全国地図を常日頃から積み込んでいますが、こんなことになるとは思ってもいませんでした。わかっているのはやまなみハイウェイが県道11号線ということと別府から始まっているということだけ。
どうしようもないので、ふてくされて、たまたまBSでやっていたバス旅を見ました。もう今ではかつての姿を見れない蛭子さんがお元気そうに喋っていて懐かしかったです(太川さんも若い)。

明日は7時に入港ということでさっさと寝ました。が、いまいち眠れませんでした。
Posted at 2025/04/17 14:13:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | NSX | 日記

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